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夏の料理
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利益を追い続ける社会の中では、有益なものに時間を費やすことが正しく、利益に直結しないものは無駄であると言われがちである。しかし、一見すると「無駄」と言われてしまうものの中に、実は新しい発見や有益となり得る知識が存在するのではないだろうか。 多くの人が通り過ぎてしまう無駄知識の中に希少な価値を見出し、その分野を極めし方々に、人生を豊かにする「無駄知識」を紹介してもらう連載企画「至高の無駄知識」。今回は、ロシアの情報を伝えるブログ「おそロシ庵」を運営するちばユウタさんにロシア人の働き方を調査していただいた。その結果、日本人の働き方と案外似ている、という意外な事実が浮き彫りとなった。 私はロシア語圏のさまざまな情報や、個人的に興味を持ったトピックスを紹介する『おそロシ庵』というブログを運営しています。 ロシア留学がきっかけでロシア人の友人・知人が増え、現在では「日本人の友人よりもロシア人の友人の
「自分の能力、その全てを振り絞って挑戦するから面白い」45年間まだ見ぬ財宝を探す、トレジャーハンター・八重野充弘さん|クレイジーワーカーの世界 「自分の仕事が好き」。心からそう言い切れる人は、どれくらいいるのだろうか? 単に賃金を得るための手段ではなく、人生を賭するライフワークとして仕事に打ち込む。結果、一般的な幸せやレールから外れることになっても、おかまいなしに没頭し続ける。そんな、少しはみ出した「クレイジーワーカー」の仕事、人生に迫る連載企画。今回お話を伺ったのは、トレジャーハンターの八重野充弘さんだ。 1974年の夏、天草四郎の秘宝調査をきっかけにトレジャーハンティング(宝探し)に目覚め、45年間にわたり、全国30数カ所の財宝伝説を調査してきた。一つとして発見に至らずとも情熱を失わず、今も大きな目標に挑み続けている。 一獲千金よりも、自分の全てを振り絞った挑戦にこそ価値があると語る八
1979年の発売以来、世代を超えて愛される「うまい棒」。1本10円の手ごろさ、豊富なフレーバー展開で、40年にわたり存在感を示している。 原料費が高騰しても1本10円を貫き、品質を維持しながらチャレンジし続ける。その根底にあるのは、駄菓子ならではのゆるさ、面白さだ。 そんな国民的駄菓子が誕生した経緯や、面白い味を追求した秘話、これからの展望について、販売元であるやおきん営業企画部・商品課の田中浩次さんに伺った。 「個包装」「1本10円」こだわりを貫くための試行錯誤 ── うまい棒は1979年に誕生し、今年で40周年。当時、こうした棒状のスナック菓子は珍しかったそうですね。 田中浩次さん(以下、田中):当時はコーンパフのお菓子を製造する「エクストルーダー」という機械が出回り始めた時期で、各駄菓子メーカーもさまざまなスナック菓子をこぞって開発していました。そんな中で、当社としても独自性を出すべ
『必死すぎるネコ』『ぶさにゃん』などの写真集で知られる猫写真家・沖昌之さん。猫の表情や一瞬の動きをとらえた作品は、巷の猫写真とは一線を画しており、国内外問わず多くの猫好きに支持されている。 沖さんが写真家として独立したのは2015年、37歳のとき。それまでは一般的な会社員で、そもそも写真を撮るのも撮られるのも嫌いだったという沖さんだが、一匹の猫との出会いが運命を変えた。 現在はSNSを通じて猫写真を世界中に発信しながら、さまざまな媒体での連載や写真集の出版など精力的に活動を続けている。 沖さんのように「好き」を仕事にするためにはどうすればいいのか? お話を伺った。 撮るのも撮られるのも嫌いだった ── 以前、何かのインタビューで「写真を撮られるのは嫌い」とおっしゃっていましたが、今日はバシバシ撮らせていただきます……。 沖昌之さん(以下、沖):最近は何とも思わなくなりました(笑) 普段猫の
