インド人“システム屋” 「日本人はシステム開発に向かない民族だと思う」 日本人“システム屋” 「なぜそう思うの?」 インド人 「要件定義ができない。要件は定義するものではなく、“発見するもの”だと思っている」 日本人 「どういう意味?」 インド人 「要件定義を済ませて設計段階に入っても、次々に新しい要件が出てくる」 日本人 「そういうことは、ちょっとあるかもしれない・・・」 インド人 「後から重要な要件を言い出した人が、英雄視される傾向すらある」 日本人 「そんなことはないよ」 インド人 「いや、それまでの検討メンバーが気づかなかった点を発見したということで、ヒーローになることがある」 日本人 「うーん、そういうことも、たまにはあるかもしれない・・・」 インド人 「そもそも、日本人は定義という言葉の意味を知っているのか。nは整数だと定義するという前提で問題を解こうとしているのに、途中で『n
Rubyエンジニアのみなさんは、日々楽しくRubyプログラムの開発をされているこ とと思います。しかしながら、組み込み機器開発の世界では今でもC言語やアセ ンブラ言語などを用いた昔ながらの開発が主流であり、Rubyエンジニアで広く使 われているテスト駆動開発など最新の開発手法が普及しているとは言いにくい状 況です。このような中、2012年4月に軽量Ruby(mruby)がgithub上で公開されまし た。IIJでは、Rubyユーザでも楽しく快適に組み込みアプリを開発できる環境を 提供するために、独自開発のルータ「SEIL」上で動作するmrubyの実行環境を作 りました。本セッションでは、日々のちょっとした不便を改善するためにmruby を活用する方法についてご紹介します。また、mrubyはアプリに組み込むことで も便利に使うことができます。 Ruby好きのエンジニアのみなさん、是非ご参加く
今後のIT業界はどうなる?どう乗り切る?「第1回 エンジニアの未来サミット for students 2011」レポート 10月29日、サイボウズ東京本社にて、技術評論社×サイボウズ共催、日本マイクロソフト協賛によるイベント「エンジニアの未来サミット for students 2011」の1回目が開催されました。 このイベントは、技術評論社主催で行われた「エンジニアの未来サミット」の意志を継ぎ、これから社会に出ようとする学生の皆さんに身につけてほしいスキル、心構えから、今後の日本社会をどう乗り切っていくべきかまで、幅広い話題に業界の著名人が答えるというもの。この形での開催は昨年から行われており、今年もこれから年末にかけて全3回開催の予定です。 第1回となる今回は、プログラミング言語Rubyの開発者、まつもとゆきひろ氏をゲストに迎え、学生代表のパネラー、そして「ソフトウェア デザイン」の連載
チーム内の作業が上手く回っていないという開発の様子を観察すると、なかなか興味深いものがある。 リーダはなぜか常に忙しい 夜遅くまで残って残業するほど忙しいようなのだが、その忙しさの原因を聞いても本人の口からまともな説明は返ってこない。つまり、何が原因で忙しく、今後の見通しはどうなっているのか、本人自身が分かっていないのだ。自分自身の忙しさに酔いしれているリーダは、とにかく忙しいことが嬉しいらしい。 問題の全貌が見えない プロジェクトのヒアリングを進めると、アレも有ってコレも有ってと次々と問題が出てくるものの、その総数が不明で、現在どの段階まで達しているのか不明だ。問題が残っているという点だけは同意だけど、それに勝るとも劣らず解決済みの問題も多数存在するはずであり、その日々の変化を追跡していけば最後の着地点が見えてくるはずだ。それなのに、同じ問題を何度も繰り返し取り上げて堂々巡りの議論を続け
以前にもここで触れた、WEB+DB PRESS Vol.58に書いた「なぜ日本のソフトウェアが世界で通用しないのか」というコラム、全文が公開されたのでぜひとも読んでいただきたい。 この問題の根底にあるのは、本来ならば「知識集約型産業」として成長すべきだった日本のIT産業を、道路工事やビルの建築と同じように「労働集約型産業」として育ててしまった一点にある。 景気が悪くなると「公共投資」という名目で、税金でやたらと高速道路やダムを作ったりすることにより地元の企業にお金が流れる(そして結果として雇用が促進される)仕組みになっていることは良く知られているが、それとほぼ同じような形で、「国内のIT産業を育てる」という名目で政府や特殊・公益法人からメーカー(特に、旧電電公社の傘下のメーカー)やITベンダーにお金が流れる仕組みができてしまったために、そこに土木建築業界とまったく同じような「ITゼネコン」
