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パリ五輪
bizmania.hatenablog.com
昨日の体力回復話はたくさんブックマークもらってびっくりだったんですが、疲れというのが共通する悩みなのかもしれません。 で。昨日紹介した本は、スピリチュアル成分が多いんです。コメント読んでいたら、補足とか、注意事項が必要だなと思って、今度はスピリチュアル成分の使い方、という話を書いています。 昨日は、スピリチュアル成分が結構入っている本に対して、 疑わないこと。「そういうこともあるかもな〜」ぐらいの気持ち。少しバカになって、素直になるのがコツ って書いたのは、信じなさいってことじゃなくて、必死になって否定しなくても良い(僕を含め)という話なんです。 スピリチュアル成分については、信じなくてもいいんですけど、否定する思考は、心が割合と疲れるんですよ。 否定して回るというのは、自分の中にあるべき答えがあって、それに対して、「そんなはずはない」「それでいいはずはない」って思考ですから。その調子で世
体力を夜のうちに回復させることがビジネスで生き抜くコツです。 1日の疲労をその日の夜の6-9時間で100%回復させることが長く活躍のための基礎条件です。 あんまりこのワザは語られないですけど、夜のうちに回復させるワザを持ってる人が30代以降で長く活躍できるんじゃないかなあって思っています。というのも、きっかけは部下の若い子がそういうワザを知らなくて疲労溜め込んでいるんですよね。これはいかん、と。それで回復の仕方の話をしたのですが、それについて今回書いてみようかと。 学生時代は体力回復のワザがなくてもやっていけます。何しろ体力余ってるし。それに疲労回復させる時間も余ってます。プレッシャーもきつくない。だから、学生の間は、そういうテクがなくても済みます(体育会とか除き)。 ところが社会人になると、疲労を翌日に持ち越さないってのが難しくなります。何しろ毎日課題があるし、それは解けるか分からないも
シリーズ化してだらだら書いています。 ●素直になる【30歳はじめての就職のあと(9)】 素直な奴は伸びる。これははっきり言える。とはいえ、素直というのは抵抗しないとかそういうんじゃなくて、もっと積極的なレベルで。 たとえば、「これいいよ。やってみなよ。」と先輩とか上司から薦められるとする。そのときに、 「いやー、ボクは違うのやってますからー」と言ってやらない。 「へー、そうなんですかー」とだけ言ってやらない。 「時間がないですからー」と言ってやらない。 こういうこと言ってる人たちは、見ている限り、伸びるのが遅い。 他人の数倍のスピードで伸びる奴は、言われたら「出来る限り早くに」やってみる。試してる。 というのも、試せば、自分にとって本当にいいかどうか分かるから。試さないで分かるわけがない。 伸びるのが遅い奴に限って、自分の劣った知識とかセンスで先に物事を判断しようとする。 出来るようになり
つづきです。 ●ヒットは連続させて注目を定評にする。そのための仕込み【30歳はじめての就職のあと(6)】 前回、8年の遅れを挽回する基本的な考え方として、 人気のない仕事 + 自分の特技 = 周りの期待を大きく上回る成果 → こいつはやるかもしれない。チャンスを与えてみよう → さらにチャンスが降ってくる というのを書いた。 とにもかくにも、与えられる仕事をまじめにやっているだけではダメだ。いや、ダメじゃないけど、8年の遅れを挽回するのにはならないのが現実だと思う。そのためのテクニックとか考え方を書くことで僕と似たような誰かの役に立ついていくつもりで書いている。 さて。そうしてヒットを飛ばし、ニュースを作る。まずは注目されるようになるというのはとても大事。そして、次に必要なのは、次のヒットを飛ばすこと。 なぜかというと、連続してヒットを飛ばすと、注目が定評に変わる。まぐれではないと思われる
