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トップ特集私が教会を離れた理由 ブラック企業のパワハラと同じ構造 特集「改めて〝和解〟を問う」番外編 Ministry 2018年夏・第38号 教会で〝和解〟を考える際、より身近な足元の関係性に目を向けないわけにはいかない。8月発行のミニストリー第38号で特集「改めて〝和解〟を問う」の番外編として掲載された3本の手記「私が教会を離れた理由(ワケ)」が注目を集めている。いずれも何らかの理由で教会を離れ、時を経て再び〝和解〟への道を歩み出した者たちによる痛切な告白である。そこには、表面上の「隣人愛」とはほど遠い〝破れ〟の現実がある。今回、匿名で寄せてもらった手記の中から1本を全文公開する。 ——– ブラック企業のパワハラと同じ構造 Yさん(20 代・男性)の場合 敬虔な信徒の家庭に生まれ、大学に進学し、牧師を志したこともある。しかし、過酷な境遇によって刻まれた傷はあまりに深く、痛ましい。 親の
日本基督教学会は、9月11~12日の第66回学術大会開催に合わせて発行した学会誌『日本の神学』57号(2018年版)で、「質問と応答・会員から会員へ」と題し、同学会員である小柳敦史氏(北海学園大学准教授)による深井智朗氏(東洋英和女学院院長)=写真=への公開質問状と、深井氏による回答(暫定報告)を掲載した。 同誌によると、小柳氏から学会三役(片柳榮一理事長、土井健司専務理事、芦名定道学会誌編集委員長=いずれも当時)宛に連絡があったのは2018年2月。協議の結果、公正を期するため、小柳氏と深井氏による学会誌上での公開された質疑応答という形となった。5月、深井氏より「十分な調査の上で回答したい」旨の回答を得たが、本号で「学会員全体で共有するのが望ましい」との判断から、深井氏の同意の上で、小柳氏の質問状、深井氏よりの回答、芦名委員長による経緯の説明を「暫定報告」として掲載するに至った。 芦名氏に
現在、好評発売中のミニストリー第38号。特集「改めて〝和解〟を問う」では来日したアメリカの神学者S・ハワーワスにインタビュー。「説教道場」ではカリー主教による「あの」説教を分析。教会を離れた若者たちの手記「私が教会を離れた理由」も掲載中。 今回は「手記 私が教会を離れた理由」にも通底する、「牧師を辞めたクリスチャン」についての過去記事を全文公開。全世界の教会で頻発する教役者/聖職者たちの不正とスキャンダル。慢性的な牧師不足と募る信徒の不満、経済的破綻、超高齢化、過疎化、辞めていく牧師たち――日本の教会に未来はあるのか。 ——– 後継者不足に悩む教会においても幸いなことに牧師志願者は存在する。しかし、同時に離職者もまた多い。何が問題なのか。見えない現実に光を当てた。都内某所。匿名厳守ということで仲介者を挟み、取材班は牧師経験者に話を聞いた。 ――「失敗」というテーマで話をお聞きするのは気が引
トップ特集カルト被害に備えるために 統一協会の「今」~その知られざる実態 鈴木エイト(『やや日刊カルト新聞』主筆) 2018年4月1日 ホームページなどに、「当教会はエホバの証人、モルモン教、統一協会とは一切関係ありません」との注意書きを掲げるプロテスタント教会は少なくない。しかし、わたしたちはその実態をどれほど知っているだろうか。今回、若い学生らの移動が見込まれる新年度を迎えるにあたり、15年間にわたって統一協会を最前線で取材してきたジャーナリストが教団の「今」に迫る。霊感商法、合同結婚式、偽装勧誘、高額献金や訴訟、分派トラブル、政治家との癒着、そして2世をめぐる現状、統一協会・家庭連合をめぐる諸問題は、現在どうなっているのか。 三つの転機 ここ10年ほどの統一協会に関する事象を見ていくと、転機となった出来事が三つある。霊感商法会社の摘発による教団施設への家宅捜索、教祖・文鮮明の死去、そ
