12月中旬の刊行予定です。 ツベタナ・クリステワ編『パロディと日本文化』(笠間書院) ISBN978-4-305-70747-5 C0095 A5判・並製・カバー装・496頁 定価:本体4,800円(税別) 時代も超え、詩歌・物語・絵画・食べ物など、ジャンルやメディアも越え、国境をも越え、パロディを考え抜く、前代未聞の試み。絵巻物からマンガまで、和歌から福澤諭吉まで。パロディを通して、日本文化を差異化し、再発見していこうとする野心的な書。 二〇〇九年十一月二十七〜二十八日に国際基督教大学(ICU)で開催された「パロディと日本文化」という国際シンポジウムでの発表をもとに成った書。「パロディとカノン」「パロディとメディア」「パロディとアイデンティティ」という三つのテーマと、各論では追い切れなかったものを座談会で検討し、パロディに切り込んでいく。パロディ研究の広がりや、その可能性、方向や方法を指