(前回からの続き) ●先輩と付き合う 【30歳はじめての就職のあと(4)】 入社して暇だった僕だが、いくつか仕事の引継ぎを受けた。 Mさんという先輩(僕より若かった)が1ヵ月後に退社が決まっていて、その人の担当していたメーカーを引き継ぐことに決まった。 社内の中ではほとんど取引のないマイナー取引先に過ぎなかったし、それはPCを使った測定器ということもあって、パソコンが詳しそうな僕に仕事が回ってきた。 この機械は使い方を知っている人が退社するMさんしかいなくて、未経験の僕に数日の引継ぎで引き継がせるのもスゴイ会社だと思う。そういうところは、イケイケ的な商社イズムがあった。 最初の僕の課題はこのメーカーとの取引をどうするかだった。 まず、このメーカーとのやり取りを学ぶことにした。このころ海外とのやりとりはまだファクスが中心だった。海外メーカーとのやり取りはファクスが中心でメーカーごとにファイリ
事業開発時の成功法則「作る前に売る」「仕入れ前に売る」 今、私は事業開発をやっているのだけど、これだけは伝えておきたいことがあります。 事業開発時の成功法則は「作る前に売る」ことであり、「仕入れ前に売る」ことである。 もちろん、小規模な事業開発が対象の話で、大規模な事前投資が必要な事業ではありません。 また、100%これでなければ、ということはないですが、これが出来ないと成功率はかなり低くなります。 ネット系とか商品は割合と小規模に開発できますね。その場合は必ずこの法則です。 というと、「えー? モノがないと売れないよ!」って言う人がいると思います。 だから、時間とお金をかけてせっせと作る。ところがせっかく出来たのに売れない。 「いやー、ウチはモノが良いんだけど営業力がなくて」って言ったりして。 でも違うんですよ。そもそものボタンの掛け違えなんです。 事業開発時は、「モノは作る前に売れない
(追記あり2008.07.24) 今週発売の週刊SPA!の「'08上半期ビジネス本大賞」 というコーナー(P132-135)です。 内藤が選ばせていただいたビジネス書が載ってます。 ワーストに選んでしまった著者のかたには毎度ゴメンナサイ。悪気はないんです。 日曜にウチの近くまで取材に来ていただいたKさんにKさん、ありがとうございました。 今回はブログでも載せようかな、と。特に4位,5位と載せられなかった本も載せます。 そういや選んだ本のうち2冊が先日dankogaiさんが選んだ この夏休みに読むべき本2008年版前編/10作品 とかぶったのが嬉しいような残念なような。 同じようにいいと思ったんだ〜、というのが嬉しい半面、皆にあまり知られていないイイ本を探して紹介したいという観点からは無難過ぎたのかもとか思いましたです。選定は6月末にやってますから、かぶったのは偶然なのですけども。 さて、で
「売れる営業になるルールは2つだけ」 モノあまりの時代に売れる営業になるルールは2つだけです。 1. 売れる瞬間に立ち会うように行動する。 2. 顧客対応は、手は抜かず、強弱をつける。 例外はありますし、私の理解してるだけなので、俺はそうは思わないという人もいると思いますが、私はこういう風に理解しています。 以下に解説します。 [解説] 1. 売れる瞬間に立ち会うようにする。 営業は、売るんじゃないんです。売れているんです。逆に、売ってると思ってる営業は数年経つと売れなくなります。そういう傲慢さがダメです。あくまで、売れているんです。売る技術そのものはそれほど重要じゃありません。 自分が買うときを想像しても分かると思いますが、買わないときはどうやって売り込んでもダメですよね。買うときなら、割合とダメな営業からでも買うんです。つまり、大事なのはお客さんが買う瞬間かどうかということなんです。そ