たいへん長らくお待たせいたしました。昨年末に応募を締め切りましたキリスト教ライトノベル創刊のための小説賞、第1回『聖書 × トークメーカー ライトノベル新人賞』につきまして、本日3月5日に選考結果を発表させていただきます。 受賞作品 大賞 『17歳の牧師だけど何か質問ある?』 準大賞 『聖書RPG ~救世主と4人の天使たち~』 佳作 『先輩はエクソシストじゃありません!』 『ンンン、天使の試練んんん!』 『みされぽ 〜天から舞い降りた不思議な課題〜』 全体講評 想像を上回る数の応募をいただきありがとうございました。改めてキリスト教や聖書に対する「中二病」的関心の高さを実感することができました。受賞作の選考で特に念頭に置いたのは、すでに数多くのラノベ作品が聖書やキリスト教の天使・悪魔などのモチーフを採用している中で、〝本家本元〟である老舗出版社が後発レーベルを立ち上げるに際し、どう差別化でき
「クリスチャントゥデイ」をめぐり日本基督教団総会議長が新たな声明を発表したことを受け、株式会社クリスチャントゥデイの従業員は事実を知る創立からのメンバー、矢田喬大(代表取締役社長)、内田周作(編集補佐)の両氏に説明を求め、関係者、読者、諸教会に対して誠実に自らの口で説明責任を果たすよう求めてきた。しかし、再三にわたる要請にも応じず不誠実な対応が続いたとして、編集長の雜賀信行氏以下7人の連名による声明を2月8日付で発表した。全文は以下のとおり。 クリスチャントゥデイ異端疑惑をめぐる弊社従業員声明 (株)クリスチャントゥデイ 編集長 雜賀信行 同 編集 久田雄治 同 営業 中橋祐貴 同 記者 坂本直子 同 記者 河西みのり 同 記者 池上紅実 同 記者 守田早生里 2017年12月23日付の日本基督教団機関紙「教団新報」で報じられたクリスチャントゥデイ問題、および本年1月27日付で日本基督教団
インターネットを主体にキリスト教のニュースを配信してきた「クリスチャントゥデイ」をめぐり、新たな動きがあった。日本基督教団は1月27日、総会議長の石橋秀雄氏による名義で「クリスチャントゥデイなど張在亨(ジャン・ジェヒョン)牧師グループに関する声明」を発表。「かつて同グループ内において、張在亨牧師は来臨のキリストであるとの信仰に誘導する聖書講義が行われていた事実や、団体・教会の活動を維持するため、メンバーが消費者金融から借り入れをするように仕向けられたり、人事指示を受けて過酷な集団生活や無償労働をさせられていた事実などについて、複数の脱会者から証言を得た」として、改めて警鐘を鳴らしている。 〝過酷な集団生活や無償労働〞 複数の「脱会者」から証言 クリスチャントゥデイは前代表の高柳泉氏によって2002年に起業され、11年にはウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会主管牧師の峯野龍弘氏を会長に、グレ
「古事記を現代語訳っていうかラノベ風にしてみた」――そう銘打ったサイトが月間50万PV(ページビュー)を超えるほどの注目を集めている。今年7月に『ラノベ古事記』(KADOKAWA)として書籍化すると、400頁を超えるボリュームながらたちまち3刷を記録。現在もネットで古事記の豆知識などを配信する著者の小野寺優(ゆう)さんは、「難しい」と敬遠されがちな古典の魅力をより多くの人に知ってほしいという情熱に燃えている。 「ラノベ」とは、中高生以上を主な読者とする軽いタッチの小説=ライトノベルの略称。学生時代はゲームとネットサーフィンざんまいだったという小野寺さんだが、意外にもラノベの読者ではなかった。しかし、2013年にたまたま出合った古事記にどっぷりハマると、それを現代風に翻訳しようと思い立ち、当時人気のあったラノベを読み漁った。翌2014年にはウェブデザイナーとしてのスキルを生かして前述のサイト
初版から47年。神の言葉に誤りはないとの立場をとる教会を中心に広く使われてきた「新改訳」聖書の新翻訳『聖書 新改訳2017』が発売された。2003年の第三版による部分的な改訂以来の全面改訂となる。句読点を含め聖書全体約3万節の9割以上を変更。さらに、現段階で最も原典に忠実な訳となるという。お茶の水クリスチャンセンター(東京都千代田区)で10月11日に開かれた発表会では、翻訳編集委員長の津村俊夫(旧約聖書学者、聖書宣教会・聖書神学舎教師)、旧約主任の木内伸嘉(旧約聖書学者、東京基督教大学教授)、新約主任の内田和彦(新約聖書学者)、日本語主任の松本曜(言語学者、神戸大学教授)の各氏が、新訳の意義、変更点、特徴などを解説した。 信仰義認、神への「恐れ」強調 宗教改革500年 プロテスタントの伝統に従って 新改訳聖書は1960年代、「聖書信仰」運動の高まりと共に「聖書は誤りのない神のことば」と信じ
