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他にも、科学・技術活動の経済学的側面や一般経済とのかかわりを扱う科学技術経済学、科学と司法の関わりを扱う科学技術法学など、基本的には、既存の人文・社会科学の分野のなかで科学技術にかかわるテーマを扱うすべての分野がSTSの範疇に入るといってよい。 また分野ではなく、テーマ別で示せば、たとえば筆者の研究にかかわる「知識政治学」では、科学技術政策(ST Policy = Policy FOR ST)や、科学・技術と政策一般との関わり(ST AND Policy)だけでなく、科学や技術という活動やその内容(知識やテクノロジー)そのものがはらむ政治性(権力作用)― ST AS Politics and Power ―が扱われ、そこには、社会学、政治学、行政学、法学、哲学などさまざまな分野の知識が分野横断的に動員される。なお知識政治学の概要については、筆者も含めた研究グループが、理論的議論と事例分析を
前のエントリーの最後で、アメリカ政府が「『アメリカ産牛肉は特定危険部位がついてても安全だ』とか言ったりして」と書いたのだけど、やっぱり言ってます。さきほど公表されたばかりの米農務省(USDA)のジョハンズ長官の声明"STATEMENT BY AGRICULTURE SECRETARY MIKE JOHANNS REGARDING U.S. BEEF EXPORTS TO JAPAN (Release No. 0019.06)"。 原文は、このエントリーの最後に貼り付けることにして、訳してみます(太字強調は筆者)。 日本向け米国牛肉輸出に関するマイク・ジョハンス農務長官の声明 2006年1月20日 私たちはこの問題を非常に深刻に考えています。徹底的な調査を実施中です。米国の規制の下では、日本に輸出された背骨あるいは脊柱は特定危険部位ではありません。なぜなら30ヶ月以下の牛のものだからです。し
新年を機に、携帯を、1年10ヶ月お世話になったV801SAから902Tに機種変更したので、テストのために、moblog.uva.ne.jpのmoblog mail gatewayを使ってモブログ投稿してみたら、全然うまくいかない。いったい何が悪いのかといろいろ思案したら、もしやと思ったことが大当たり。システムをMovable Typeの3.2にバージョン・アップしたために、XMLRPCの仕様が変わっていたのが原因だったのだ。 実際、moblog mail gatewayの解説ページのコメント欄にも同様の症状を訴えるユーザーの投稿がたくさんあり、その中に解決法を示したリンクがあった。 以下は、それをもとにした当サイトでの改善手順です。 ● XML-RPC APIのパスワードの設定 ● MT3.2では、モブログ投稿用の投稿者アカウントのログイン・パスワードとは別に、moblog mail ga
PABE(Public Perceptions of Agricultural Biotechnologies in Europe) (欧州における農業バイオテクノロジーに関する一般市民の認知) 最終報告書より抜粋要約 作成者: 平川秀幸 本文書は、欧州委員会の委託で、1998年から2000年にイギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペインの五ヶ国で行われた研究調査プロジェクトPABE(Public Perceptions of Agricultural Biotechnologies in Europe: 欧州における農業バイオテクノロジーに関する一般市民の認知)の報告書Public Perceptions of Agricultural Biotechnologies in Europe: Final Report of the PABE research project (funde
政治評論家の森田実さんが、ご自身のHPで、小泉政権が推し進める「自由競争万能主義」による「日本のアメリカ化」を批判している。 小泉内閣の本質は「日本をアメリカ化する」ための政権である 「自分の真価を下等にして初めて得られる他人の賞讃よりも、自分の品位をたかめて他人の罵詈を甘受する方がどれ位うれしいかしれない」(武者小路実篤『幸福者』) 日本の真価を下等にして得られるアメリカによる賞讃よりも、日本の品位を高めてアメリカの罵詈を甘受する方がずっとよいことである。小泉首相にはこの言葉を噛みしめてほしいと思う。 このなかで森田さんは、関岡英夫著『拒否できない日本・アメリカの日本改造が進んでいる』(文春新書、平成16年4月20日刊)から、次の文を引きながら、「『拒否できない日本』というこの書物、とにかく全国民に読んでほしい。今の日本で何が起きているかの真実を知ってほしいのである。全国民が真実を知れば