工学部で電気学科、電子学科が不人気とか。なるほど、卒業しての就職先企業は、どこも景気悪いし、確かに不人気というのは分かる。 ○人気不人気に煽られない でも、そんな一般的な情報に煽られてはいけないよ。学生のみんな、そこは気をつけて。 好きなことをやるといい。電子工学やりたいなら、不人気だろうと選ぶといい。きっと良いことが待ってる。人気だからといって選ぶのは辞めたほうがいい。きっと良くないことが待ってる。 というのも、この手の人気不人気なんて5-10年でコロっと変わるから。報じられてるものは、目先のことしか報じてない。でも、僕らの仕事人生は40年くらいあるからね。そんな目先情報に煽られると損するのは僕らのほう。 ○歴史観を持つ 僕は37になってよかったなー、と思うのは、20年前、30年前のことをリアルに知ってるということね。みんな今のことばっかり見てるけど、歴史はある程度繰り返す。というか、人
シリーズ化して書いています。ハウツーなんかも盛り込み中。 ●2流品をカタログで売る【30歳はじめての就職のあと(10)】 その会社で売っていた品物の多くは2流品だった。それぞれの分野でトップブランドに対して、似たような品物を意図して作った会社の品物を扱っていた。 とはいえ、コンシューマーマーケットほど厳しいわけではなく、トップブランド(大抵がその分野の最初の製品)は相対的に強いレベルだった。そのため、ある程度戦えた。 幸運であったのは、競争が限定的だったことだ。どういう点が恵まれていたかというと、広告面でも、営業マンのリーチという点でも、トップブランドを扱っている商社や日本法人の営業力やマーケティング力がそれほどないことだった。すべての潜在顧客に対して営業マンが一部しかカバーしておらず、多くの抜けがあり、情報流通も限定的で、開拓余地が大きかった。 これが条件が逆になると、2流品を扱っている
つづきです。 ●広告を使って売上を上げる【30歳はじめての就職のあと(7)】 さて。ヒットを連続して飛ばして、コイツはやりそうだ、というところまで持ってきたのだけど、営業はそんなカンタンには解決しなかった。 やっぱり今も思うけど、営業は出来るようになるのは難しい。いや、ソコソコの営業は、まあまあがんばっていれば出来るようになる。 でも、商談の場を支配できるような営業になるのはかなり限られる。営業力が本当の意味で一線を越えると、その人が入ることでその場の雰囲気が変わって、商談の方向を自在に動かせるようになる。これはホント。僕も出来るようになってその感じが凄く分かる。 この会社に勤めている時代でそれが出来る人は何人かいた。どうしたら、そういう風に出来るんだろうと常に意識しながら仕事をしていた。今でも出来る営業とは何かについての説明は難しいんだけど、とにかく自信があるということかなと思う。 どう
シリーズ化してだらだら書いています。 ●日本一になれる?【30歳はじめての就職のあと(8)】 前回、こう書いた。 当時の僕は2年くらいで、そのメーカーの製品に関して日本で一番詳しくなっていた。 なんか自慢みたいなので(自慢だけど)、補足しておくと、こういうカラクリがある。 当時、そのアメリカの測定器メーカーの輸入代理店は2社しかなかった。僕がいた会社と、もう1社。 僕が入社する1年くらい前に、僕のいた会社はその会社の代理店になった。総代理店制ではなかった。 (総代理店とは、日本国内の販売権を一手に持っているということ。国内ではそこ以外からは正規には買えない。もちろん並行輸入はありえる。) というわけで競争相手が1社しかいないし、そちらも担当営業は1人くらい。つまり、向こうに勝てば僕が日本一という理屈だった。非常に狭い世界の競争だったのだ。 僕は思うんだけど、こういう小さなイチバンを意識して
