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夏の料理
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北極圏に接するユーコン。大自然と共に楽しめるのが、ゴールドラッシュ時代の面影が残る街の散策。本日、走るのはクロンダイク・ハイウェイ(Klondike Highway)、目的地はユーコンの中心地ドーソン・シティ(Dawson City)というゴールドラッシュで栄えた街。 クロンダイク・ハイウェイは歴史ある道で、ホワイトホース(Whitehorse)から北上すると、100年以上前のゴールドラッシュ時、金を求めて押し寄せた人々と同じルートをたどることになる。ユーコン川と併走するため、川の奇麗な景色も楽しめる500kmの道のりだ。 そして、この厳しい土地では、人々との出会いを通じて垣間見る彼等の暮らしぶりが、とても暖かく目に映る。 ● 早朝の町を出発 @ホワイトホース ● 怒られるかと思いきや…フレンドリーな地元の人々 @ペリークロッシング ● 極北のゴールドラッシュ街は今も生きていた @ドーソン
海事博物館としてかなり優秀な博物館を千葉の辺境で見つけた。『渚の博物館』という「みちの駅」ならぬ「渚の駅 たてやま」に併設された博物館で、規模も大きく、なかなか立派な施設である。島国にしては日本には海事博物館が少なく、「船の科学館」が休館状態の中、館山という立地ながら関東圏では貴重な博物館に思える。 実際、この『渚の博物館』を訪ねて感心した。1階は館山に住み、同地の観光大使を務める「さかなクン」のギャラリーとなっており、彼の描いた魚の生態などの絵が豊富に展示されている。魚の表情をうまくとらえながら、カラフルで優しいタッチのイラストは見ていて楽しく、魚の豆知識が得られる。 そして、同館の白眉は2階である。重要有形民俗文化財である房総半島の漁業のツールに、漁師の生活や習わしに関わる資料がふんだんに展示されているのだ。特に網漁のジオラマが豊富にあり、これらに付されている説明も詳細である。ハンブル
2019年式で走行距離2500Kmに満たない BMW C650GTをMotorrad 世田谷店 から引き取ってきた。 BMW R1150Rからの乗り換えで、お次の車種はメンテナンスも手軽なヤマハのTMAXなど日本車を実は狙っていたのだが、これまで連れ添ってもらっていた BMW製オートバイへの想いに抗いきれなかった。 C650GTは、今年からカタログ落ちの決まった低効率の大型バイクである。しかし、その為なのか逆に人気があるようで、中古車情報で一番乗りで見つけたこの車種も問い合わせが殺到したらしい。私の購入後、なんとC650GTの新車が2台も売れたとのこと。 もしかすると、自分にとっても最期の大型ガソリンバイクになるかもしれないが、なかなか良い選択をしたのかもしれない。 ● BMW C650GTの魅力 ● 魅力的な前オーナーの追加オプション ● Motorrad 世田谷店で更に増設した機能 ●
市場の音、ざわつきもご馳走である。活気あるファーマーズマーケットや魚市場では食材の新鮮さが伝わってくるし、冬の凍てつく空気にあっても、市場のアチコチからかかる話し声に安心感と暖かみを感じたりもする。 ガイドブックに載っていないような小さな町の小ぶりな市場も魅力的である。ファーマーズマーケットそのもので、近隣の農家が持ち寄った品々には、お土産用途の物などはもちろん入っておらず、日用品の占める割合が高い。まさしくその国の様子やご当地の暮らしぶりが手に取るようにわかる。 食材なども高級品ではなく、日常的に食べられているものが、種類多く並べられているのも、地方の市場の魅力となる。ここでは旬のものや好まれているものが一目瞭然であるのが楽しい。 ● 田舎町の市場と観光地化された市場 ● 市場の魅力を記した本 ● パリのマルシェで大活躍した魔法の言葉 ● 各国のファーマーズマーケットの魅力 ● 田舎町の
