サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
画力アップ
tenten99.hatenadiary.org
ソーシャルゲームで人気トップを独走していたグリーの「探検ドリランド」。不正コピー問題が発覚してから、どんどん人気を落としてしまいました。グリーのホームページでも、常に表示される左上に君臨していたのですが、ついにその場所を「聖戦ケルベロス」に譲り、右上の表示になってしまいました。左上ですと、必ず表示される指定席ですが、それ以外の場所は、アクセスタイミングで表示内容が変わります。さすがに「ドリランド」の確率は高く設定されているのですが、そこは確率。ときおり画像のとおりトップページから消えてしまうことがあります。 グリーは、少しずつ「ドリランド」から「聖戦ケルベロス」に、軸足を移しつつあるようです。 では、このままユーザーが減り続けるとどうなるのでしょうか? ある日いきなりサービスが終了する? いえいえ。今の過当競争の中でそんなことをしたら、それこそ他社にユーザーを取られてしまいます。それならど
5月18日、消費者庁はコンプガチャに関して正式に違法判断を行いました。これによる影響はどこまで広がるのか考察してみましょう。 「コンプガチャ正式に違法判断 どうなるソーシャルゲーム!?」 これまでそもそも“ソーシャルゲームのデジタルアイテム”は景品に当たるのかといった議論や、単純なガチャは問題がないという見解が示されたのに、コンプガチャはまぜNGなのかといった点があいまいだった。今回、“カード合わせ”を用いたコンプガチャは景表法に照らして違法という明確な判断が下ったことになる。消費者庁から配付された資料にはこのカード合わせに対して“その方法自体に欺瞞性が強く、また、子供向けの商品に用いられることが多く、子供の射幸心をあおる度合いが著しく強い”と見解が示されている。 http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/089/89433/ これまでソーシャルゲームのアイテ
コンプガチャ規制に関する報道をいち早く行った読売新聞が、また話題になりそうな記事を公開しています。 「コンプガチャ、カギはネトゲ廃人・搾り取り加減」 ◆「数字がすべて」◆ 「掲示板に『最後のカードが当たらない』って書き込みが殺到してる。次は少し当てやすくしてやろう」 東京・港区のソーシャルゲーム開発会社。冒険ゲームを管理するプログラマーの男性(30)はパソコンのキーボードをたたき、コンプガチャでアイテムが当たる確率を調整し始めた。 「『いいゲーム』と言えるかどうかは、どれだけアイテムを買わせるかにかかっている」と話す男性は、「決め手は『ハイジン(廃人)課金者』に、いかに長く続けさせるかだ」と明かす。「ハイジン課金者」とは、月に数万円は使うユーザーを指す隠語。ゲームにのめり込む様子を揶揄(やゆ)してこう呼ぶという。「課金者が全体の1割を超えるのが目標。搾り取り過ぎるとユーザーが離れてしまうか
読売新聞一面トップを飾ったこの記事。ネットを中心に旋風を巻き起こしております。 「消費者庁がソーシャルゲーム『グリー』や『モバゲー』のコンプガチャを景品表示法で禁止と判断! 中止要請へ」 5月5日付の読売新聞には“携帯ゲーム新商法「違法」消費者庁、中止要請へ”という見出しの記事が掲載され、それによれば「高額課金問題をめぐり、消費者庁は、特定のカードをそろえると希少アイテムが当たる「コンプリート(コンプ)ガチャ」と呼ばれる商法について景品表示法で禁じる懸賞に当たると判断、近く見解を公表する」と書かれている。 http://getnews.jp/archives/204672 一番の注目点は、既存の「景品表示法」の枠内で、要請がなされ、これが受け入れられない場合は、措置命令が出されるということですね。これまで規制の枠が掛かってこなかったのは、「カードに所有権は無く、使用権のみ」というお題目があ
4月16日まで停止する予定だった指定カードのトレード機能ですが、停止期間が4月25日まで伸びました。アナウンスは例によって、ドリランドサイト内で行われており、インターネットから把握することはできません。 このたび、4月17日(火)のトレード再開に向けて、調査および改善への取り組みを進めてまいりましたが、ご利用環境の整備に今しばらくの時間を要するため、トレード再開日を以下のとおり延期させていただくはこびとなりました。4月2日〜25日(水)迄延長!! ※利用環境向上への取り組み「カード・アイテムへの追跡ID導入」 http://doliland2.game-gree.com/information/tarde-stop/ 「カード・アイテムへの追跡ID導入」。そうです。ようやくカードに個別IDが振られることになったのです。「こんぼう」たくさん持ってただけでアカウント停止とか、アホな対応を連