お待たせしました。つづきです。 ●8年の遅れを挽回する基本的な考え方 【30歳はじめての就職のあと(5)】 まあ、なんとか入社できた僕であったが、ホサれ気味で、ヤバかった。それに対して猛勉強しまくるというのが前回までに書いた方法。 とはいえ、それは決定打に欠ける。他人より8年遅れを挽回するにはもう少しショートカットを取る必要がある。 普通ならこうかんがえる。成績をがんばって上げる、と。でも、それは違うと思う。 それって、同期と同条件でヨーイドンで競争するようなもので、そんなことしたら負けるに決まってる。もともと、僕なんか走らせたら遅いほうだ。同条件で競争すると損だ。これが基本的な発想。 どう考えるかというと、自分にとって有利なハンデが使えるところを探す、ということ。 今までの人生で自分が頑張ってきたり得意だったりすることがたぶんあると思う。それを仕事に組み合わせる。過去に自分が頑張ってきた
えと。読んでくれるかたが増えて嬉しいので、そろそろ本の紹介を再開しようと思ったのですけど、就職してから編も書こうかな、と。 大学5浪、30歳で就職活動したときのこと(2) この続きなんですけども、いやー、やっぱりハンデあるだけに採用されてからも大変でした。もともとハンデあると自覚があったので苦労ってことはないんですけど、ちと工夫が必要なのです。その話を書いていこうと思います。たぶん私のようにハンデのある人に参考になるのではないかと思います。 - (前回から続く) ●最初は勉強しまくり 【30歳はじめての就職のあと(1)】 70通くらい履歴書を書いた末に、業界では中堅の専門機器輸入商社に採用が決まり、2000年10月1日から出社となった。 同期は中途採用ながら僕を含めて5名。サラリーマン経験者、ほぼ新卒など23〜30歳くらい。その半年前にも同じくらいの年齢層で5名ほど採用していて、その会社で
(前回からの続き) ●師匠を得る 【30歳はじめての就職のあと(3)】 入社してから取り組んだことは勉強以外にもいくつかあった。 そのひとつが「師匠を得ること」だった。これってかなり重要なポイントだと思う。 自分の中での意識の持ち方でいいのだけど、会社の中で師匠となる人を見つけるのだ。そして、その師匠の一挙手一投足を観察する。必要なことはメモする。そして、なぜそうするのかを考えてから覚えていく。必要に応じて、なぜそうするかを尋ねて教えてもらう。これが上達の最短コースだと思う。 ビジネス社会というのは、独自のルールで動いているわけで、学生から見ている世界とはルールが違う。この中で登っていくのであれば、ビジネス社会独自のルールに熟達することが大事で、そのルールに熟達している人を見て学ぶのが早い。入社前の自分が考えている正しさなんて捨てて、自分を空にして学んだほうがいい。自分の正しさにこだわると
大学受験5浪したときに得たことを中心に自分なりに得た26項目をまとめてみました。 結局のところ、私にとって長い浪人時代は成功したとは言いがたいのですが、私と同じように人生を遠回りする人のための近道へのガイドとして。 ルート1. 頑固だと人生は遠回りになる。 ルート2. 最初の自分のやり方にこだわると人生は遠回りになる。 ルート3. 同じような失敗を繰り返しても直さないと人生は遠回りになる。 ルート4. 今よりいい方法が見つかっていてもなかなか切り替えないと人生は遠回りになる。 ルート5. 何でも頭で理解しようとすると人生は遠回りになる。 ルート6. できるようになる前に、その意味があるかどうかを考えると人生は遠回りになる。 ルート7. 試験は思考力を測るものと思うと人生は遠回りになる。 ルート8. 人生の問いにはあれこれ問答しないと人生は遠回りになる。 ルート9. 仕事では、顧客と上司の意
(前回からの続き) ●本当の自由は厳しい 【30歳はじめての就職のあと(2)】 この就職した中堅輸入機器商社はとても個人主義的なところで、それぞれ営業マンが独立して活動していた。主要な顧客は担当がいたりするが、あとは特に組織立った活動がなく、社内で特に勉強会もなく、とにかく個人で研究し、開拓し、サポートするという風潮だった。 会社からは強制されることがほとんどなかった。一応、営業の数値目標もあったりするが、会社全体でその数値を目指すぞー、みたいなのもないし、課内でもそういう雰囲気がなかった。個人的にも営業数値で責められることがない。そういうところは、営業マンばかりの会社なのに不思議な雰囲気のところであると今も思う。 会社の社長の方針で、上司は部下をいじめるな、というものがあって、上司も部下を叱らない。だから好き放題とも言えた。逆に言うと、秩序がないというか、まったくの新人の場合、ぼーっとし