メールの中身もほとんど確認も理解もせず、担当者に転送(丸投げ)するようなマネージメントをする人を、揶揄も込めて「ディスパッチャー」って自分は呼んだりするのだけど、こういうスルーパスばかりしてくるような人はなんて呼んだら良いんだろう。 ほとんどを丸投げするので社内や社外に対して自分の口から説明できない、聞かれたことに受け答えできない、だから打ち合わせには現場のキーマンを同席させて拘束する、でも仕事を右から左に流すメールをたくさん書いたり、電話対応をバタバタやってる自信の行為を「仕事している」と思ってるような節があって、本人はいたって生き生きしてる、とか。あと自分が現場に投げた作業自体を把握できてなくて既に現場はパンクしてるのにさらに積み上げちゃうとか。 同じディスパッチャーでも航空会社でのそれはもっと高度なプロの仕事だし、OSの世界でもタスクの優先度やリソースの負荷状況を見てタスクを割り振っ
本日のブログは小声で・・ 日曜だしアクセスも少ないはずなのでささっと書く 日本の携帯を作ってる家電メーカーに勤務する友人に、半年くらい前に聞いた。「某国産メーカーのRっていうスマホだけは止めた方がいい。ものすごいクレームだそうだ。中国で作っていて品質管理がなってない」 ※あくまでも未確認情報 で、三ヶ月前、行きつけの美容院で男性の若い美容師さんから相談された。 「スマホに変えたんですけど、通話中に何度も電源が落ちるんです。同僚もかっこいいので同じスマホにしたんですけど同じなんです」 「もしかして、R?」 「えっ、なんで分かったんですか??」 その場ではauにクレーム付けたら、と言ったのだが、しかし普通、通話中に電源落ちるっていったら、売り物にはならないでしょう。車ならリコールだ。危険じゃ無いからって返品に応じないというのもなぁ、と思っていたら、こんなの見つけました。 友人回りに同じのを使っ
「若手や中堅の優秀なエンジニアが、この一年で3人辞めてしまいました。来月もまた一人やめる予定です。いったい、どこに問題があるのでしょうか。」 あるSIerの経営者から聞いた話です。私はこう答えました。 「楽しくないからじゃないですか?」 先週のブログでも書きましたが、コンピューターが、まだまだこれからという時代は、コンピューターを導入することが、業務のイノベーションをもたらしていました。SIerがシステム・ハウスと言われていた時代です。まだまだこれからの時代ですから、新規の導入や開発が仕事を支えていました。また、運用・保守も時代を先取りした仕事であった様に思います。当然、新しい技術を走りながら取り込んでゆくことが当たり前の時代でした。 その後、情報システムが企業内で一巡し、業務で広く使われるようになるころには、ユーザー企業は膨大なシステム資産を抱えることになりました。そうなると、新規開発は
_ 35歳プログラマ定年説はもう時代遅れ。職業プログラマは32歳定年説を推します 今冬のチーム体制を議論する季節になってきました。とうとう私はプログラマとして招へいされることが無くなりました。 ジョジョの奇妙な冒険第二部風に現状を説明すると以下です。 tamoot は・・・二度と Ruby on Rails を使った開発のお仕事には戻れなかった・・・ サポートのようなお仕事と、バグ調査・パッチ作成のお仕事との中間の生命体となり永遠に会社をさまようのだ そして開発のお仕事をしたいと思っても招へいされないので・・・・ -- そのうち tamoot は考えるのをやめた 私をプログラム開発業務へまわすデメリット 客観的に見て以下です。弊社ならやはり定年として扱われても仕方ありません。 時間単価が高い 偉い人はプログラミングごとき下流の作業は単価の安いやつにやらせるという方針です。 明らかに間違って
好きでやっているソフトウェア開発の仕事だけど、周囲を見渡すと実はこんな仕事は好きではないと言い切る人が多くて驚いたことがある。与えられた仕事だけをやっておけば万事OK、チーム全体のレベル向上やプロセス改善、新しい創意工夫なんて自分には関係ないことだし、そもそも仕事に関係しない余計なことに巻き込まないで欲しいと、面と向かって言われたこともある。会社で働く人の目的は実に様々なのだ。 このような開発者が増えてくると、チーム全体としての品質・生産性向上なんて見込めなくなるし、投資対効果を求める会社としては「スキルなんか要らないから人月単価の安い人が欲しい」と外部の会社に求めるようになってくる。一部のやる気とスキルのある人たちが方針と手順を決めて、残りの人はそのルールに従うのみという「ソフトウェア工場」が出来上がるわけだ。 ソフトウェアエンジニアとそれを取り巻く不幸な環境は、長い年月に渡って形成され
http://slashdot.jp/askslashdot/article.pl?sid=08/03/16/041249 表現力とは、例えば図面を書く能力であったり、コードを書く能力であるのですが、それだけではなく人に物を伝える能力や統率力も含まれます。 図面を書いたり、コードを書く直接的な表現力は、歳を重ねるごとに絶対的(手が遅くなるとか、直感的な思いつきが減って考える時間が増えるとか)・相対的(新しい手法をもった若手が増えることで、結果的に同じ事を表現するのに時間が掛かるようになったり、そもそも新しい環境向けたハード・ソフトを設計できなくなる)に失われていきます。 http://slashdot.jp/askslashdot/comments.pl?sid=393811&cid=1313966 これはないと思う。やっぱりずっとコードかいてる人はどんどん効率のよいコード書くようになって