「本が売れない」「活字離れ」と言われる時代に、キリスト教書を含む人文書の魅力を伝えようと果敢に挑戦を続ける人々がいる。キリスト教書を専門に扱ってきた日本キリスト教書販売 (日キ販)、 財団法人キリスト教文書センターが50周年を迎えたこの夏、著者、編集者、書店、読者という異なる立場の「関係者」が一堂に会して「人文書」の可能性を探った。それは、教会の外と中、カトリックとプロテスタントなど、あらゆる「垣根」を越えるための新たな挑戦の一歩でもあった。 売れる本には理由がある!? 一般読者にも「知りたい」「癒されたい」ニーズ 主催したのは、教文館、新教出版社などキリスト教書を出版してきた版元を含め、専門書店、取次(日キ販)が加盟するキリスト教出版販売協会。毎年夏に開いてきた夏期例会が60回目を迎えたのを機に、初めて一般公開による催しを企画した。その背景には、この間、キリスト教出版界が直面してきた閉塞
コプト正教会の首長、第118代アレキサンドリア教皇タワドロス2世が8月27日、来日し、聖母マリア・聖マルコ・コプト正教会(京都府木津川市)で、シドニー教区の主教らと信徒と共に、アラビア語、コプト語、英語、日本語で礼拝した。同教会は昨年7月に開始したばかり。礼拝後の記者会見で質問に答えたタワドロス2世は、エジプトの治安や日本の印象などについて語り、「使徒座に着座された際の誓いや祈りについて教えてほしい」との質問に「それは秘密です」と答えるなど、親しみやすい一面も垣間見せた。教皇来日は、カトリック教会のローマ教皇ヨハネ・パウロ2世以来、36年ぶり。
2010年7月11日の参議院選挙の投票日に、大阪市の萩之茶屋投票所で選挙妨害をしたとして威力業務妨害罪に問われた大谷隆夫(日基教団摂津富田教会牧師)氏ら4人の被告の判決が3月28日、大阪地方裁判所であった。河原俊也裁判長は全員を有罪とし、1人に懲役1年執行猶予3年、1人に懲役8カ月執行猶予3年、大谷氏ともう1人に罰金30万円(ただし未決勾留日数の内1日を5千円に換算し60日分で罰金と相殺)を言い渡した。控訴については4人とも弁護士と相談するとしている。 この事件は2007年3月、あいりん地区(通称釜ヶ崎)の労働者に対し、大阪市が居住実態のない2088人分の住民登録を削除したことに端を発する。10年7月11日の選挙において、選挙権の回復を求めた被告人らが萩之茶屋投票所に押しかけ、拡声器で大声を出したり、体当たりなどをしたために選挙業務が妨害され、威力業務妨害にあたるとして、府警が7人を逮捕
木村利人 恵泉女学園大学学長 徳善義和 ルーテル学院大学名誉教授 西原廉太 立教大学教授 福井達雨 止揚学園職員 湊 晶子 東京女子大学前学長 森一弘 カトリック司教 吉田 眞 救世軍日本司令官・中将 漫画家でカトリック信徒の山本夜羽音さんによる被災地支援活動「おたぱっくQB(救援便)」が、2012年の第一次支援として、4月30日まで物資を募集している。 「おたぱっくQB」は被災地に漫画、アニメ、ゲーム、おもちゃを贈るプロジェクトで「支援の枠組みからこぼれ落ちてしまう子どもたちの心のケア」を願い、広汎に娯楽物資の支援を呼びかけている。 集まった物資は、被災地のニーズを考慮して種類別、年齢別に仕分け、再梱包し、現地からの要請に応じて直接搬入。11年4月以降、総重量10トン以上、数十万点におよぶ漫画本、アニメDVD、ゲーム、おもちゃ、絵本などを届けた。 また活動に協力するプロの漫画家、イ
下界で休暇中の〝最聖〟コンビ、イエスとブッダが東京・立川のアパートで共同生活――。そんな夢のような漫画が、性別、年齢、地域、そして宗教をも超えて広く読まれ、ファン層を拡大し続けている。2006年からモーニング増刊「モーニング・ツー」(講談社)で連載が始まった『聖(セイント)☆おにいさん』。これまでの〝聖人〟像を愛すべきキャラクターによって見事に打ち破ったという、まさに革命的なこの作品が、なぜこれほどまでに読者を惹きつけるのか。その魅力に迫るため、作者の中村光さんを訪ねた。≫ 詳しくは紙面で
追悼特集 小林和夫(東京聖書学院名誉院長)インタビュー 「牧師でないお父さんなんて嫌」 【シリーズ・日本の説教者】 2024.08.26
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