前回からの続きで本編最終回です。 大学受験5浪したときのこと。そこから得たこと。(前編) 大学受験5浪したときのこと。そこから得たこと。(中編) 大学受験5浪したときのこと。そこから得たこと。(後編)←ココ - 今回は4浪目を新聞配達の住み込みで開始するところから。 新聞配達をすることを決めた僕はその年の3月下旬には引越しを終えて、新聞配達の仕事をはじめることになった。 ここの新聞配達のシゴトは、朝3時くらいから始まる。 この店は、みな住み込みで働く新聞奨学生ばかりの店だったので、そのころに起き出して店にやってくる。郊外の店だと、アルバイトの主婦の人が家から来るところもある。 新聞奨学生というのは、新聞社が各社で制度として運営している。学生は新聞配達をする代わりに生活費と学費を出してもらうというもの。一見すると、福祉事業に見えるが、そういう学生支援事業として思って入るとエライ目に合う。とは
前回の続きです。 大学受験5浪したときのこと。そこから得たこと。(前編) 大学受験5浪したときのこと。そこから得たこと。(中編)←ココ 大学受験5浪したときのこと。そこから得たこと。(後編) - 前回の話は4浪目を決意したところで終わった。 4浪目を安直に決意した当時の僕であったが、そう決意したのは受験で上手くやるためのめどが立っていたからでもあった。そのきっかけは1浪目にさかのぼる。 1浪目の予備校に通っていたとき、クラスメイトに六甲学院から来たAという同級生がいた。受験はテクニックであるということを彼から学んだことが大きい。そのときのクラスは、京大阪大神戸大クラスというアバウトなクラスで、6名の少人数クラスだった。Aは京大志望、僕はとりあえず神戸大志望だった。 Aは、「俺のうちは公家の家なんや」というのが口癖の少し自慢気な男であったが、名門高校出身だけあって受験技術に長じていた。ちなみ
前回、私は就職するまでの話を書いて、次は就職後の話を書くつもりでいたのですが、その前に大学に入るまでの話を先に書いてみます。こちらもいろいろあります。 大学受験5浪したときのこと。そこから得たこと。(前編)←ココ 大学受験5浪したときのこと。そこから得たこと。(中編) 大学受験5浪したときのこと。そこから得たこと。(後編) - 僕は大学には23歳で入った。大学受験で5浪したのだった。 5浪したことがある人にはまだ会ったことがない。わりあいと珍しいと思う。留年だとときどきいるけど、浪人はあまり聞かない。恥ずかしいから人に言わないのかもしれない。 僕は1971年生まれ(早生まれ)で、1989年3月(平成元年)に神戸にある公立高校を卒業した。昭和天皇が1月に崩御して平成が始まってすぐである。 ちょうどバブリーな真っ盛りなときで、また、第二次ベビーブームの大学進学ピークに近づきつつあり、浪人が増え
前のエントリーがすごくブクマされてびっくりなんですが。 実は前のエントリであまり書いていない部分があるんです。 「2. 自分が興味が持てる業種・職種を選ぶ。」とサラリと書きましたけど、選べないケースってあります。何しろ、働いていないのだから何がいいのか分からないと思うのですよ。けれど一般的な解答は難しいので流したのですけども。 そこは id:NAT さんの下記エントリで指摘されていて、 選ぶ先の見極めと、数をこなす、というのが大事なポイントじゃないかな この方のチェックリストには、企業の特徴を見て応募先を選ぶ、という項目が多いけど、自分の特徴を見て応募先を選ぶ、というのも大事なんじゃないかな。 関連するエントリも読んだのだけど、この方は自分の興味や強みをよく考えて、応募先を選んでいる。 そうだなあ、と。というわけで、補足を兼ねてこのエントリで書いてみます。 どんな仕事だって慣れれば何とかな