その地域の暮らしがひと目でわかるのが市場の魅力である。旅の醍醐味とも言える訪問先の息吹がそのまま感じられる為、市場巡りは実に楽しい。 そして、旅先での寝泊まりにおいて、ホテルではなくアパートを借りるようになってから、とみに市場の魅力にはとりつかれている。やはり、逗留した地の住宅地で暮らすと観光地を周っているだけでは見えてこない世界が見えてくるし、生活の延長上で市場に通うとより街への親近感も増す。 また、雑貨類の市場や蚤の市などもその国の事情を知るにはうってつけだ。なにが大切にされているのか特産品や古物から垣間見ることができるし、時代がかった骨董品からはその国の歴史を感じることもある。今回は市場の放つ魅力とともに欧州や各国のユニークな市場の魅力も写真でつづってみた。 ● アパート泊をきっかけに魅了された市場と利用のコツ ● 思い出のユニークな市場 ・フランス パリ クリニャンクール 蚤の市(
今から4,5年ほど前、本格的な夏の始まる前の今時分のことである。伊豆の松崎港にツーリングがてら1人キャンプにでかけた。ちょうど読んでいる『グローブトロッター 世界漫遊家が歩いた明治ニッポン』という本に明治の築地ホテルが全面なまこ壁だったとの記述があり、そう言えば、前回の松崎訪問では「なまこ壁」をしっかり見てこなかったし、松崎出身の有名な左官である入江長八の長八美術館にも行かずじまいであったと思い出したのがきっかけだった。 そして、松崎町観光協会にて海辺の良きキャンプ場を紹介いただき、松崎町を散策していると、ひょんなことからシベリアで抑留生活を送った方に声をかけられた。その老人からお聞かせいただいた壮絶な体験と、同じく悲惨な抑留者の実態を知った新宿の平和祈念展示資料館の展示を重ね合わせる。 ● 伊豆松崎 あそび島 で手軽な1人キャンプ ● なまこ壁と伊豆の長八美術館 ● 那賀川のほとりで出会
一気に寒くなり街はクリスマスムード。とはいえ、今年は欧州のクリスマスマーケットも元気なく、日本のイルミネーションも少々寂しい。けれど、こんな時はお家でクリスマス。クリスマスソングを次々かけて、クリスマス気分を盛り上げたい。 そこで、20年ほど毎年数枚ずつ購入してきたクリスマスアルバムからお薦めをピックアップ。 クリスマスアルバム制作はアーティストの大成の証、ロックからジャズ、クラシック各界の大物がこぞってクリスマスソングを歌いまくっている。 そして、レコードメーカーもレーベルもクリスマスアルバムには注力する故に、どれも力作揃いで優秀録音も多い。 “きよしこの夜””O Holy Night””Sleigh Ride(そりすべり)”と定番から名曲ジョニ・ミッチェルの”River”のカバーまで、ジャンルを越えて名歌手たちの聞き比べができるのもクリスマスソングの魅力。 そして、旅行に行けない昨今、
英国の看護士フローレンス・ナイチンゲール(Florence Nightingale)がクリミア戦争の看護経験を元に設計したセント・トーマス病院(聖トーマス病院 St Thomas’ Hospital)の病棟は当時画期的であり、今もその思想は活かされている。 彼女はセント・トーマス病院の一角に看護師のための学校も開く。看護士でありながらある時は建築家、そして教育者、更には統計学者、執筆家の顔をもつ彼女の足跡をナイチンゲール博物館で追う。 ジョンソン首相が新型コロナウイルス(COVID-19)に感染した際に入院したセント・トーマス病院、この由緒ある病院の歴史、そして病院内の教会屋根裏にかつて造られた手術室(当時の手術は見世物状態で麻酔もなかった The Old Operating Theatre Museum)や調剤薬局だったハーブ・ギャレット(Herb Garret)の博物館など、ロンドンの
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