2月に騒ぎとなったグリー「探検ドリランド」のレアカード不正コピー騒ぎ。NHKで報道されるほど大事件となってしまったわけですが、またもや不正コピー問題が勃発。グリーはトレード機能を一部停止中です。 探検ドリランドは、不正行為調査のため、全てのお客様を対象として、下記ハンターカードのトレードを一時的に停止させていただいております。 ・停止期間:2012年4月2日〜16日(終了期間は前後する可能性あり) ・次元探検家ギード(SSR) ・太陽神ソルディウス(SSR) ・飛竜騎手キリエ(SSR) ・黄金海賊オイヴァ(SSR) ・斬鉄騎士ジョー(SSR) ・堕天騎士ベリンダ(SSR) ・冬姫メイチェリ(SSR) ・;鉄槌神アヴィエル(SSR) ・忠騎士グレーティア(SSR) ・牙竜王ヴァンディル(SSR) ・晶魔神ラドアゲード(SSR) ・黄金仮面ファーン(Sレア) ・大祓師セイメイ(Sレア) ・ハル
セット価格29万5000円。画像は、ヤフーオークションにて落札されたレアカードであります。所有権もない電子データが、なにゆえ高額で取引されているのか、その背景に迫りたいと思います。 そもそもソーシャルゲームは、一人ではクリアできません。コミュニティに参加して、仲間を募り、巨大な敵を打ち倒すことに醍醐味があります。本来は。 ■換金市場(RMT)が成立するわけ 今のグリーやモバゲーのソーシャルゲームは、無課金ユーザーが何人か集まった程度では、あっと言う間に壁にぶつかってしまいます。レアカードをゲットするか、持っているユーザーと一緒に戦わないと、とても先に進めません。 そしてレアカードをゲットするために、ガチャシステムが登場します。このガチャシステムに、1回300円。総計でだいたい数万円は注ぎ込まないといけません。割合でいくと、0.001%にも満たないレベルです。 しかも、実はこの割合が常に変動
日経新聞電子報道部、井上理氏の渾身のレポートが話題となっています。 「行き過ぎたソーシャルゲームGREEで不正行為の内幕」では、自腹を切ってドリランドに挑戦し、まさに溶けるかのごとくお金を吸い取られる様が、自らの精神状態とともに綴られており、ドリランド複製事件の背景がよく理解できるものとなっています。 このレポートでは、事件の根を「換金市場」と「射幸性」の2つにあると指摘し、その実態に迫りました。まず換金市場について、もっと見てましょう。 ■レアカードに所有権はあるか? ソーシャルゲームの問題点のひとつに、RMT、つまり「換金市場」(リアルマネートレード)があります。ネット上の仮想通貨を、現金で換金してしまう行為のことですね。オンラインネットワーク先進国の、アメリカや韓国では既に違法化されています。日本ではまだ法制化されていませんが、日本オンライン協会がガイドラインを定めています。簡単に言
グリーが運営するソーシャルゲーム「ドリランド」において、バグを利用したカード無限増殖技が発覚して大騒ぎになっています。グリーは、バグのあるトレード機能を停止し、調査中です。 【トレードに関する不具合について】 いつも探検ドリランドをご利用いただき、ありがとうございます。 現在、不正利用が発生している可能性があるため、トレード機能を一時停止させて頂いております。現在、詳細調査中です。 こちらの不具合において不正に獲得されたカードについては、強化、売却等カードの移動が伴う作業を自粛いただければと存じます。もし何らかの行動を行った場合は、他のお客様との公平性を保つための対応を行わせていただく可能性がございます。このたびは、ご迷惑をおかけしており深くお詫び申し上げます。 なお、この件につきましては対応完了をもってご報告と代えさせていただきます。(個別のお問い合わせへの返信はいたしかねます。)何とぞ
バイラルマーケティングというマーケティング手法を知っているでしょうか? 口コミを使ったマーケティング手法で、ブログやツイッターを使用し、テレビCMより安価に、商品宣伝を行う手法です。 典型的なものは有名人が、製品の使用感想を言うという、深夜番組のような内容のCMですね。こういったテレビCMでは、「使用者の個人の感想です」といった注意書きが入りますが、ブログやツイッターではそういう表記はほとんどありません。 バイラルマーケティングが、容易にステルスマーケティングに変化しやすい理由もここにあります。 バイラルマーケティング発祥の地アメリカでは、2009年にアメリカ連邦取引委員会が、違法行為を定めました。 「FTC Regulates Blogger, Viral Marketing Relationships」 (FTCがバイラルマーケティングブロガーを規制) http://www.reven