内藤はモノを売る仕事をしているが、売っているものは「理科学機器」「理科学製品」というヤツで、物理知識がないと良くわからんものだ。買うお客さんは大学や研究所の研究者か、メーカーの開発担当者ということが多い。で、欧米から輸入してきて国内に販売する売上高20億円未満の小さな専門商社なのである。 会社として小さいこともあるし、商社ということもあるし、扱う品物がマニアックなものなので、従業員の質があまり高くなりにくい。本当は、理学部や工学部を出た上に、院まで行って、英語はペラペラで、専門文献も読めて、業界トレンドに通じて、アタマが良くて、しかも営業が巧い、という人材であってほしい。だけれども、そんな人材はいるわけがないので、先ほどの素質の中でいくつか欠けている人間が採用される。下手をすると、先ほどの望ましい素質を何も持っていないこともある。一番多いのが、文系学部出身で、英語はとりあえず出来るから輸入
ビジネス本マニアックスの内藤です。 また暑いですね〜 営業マンの皆さん頑張りましょう(適度に)。 でも暑いところで頑張っていてもあまり意味はないです。 営業はデートに似ています。 どんなところが似ているのかというと、自分ひとりよがりで満足していてはダメなんですよね。 ウチの会社にもいろんな営業の人が飛び込みで訪問したり、飛び込みで営業電話をしてきます。内藤が社内にいるときは出来る限りすばやく取っていますが、応対しながら、実験してるんですよ。 いろいろ断り方をやってみて相手の力を試したり、参考になるやり方を探したりしています。 でも、あんまり参考になるのはないんです。 ダメなのはたくさん見つかります。 例えば、○○さんはいらっしゃいますか?、ということに対して、外出していますとか、席をはずしていますとか言われたら、「ああ、そうですか… またかけます」で切ってしまうとか。意外に多いんですよね。
ビジネス本マニアックスの内藤です。 週も半ばですねー。涼しくなったり、暑くなったりで、たまりませんな。 さて。今日は日帰り出張に出ていたのですけども、帰りに靴でも買おうかと八重洲の商店街を見ていました。 で。まあコネタということで営業マン向きの靴の選び方について書いてみます。というのも、靴屋で売ってる靴は履き心地悪いのが多いから。あんなの履いてて身体壊さないかな、っていうくらい。というわけで、まあつまんないかも、とか思ったのですけども靴選びまとめてみました。 ポイントは以下の6点です。ほとんど靴底とカカトに集約されます。 1. 靴底のグリップ性 営業は雨の日も出かけるし、大理石の上でツルツルしたところも歩くので、グリップ性が重要です。お買い得だなと思ったら、実は靴底に手を抜いていてグリップ性が悪いやつが結構あります。ちょっと履いてみればグリップ感は分かります。もちろん皮なんて営業マンには向
さて。前のコラムで、忙しさは精神が感じているものがほとんどで、頭の使い方を変えれば日々が楽になれるのではないか、という話まで書いた。 精神的に忙しくなる理由は何かといえば、一個一個の動作でイチイチ、「どうすればいいか」と悩むからである。個々の動作では、いちおう最善な動作というものがある。唯一解はなくても、数個はある。ゆえに、仕事ではまずは全部の仕事をパターン化して、最善の動作を先輩などから教わるなり見て盗むなりして頭と身体に叩き込んでしまうのがベストである。常に正解パターンを意識して、新しい作業では正解パターンを探し、見つけたらそれを守るようにする。 仕事は最善の動作を研究して、それにパターン化してしまい、パターンをこなすようにすると仕事の速度と質が上がる。新人は出来のいい先輩や上司から教わるなり、見て盗むなりするのが最短である。別な言い方をするとマネをするのである。 流れ作業などでは、一