ソフトウェア開発は、自分で考えて手を動かしてプログラミングして動くものを作ることを繰り返す訳ですが、そもそもソフトウェア開発という「物作り」を好きではないサラリーマンエンジニアが日本には多いのではないかと思います。 その理由は単純で、新卒新人でも中途入社であっても、自分で分析・設計から実装・デバッグまでするのが好きな人を採用していないからだと思います。たとえば、メーカーでソフトウェア開発部門に配属されるような新卒新人でも、大学ではほとんどプログラミングしたことがない人をメーカーは採用します。中途採用であっても、採用面接でプログラミングを伴う技術的な質問をほとんどしません。 その結果、企業の中には、本当にソフトウェア開発が好きなソフトウェアエンジニアと仕事だからというサラリーマンエンジニアがいることになります。そして、サラリーマンエンジニアは、そもそも好きではないので、業務がこなせるようにな
最近またプログラマ35歳定年説をよく目にするようになりました。 「日本の典型的なSIerの世界では」という前提であれば、35歳定年説はあながち間違ってないのかもしれません。でもその前提となっているSIerの体制自体には大きな疑問を感じます。いったい何が問題で、どうすれば生涯プログラマとして生きていけるのでしょう? 日本のSIerの不自然なカースト制度 プログラマ35歳定年説はPM・SE・PGといった日本のSIerの不自然な職種分離が最大の原因です。 PM/SE/PGは別のスキルが必要なのに、年齢とともにジョブチェンジしていかなくてはならないプレッシャーがあります。大手SIerではろくにプログラマを経ることなくいきなりSEとしてデビューしたりもします。 こんな変な仕組みが出来た原因はソフトウェア開発の本質があまりわかってないときに製造業モデルを無理やり当てはめたからではないでしょうか。 この
株式会社クラステクノロジー代表の四倉氏の連載コラム「第151回」が、とても興味深いのでご紹介します。 【第151回】35歳定年説の真実-株式会社クラステクノロジー 詳しい内容は上記コラムをご覧頂きたく。 プログラマ35歳定年説とは 上記の四倉氏によれば、プログラマ35歳定年説とは「1Step,1Stepの生産性に比例するので、長い間労働すれば高いアウトプットが出せ収入が増える。体力が下り坂になってきて徹夜や残業ができなくなるのが、大体35歳前後。体力低下と共に収入も下り坂。それに限界を感じてIT業界去ってしまう」ということのようです。これをプログラマと呼ぶのかとか、ステップ数(笑)という憤りもあるでしょうが、「ステップ数と売上が比例するため、いっぱいコードを書けば収入が増える」という理屈は腑に落ちました。是非の問題ではなく、確かにその理屈なら体力勝負という表現も理解できる。 そして、この理
定期的にSI業界が終わったという話が出ますが、本当にそうでしょうか。終わるべきは一括発注・請負のディフェンシブなビジネスモデルです。受託はなくなることはありません。ソフトウェアの開発を、他の業界のアナロジーで考えるのではなく、正面から取り組んだビジネスモデルについて語っています。 ディフェンシブな開発 今から5年前に、SI業界における多くの問題の原因がそのビジネスモデルにあるという「ディフェンシブな開発〜SIビジネスの致命的欠陥」という記事を書きました。SIにおけるビジネスモデルは、発注者とベンダーはあらかじめ決めた金額と要件の中で納品と検収を目指すため、利益を出すためには双方がリスクを取らずに「守り」に入る必要があります。その結果、顧客にとって価値を産むかどうかよりも決められた要件通りに作られることを重視することになってしまいます。人月という単位であらかじめ決めるとなれば、単価の安い下請
自分は春からSIerと呼ばれる業界に行くわけだけど、ネット界隈で(正確には自分の観測範囲内で)は「斜陽産業」、「明るい未来はない」という感じで軒並み批判されてる業界だったりする。 停滞するSI業界と伸びるWeb業界の“分かれ目”はどこにあった? まあこのご時世に明るい未来が見えてるのはソーシャルゲーム位のものだろうけど、多重請負構造とか人月モデルとか人材流出とか、業界自体が抱えている問題も業が深そうで、これから入社する人はかなり頑張らなければいけないのかなーという印象。それが例え「大手SIer」であったとしても。 で、そんな業界について斬り込んだり、あるいは実際に行動を起こしている人達のブログを紹介してみる。繰り返しになるけれどあくまで自分の観測範囲内で。 GoTheDistancepapandaDiary - Be just and fear not.ひがやすを blog達人プログラマー
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