*「スポンジメディア」なる言葉の意味を確認していたのですが、1週間経っても回答がありませんでした。残念です。 大手ゲームブログ「はちま起稿」の広告企業サイト判明に続き、WillVii社運営の「みんぽす」に火の粉が広がりました。 なぜ、そんなことになったかと言いますと、「はちま起稿」の管理人の父親のフェイスブックに、WillVii社の藤井広大氏がフレンド登録されていたことが発端です。この藤井広大氏は、大手ゲームレビューサイト「mk2」の管理人ということが判明。 さらにWillVii社の役員であることが明らかとなり、WillViiとは何の会社か? ということがクローズアップされました。その中で出てきたのが、WillVii社のプレゼン資料です。 スポンジメディア キュレイター、J-cast、価格コム、2ch、2chまとめサイト http://www.willvii.co.jp/pdf/WillV
メディアの帝王として君臨してきたテレビ。 ハードとしてのテレビは、地デジ需要をもってしても、赤字を抜けきらず、メーカー各社は厳しい戦いを余儀なくされています。もう既に何年も前から言われていますが、ハード単体で利益を出すのは、コスト競争に突入してから難しくなっているのですね。 日経ビジネス 1/31号 特集 サムスン 赤字転落の真相 「テレビ 明日なき戦い」 ――サムスンはなぜ赤字なのか? サムスンは主力商品である薄型テレビの価格下落などが響いたと説明する。実際、世界的にテレビ価格は猛烈な勢いで下がっている。(中略)日本メーカーの首脳は違う見方をする。「今の事業規模とフォン安水準を考えれば、赤字はあまりにも不自然。出血を覚悟の上で余裕の値下げ攻勢を仕掛けてきている」と分析する。肉を切らせて骨を断つ。そうだとすれば、世界市場でサムスンの後塵を拝してきた日本勢は一段と苦境に陥る。 2010年度に
1週間空きましたが、携帯ゲームを見ていきます。 爆死判定5万本、上位70位までの復活本数ランキングです。 ○復活本数10万本以上 順位 機種 ソフト名 メーカー 発売日 初週 2010年累計 復活本数 1 DS 絵心教室DS 任天堂 2010/06/19 20,949 270,654 249,705 2 DS とんがりボウシと魔法のお店 KONAMI 2010/11/11 40,208 277,499 237,291 3 DS スーパーカセキホリダー 任天堂 2010/11/18 42,829 238,726 195,897 4 DS ドラゴンクエストIX 星空の守り人(アルティメットヒッツ) スクウェア・エニックス 2010/03/04 40,797 185,091 144,294 5 PSP ワールドサッカー ウイニングイレブン2010 蒼き侍の挑戦 KONAMI 2010/05/20
2010年最後の更新は、モンハンの最新動向で幕を閉じそうです。 12月27日に発売されたゲーマガ2011年2月号で、様々なクリエイターが2010年の総括と2011年への抱負を語る特集が掲載されています。そのトップバッターとして登場したカプコンのモンスターーハンターシリーズプロデューサー辻本氏が、いきなりの爆弾発言をしています。 紙面を全てモンスターハンターポータブル3について語った辻本氏は、2011年の抱負を問われ、 辻本「3DSも出ますし、そろそろハードの切り替えのタイミングが来ると思います。」10P と爆弾発言! えぇーっ!! いいんですか、そんなことサラッと言っちゃって! まぁ、確かにせっかく立上げたブランドを、PSPに固執して3DSで別会社に奪われるとかになったら、意味が無いですけど。 しかしPSP2の話っていうのは、本当に各メーカーに入ってないみたいですね。 「「プレステ携帯」1
ゼノブレイドをクリアしました。このまま2週目に入ります。よくわからず変な結果にしてしまったクエストがあるので、それをなんとかしなければ。 さて傑作と言っていい評価のゼノブレイド。その理由は何なんのでしょうか? 分析してみたいと思います。 ■ロードタイムへのこだわりが、遂に結実 まずゼノブレイドと言えば、広い広いマップが特徴です。ロードがないと言われていますが、Wiiの駆動音を聞けばわかる通り、ロードはギュンギュンしてるんです。しかしそれを感じさせない先読みが凄いんですね。 とはいえマップからランドマークへのスキップがノータイムでできてしまうのは、マップデータをメモリに余程上手く格納していないとできません。またゲーム内時間を飛ばせる機能も、ノータイム。夜から昼へ、快晴から土砂降りの雷雨へもノータイム。これをやってしまうのは驚くほかはありません。 もちろん通常のロード、セーブも早い早い。 ・W