それで勘の磨き方なんだけども内藤の日ごろからやっておいたほうがいいと思うことがいくつかある。 一つ目は、日ごろから、本当は自分は何が好きなのかを良く考えておくということ。 どんなことでも、服でも食べ物でもそうなんだけど、物事の好き嫌いをはっきり自覚しておくことが大切だと思う。そうやっていると、自分でも意識してなかった好きなものとか嫌いなものが分かったりするし、そのうち、嫌いと思い込んでいたものが意外に好きになったり、好きと思っていたものがあんまり良くないものだったりに気がついたりする。そういう深い部分の自分の好き嫌いというのは、自分の好き嫌いに敏感にならないとわかってこない。 結構、今の日本における人生は割合と満たされていて、ハングリーではないので、僕らの周りには常に「まあまあ」な空気で満たされてるんだよね。いつでも、悪くもなく、しかし、よくもない。だから、「まあいっか」でつい流してしまう
少し前の記事で、 asahi.com:細切れ雇用の果て 39歳、全財産100円 - 暮らし というのがあって、はてなブックマークでも話題になっていたのを見た。 はてなブックマーク asahi.com:細切れ雇用の果て 39歳、全財産100円 - 暮らし これって他人事じゃないと思った。 私は、大学5浪し、27歳で大学卒業後、公認会計士試験受験で卒3で挫折し、ほぼ30歳で初の就職活動して、とにかく仕事がなかったりした。そういう私からすると、すごく近い、ありえた未来と思えた。 今でこそ、30歳から始めた営業職の領域で、37歳の今は転職を経て管理職になり、まだまだ途上なんだけど、なんとかやってきた。ここに至る道はいろいろな偶然や運と出会い、ちょっとした心がけがミックスした結果だった。 ライフハック的な解決策としては、すでに分裂勘違い君劇場さんで、うまく書かれている。 無学歴、無職歴、無実力のニー
『高確率セールス』のやり方を解説した本。中小企業向き。または大企業の小部門向き。ちなみに翻訳の監修は実践マーケッター神田昌典氏。 内藤は実はこれを紹介するのはどうしようかと思った。こんなこと教えたら『もったいない』からだ。でも、そんなことケチってもしようがない。第一、このサイトはこういう良い本を紹介するために始めたものだからだ。 この本で紹介される『高確率セールス』というのは革新的である。というか、内藤が1年前に読んだときは「すげえ」と思った。とても斬新である。というのも、この本で紹介するセールスは説得ではないからだ。買う人間を売る側から選別していくところがミソだ。 ちょっと分かりにくいかもしれないので例を出してみる。いわゆる普通の新規開拓のセールスというのは、こんな感じである。 見込み客を見つけたら電話をかけて、ぜひ説明に伺わせてください、と言ってアポを取る。そして訪問したら商品説明し、
このところ、自分の経験の話を書いていますが、 大学5浪、30歳で就職活動したときのこと(2) 大学5浪、30歳で就職活動したときのこと(1) こういうのを書いていて、未経験30歳で就職する場合にはどうするか?、という話でもう少しポイント化した話を書いてみます。 私は、まあ就職に苦労したり、今では採用する側もやったりして、なんとなく分かってきたことがあります。 採用側には応募者がどのくらいまで伸びるかなんてあまり分からない、ということ。 「どこまで伸びるか分かる」なんて言う人がいますけど、それは神様クラスか、自分の程度を知らないかのどちらかですよ。まあ、そりゃ、なんとなくは分かるけど、化けるヤツは分からないですよ。 つまり、未経験で30歳とか年齢を食っていたりすると、応募する側としては「オレは就職したら伸びる」とか思っていても、採用側には良く分からないわけです。伝えようがないんです。 じゃあ
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