なんで、あそこまでデタラメで無内容の発言(?)を繰り返しても、またその政策の行く先によって一番ボラれるのは自分たちであるはずなのに、コイズミ支持者はますます熱狂的に指示に傾いていくのか、いつも不思議に思う。「人生いろいろ」とかホザいても、へたれマスゴミが「ワイドショー化」して全力でバックアップしちゃうってのもあるんだろうけど、「不安な現在と未来に耐えきれず、(一見)明快でスカッとしたものを求めてしまう」というある種の心理機制もあるんじゃないかと思ってた。 そのあたりを、今日のMIYADAI.COMのエントリーは、うまいこと説明しているように思う。以下、その抜粋。 MIYADAI.COM: 民主党がとるべき道とは何か(インタビュー) 要するにコイズミ支持者というのは、伝統的な自民党支持層であったバラマキ政治=日本的再配分政治に依拠してきた「旧保守=農村型保守」に代わって90年代以降台頭してき
今回の選挙でジミン党は、「官から民へ」、「民間にできることは民間に」という掛け声と、財政支出・財政赤字の削減、経済活性化などのお題目のもと、郵政民営化を看板に「小さな政府論」を訴えている。(この点では民主党も似たり寄ったりだが。) だけど、日本って、スリム化しなくちゃいけないほど「大きな政府」なんだろうか? どうも「民営化」だとか「市場原理」というスローガンは、思考停止の呪文のように聞こえてしょうがない。 そりゃ、無駄遣いしてるような部門はたくさんあり、整理していくべきところはいっぱいあるだろうが、逆に、必要とされているのに人やリソースが足りないところもたくさんある。たとえば自分の専門に関わるところでは、原子力や環境、公衆衛生、食品安全など、リスクガバナンスに関わる部門は、欧米(とくに米国)と比べると圧倒的に少ない。(噂だけど、食品安全委員会でも、事務局スタッフで過労死した人がいるという話
食べて歌って、そして考えて
原子力学会の若手の方たちが作っている原子力青年ネットワーク連絡会の掲示板「議論の部屋」に、「青年ではないが」氏――この方はHN通りご年配らしい――の「あえて苦言を呈す」から始まるスレッドが笑わせます(リンク先の掲示板からはデータが消えてますので、原文を読みたい方はInternet Archiveの保存データをどうぞ。画面が切り替わるまで数秒お待ちを)。「青年ではないが」氏のような方がまだいるのかと思うと暗澹としてきちゃうが、それに一歩も引かず反撃している若手の皆さんの姿が眩しいです。(代替核エネルギー技術の話も面白い。) ちなみにスレッド中ほどのレス「リスクについての専門家の神話」で、「『青年ではないが...』様の主張に、岩を投げ落とすような話」として紹介されてるのは私の文章です。 氏の記事は長いので、特徴的なくだりを引用しておきます(強調はすべて筆者)。 もんじゅは我々の生命線として是非
さきほどニュース23を見ていたら、途中にもかかわらず、突然ウチの奥さんがチャンネルを変えた。何かと思ったら、なんと「あいのり」。男女7人のメンバーが恋愛目的で海外バスツアーをするやつだ。普段だったら、絶対見ない番組なのだが、今日は違った。なんと、アフリカの飢餓問題を扱っていたのだ。 メンバーたちは今、アフリカを旅していて、今日の回(247回)の舞台はエチオピア。一年間の国民平均所得は日本円にしてわずか一万円(日本430万円)で、慢性的な食料不足で栄養状態が悪く、飢餓が原因で毎年数万人もの人が命を落としている。 そこでメンバーたちは、アフリカのマザーテレサと呼ばれているアベベック・ゴベナさん(67歳)が営む孤児院を訪れ、アフリカの飢餓の実態、日本など先進国の利害が深く関わる「飢餓はなぜ起こるのか?」を聞かされる。 このてのバラエティ番組で、いったいどこまで突っ込んだ話になっていくんだろうと、
Convention on Biological Diversity (CBD) 生物多様性条約の公式サイト CBD: Crearing-House Mechanism 生物多様性条約・情報センターのサイト 経済産業省「生物多様性条約について」 生物多様性条約に関する年表(PDF) 生物多様性条約本文(和文) Text of Cartagena Protocol on Biosafety バイオセイフティ議定書(カルタヘーナ議定書)の公式文書 経済産業省「生物多様性条約カルタヘナ議定書について」 経緯(PDF) 概要(PDF) 生物多様性条約カルタヘナ議定書本文(和文) UNEP: International Register on Biosafety 国連環境計画(UNEP)が主宰するバイオセイフティ関連の情報サイト。UNEP: Catalogue of Biosafety Docum
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