例年通り、メディアクリエイトから「2010テレビゲーム産業白書」が発売されました。 いよいよどのハードも成熟期。初週しか注目されない傾向のあるゲーム業界ですが、良いソフトは評価されてきっちり復活して欲しいですね。 爆死判定、初週5万本以下で計算してあります。 ○復活本数5万本 順位 機種 ソフト名 メーカー 発売日 初 週 2009年累計 復活本数 1 Wii 太鼓の達人 ドドーンと2代目! バンナム 2009/11/19 28,282 239,791 211,509 2 Wii 桃太郎電鉄2010 戦国・維新のヒーロー大集合!の巻 ハドソン 2009/11/26 44,394 173,376 128,982 3 PS3 Demon's Souls SCE 2009/2/5 39,689 164,723 125,034 4 Wii Wiiであそぶピクミン2 任天堂 2009/3/12 28
噂が広がっているDS2。いよいよ始まるゲームデベロッパーズカンファレンス2010(GDC2010)で、何らかの情報が出されるでしょうか? 今年も開催は、カリフォルニア州サンフランシスコのコンベンションセンターで、3/9〜3/13に行われます。情報が入ってくるのは、3/10(水)の午後くらいからになると思われます。 さて以前紹介した日経ヴェリタスに紹介されたDS2の情報ですが、またDS2の性能らしい情報が入ってきました。 特許第4406475号 【発行日】平成22年1月27日(2010.1.27) 【発明の名称】携帯型データ送受信端末装置及びそれを用いた携帯型通信システム 任天堂の申請していた特許が、認められて公開特許として広報されたのですが、その内容がどうも「DS2搭載の強力な通信能力」に関するもののようなのです。 電話回線を使用せずに、手軽に無料で電子メール等のデータの送受信が可能な携帯
あちらこちらから、噂されるDSの次世代機情報。今回は、日経新聞系列の日経ヴェリタスで2/14付けで報道された内容を取り上げます。 「任天堂、未知の「敵」クリアに苦闘――iPhone、SNS…第3の停滞。(2010/2/14)」 京都市内の任天堂本社に昨年末から、見慣れない顔の一団が日参している。米クアルコムなど通信系部品会社の担当者だ。年内にも発売する見通しの新型DSで、部品採用を狙っているのだ。新ハードは通信機能を大幅に拡充するもよう。関係者の声を総合すると、全く新しい次世代機ではないが、マイナーチェンジでもなさそうだ」 http://company.nikkei.co.jp/news/news.aspx?scode=7974&NewsItemID=20100214NVS0050&type=2 (時間が経過すると見られなくなります) 最近、日経周りのトバシ記事はかなりの確立で事実となって
2月24日、衝撃的なニュースが流れました。SCE解散です。 「ソニー、SCEのネットワーク部門を吸収合併」 ソニーは2月24日、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のネットワーク部門を4月1日付けで吸収合併すると発表した。ネットワーク事業の強化が目的と説明している。 まずSCEをSNEプラットフォームという名称に変更。ゲーム機やソフトの開発、販売部門については「株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント」という商号の新会社に承継する。その後、SNEプラットフォームをソニーが吸収合併する。 現SCEはソニーの100%子会社。2009年3月時点で104億7200万円の債務超過に陥っている。今回の再編はこの債務の解消も狙ったものとみられる。 http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20409284,00.htm PS3が
2つのCPUのロードマップが相次いで変更されました。実は両方ともPS3の後継機種のCPUに影響を与える存在です。 「IBM、「CELLプロセッサ開発中止」のうわさにコメント」 Heise Onlineの記事で、IBMのディープコンピューティング担当副社長デビッド・トゥレック氏は、スーパーコンピュータやHPC(高性能コンピューティング)分野向けの次世代版CELL「PowerXCell 32i」を開発中止すると語っていた。このプロセッサは、2個のPPE(PowerPC Processor Element)と32個のSPE(Synergistic Processing Elements)を搭載する計画だった。 IBMは11月24日の声明文で、CELLプロセッサは、「コンピューティングの将来はマルチコアとハイブリッド技術の統合にある」という同社の信念の基盤を成すものだと述べている。「IBMはこのハ
メディアクリエイトの「2009テレビゲーム産業白書」が今年も発売されました。 去年に比べて、3機種のソフト傾向はどう変わったでしょうか? 爆死判定、初週5万本以下で計算してあります。 ○全体傾向 去年の復活本数と比較してみると、5万本ライン:13本→10本、3万本ライン:25本→15本 と本数が減っています。2008年は日本のゲームソフトシェア低下が叫ばれましたが、確かに2007年より勢いが無くなっていると言えそうです。またこれはWiiやPS2に限らず市場全体の傾向です。 復活本数上位50位の割合 ()の数字は2007年 Wii:21本 (20本) PS3:15本 ( 8本) PS2:12本 (19本) Xbox360:2本 ( 3本) PS2勢いが落ち、PS3が伸びています。本数的には綺麗にPS2の減った分をPS3が吸収していますね。Wiiは去年より伸ばし、Xbox360がさらに初
「「マジコン」販売禁止命じる 東京地裁、任天堂の訴え認める判決」2009/2/27 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0902/27/news077.html 予想通りの勝訴でした。ファミコンの時にも同様の判決が出ていましたので、プロテクトをはずしてしまった段階で判決は確定したようなものです。しかし見逃せない点も出ています。 「被告側は「ユーザーが自分で作ったソフトも使えるようにする機器」と主張。しかし、判決は「マジコンの大部分は複製ゲームの使用に用いられている」と指摘し、不正競争防止法が販売を禁じている機器に当たると判断した」 http://mainichi.jp/enta/mantan/game/news/20090227mog00m200103000c.html 「不正競争防止法」第2条第10項の禁止項目「営業上用いられている技術的制限手段
ほんの一年前のことです。 欧米のゲーム業界は我が世の春を謳歌していました。 「日本も外注先に?ゲーム開発費高騰で進む国際分業・GDC08報告(2)」2008/03/09 アメリカのゲーム開発者の全職種の平均給与は7万3316ドル(750万円)と非常に高い額になっている。職種別でもっとも高いのがプログラマーで8万886ドル(約830万円)。グラフィックを担当するアーティストで6万5107ドル(約670万円)、日本の企画職にあたるゲームデザイナーで6万1538ドル(約630万円)となっている。年収が1000万円を超えるプログラマーはざらにいると言われている。特にエース級のプログラマーであれば数千万円という、日本ではにわかに信じられないような高額の給料を得ている人もいるという。 http://it.nikkei.co.jp/digital/column/gamescramble.aspx?ich
エントリの表題は、実は「週刊東洋経済」(2009年1月31日)の特集の表題です。既に、社外秘で行われたアンケート結果が報道されていますね。 「購入したソニー製品が予定より早く壊れてがっかりしたことがありますか?」 という設問に、ソニー社員が85%も「ある」と答えているというアンケートです。 「ソニーより製品品質が高いと思うメーカーは?」という設問に、4000人(約40%)の社員がパナソニックを上げています。さらには「約半数の社員が、ソニー製は競合他社より、耐久性・信頼性の面で劣ると答えている」 他にもこの特集は見逃せない事実のオンパレードで、個人的に衝撃を受けたのは、対iPod戦略に関する記述です。 冒頭のカンファレンスに先立つ16日。ある《敗北宣言》がひそかに発表された。「《iPod王国》に今後、ウォークマンは戦いを挑まない」。オーディオ・ビデオ事業部の新年キックオフ会議で、事業部門の幹
世界でダントツのゲームシェアを持つアメリカ。そのアメリカの年末商戦の結果が報道されました。 「任天堂「WII」:12月の米販売台数は215万台、59%増加−NPD」 Wii 215万台 PS3 72万台 Xbox360 144万台 NDS 304万台 PSP 102万台 PS2 41万台 http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003009&sid=aHrj5CxYt7XM&refer=jp_top_world_news 出荷限界に阻まれて11月に比べて微増だったWiiですが、それでも200万台オーバーという堂々たる結果。DSは史上初の300万台オーバーという不倒の記録を打ち立てました。 それと対照的だったのがPS3です。アメリカで最も玩具が売れる年末商戦で、11月、12月がともに前年割れという非常事態。ソフトも去年より揃ってハー
「DS用同人アダルトゲームが発売中止! 製作サークルは任天堂にブチギレ」 http://news.livedoor.com/article/detail/3774654/ 「マジコン」関連のニュースが続いております。「マジコン」を使ったオリジナル同人ソフトをコミックマーケットで売ろうとしたら、コミックマーケットから参加取消しを受けたサークルが出ました。 ブログで製作者が「任天堂の圧力だ」と書いたために話題になっていますが、どうなのでしょうか? 事態をよく分析してみましょう。 ●起こった事態 「コミックマーケット参加取消し」 ●確認できる事実 1「マジコン」販売会社との密接な接点が見られる。(同人ソフト住所、電話番号が一緒) 2 コミックマーケットで一般サークルで登録している。 3「NDS初! オリジナル同人18禁ゲーム!」というノボリが用意されている。 この時点で、コミックマーケット側の取
1982年の価格暴落から、なんとか立て直したい1983年。 壊滅状態の市場の中で、奮闘していたのが実はコレコでした。「ColecoVision」は1983年上半期の段階でも合計140万台しか売れていません。でもコレコ自身は1982年だけで800万本ものソフトの売上がありました。なんでかと言うと、Atari2600やインテレビジョンにソフトを供給したんですね。 「アタリ、マテル向けの出荷は約600万台に達する」コレコ グリーンバーグ社長(日経産業新聞 1983年8月30日) その600万のうち大半を占めたのが、任天堂からライセンスされた「ドンキーコング」です。コレコのおかげで、アタリ市場が少なからず延命したのは間違いないでしょう。 とはいえ、コレコ1社でどうにかなるものでもありませんで、遂にTIME誌に決定的な記事が載ってしまいました。 「Video Games Go Crunch!」(ビデ
アメリカのテレビゲーム業界には、「アタリショック」という事件がありました。1982年にピークを迎えた市場規模が、2年後に1/30にまで縮小してしまった事件です。そこではいったい何が起きていたのか。振り返ってみたいと思います。 テレビゲーム市場が最初に立ち上がったのは、アメリカでした。アタリ社のAtari 2600(別名VCS)は1981年終了時点で、600万台を突破。(「Video Invaders」104p 1982年 著者Steve Bloom)テレビゲーム市場の80%を独占します。(同106p) 1982年末には1000万台に達していました。(アメリカ全体の販売台数は1500万台)(ニューヨークタイムズ1983年1月20日)ライバルの1つであるコレコの「ColecoVision」でさえ、1982年末でようやく50万台ですから、その独占振りが目立ちます。(ビジネスウイーク1983年6月
韓国マスコミは長らく「日本の防疫対策は失敗」と報道してきました。もっとも最近は韓国政府自体がそういう認識であることが明らかになっています。 「「衰退する日本」 韓国文化体育観光部の宣伝物、外交欠礼の指摘受け修正」朝鮮日報(2021.07.15) 韓国文化体育観光部が「衰退する日本」という見出しでニュース形式の宣伝物を制作したところ、外交欠礼との指摘が出たため修正した。 日本はコロナ防疫失敗や景気低迷などの国力低下状態 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/07/15/2021071580123.html 大学教授の寄稿文からの引用ですが、この内容をそのまま韓国政府が運営する観光サイトに載せてしまったんですね。さすがに批判を受けて修正しましたが、「日本はコロナウイルスの防疫に失敗し、国内は騒乱状態一歩手前である」というのが、韓
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『東京のはじっこで愛を叫ぶ』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く