利益を追い続ける社会の中では、有益なものに時間を費やすことが正しく、利益に直結しないものは無駄であると言われがちである。しかし、一見すると「無駄」と言われてしまうものの中に、実は新しい発見や有益となり得る知識が存在するのではないだろうか。 多くの人が通り過ぎてしまう無駄知識の中に希少な価値を見出し、その分野を極めし方々に、人生を豊かにする「無駄知識」を紹介してもらう連載企画「至高の無駄知識」。今回は、建築の面白さを広く分かりやすく伝える建築ライターのロンロ・ボナペティさんに、「問題提起型デザイン」と呼ばれる建築家の思考法を紹介していただき、ビジネスに役立つ建築の見方を執筆いただいた。 その土地の風土や歴史、文化を反映してつくられた建築を知ることは、世界との接点を増やしてくれ、旅行や町歩きを楽しくさせてくれるだけでなく、多角的に物事を見る力を養うことにもつながります。 大学、大学院と建築の専
料理人の田村浩二さん。10代から修業に打ち込み、31歳でミシュラン星付きレストランのシェフに就任。世界的なレストランガイドで賞をとるなど輝かしいキャリアを歩みながら、ほどなくレストランを離れることを決断しました。 以降は、「人生最高のチーズケーキ」と称されるMr.CHEESECAKEの立ち上げをはじめ、食の未来を拡張するFood Expanderとして、活動の領域を広げています。 「自分の店を持つ」という王道を選ばず、「数字」やテクノロジー、SNSでのコミュニケーションを駆使し、料理人の新しい働き方を開拓し続ける田村さん。その根底にある、「食」への思いを伺いました。 いきなり飛び込んできた「痩せろ」のメッセージ ── 調理場の壁に「痩せろ」という言葉が掲げられているのですが、あれは誰に向けたメッセージなのでしょうか? 田村浩二さん(以下、田村):スタッフに向けた社訓ですね(笑)。お菓子をつ
利益を追い続ける社会の中では、有益なものに時間を費やすことが正しく、利益に直結しないものは無駄であると言われがちである。しかし、一見すると「無駄」と言われてしまうものの中に、実は新しい発見や有益となり得る知識が存在するのではないだろうか。 多くの人が通り過ぎてしまう無駄知識の中に希少な価値を見出し、その分野を極めし方々に、人生を豊かにする「無駄知識」を紹介してもらう連載企画「至高の無駄知識」。今回は、会社員の傍ら、文筆家・書評家として活動する三宅香帆さんに、1980年代から2010年代の代表的な「OLマンガ」を読んでもらい、そこから見えた「働く女性のキャリア観の変化」をテーマに執筆いただいた。 一生「OL」でいることはマジョリティー? 「OL(オフィス・レディー)」という言葉が生まれたのは、1964年の東京五輪がきっかけだったらしい。*1それまで「BG(ビジネス・ガール)」と呼ばれていた一
利益を追い続ける社会の中では、有益なものに時間を費やすことが正しく、利益に直結しないものは無駄であると言われがちである。しかし、一見すると「無駄」と言われてしまうものの中に、実は新しい発見や有益となり得る知識が存在するのではないだろうか。 多くの人が通り過ぎてしまう無駄知識の中に希少な価値を見出し、その分野を極めし方々に、人生を豊かにする「無駄知識」を紹介してもらう連載企画「至高の無駄知識」。今回は、絶滅動物やポピュラーな動物の意外な生態をキュートなタッチで描くイラストレーター・ぬまがさワタリさんに、「働く日本人が生き物に学べること」というテーマで執筆いただいた。 突然ですが『ゲーム・オブ・スローンズ』というドラマをご存じでしょうか? ストーリーをひと言で表すと「究極のイス取りゲーム」で、最高権力「鉄の玉座」をめぐって人々が争う中世風ファンタジーです。異様に複雑な世界観、ドラゴンが暴れまわ
新卒採用で、ほとんどの企業が行っている適性検査。新卒採用はポテンシャル採用が中心のため、ミスマッチを防ぐ手段のひとつとして適性検査を活用していますが、最近は中途採用でも適性検査を導入する企業が増えてきました。適性検査にはどのようなものがあり、どのように対策したら良いのか、新卒採用の適性検査との違いなどをご紹介します。 適性検査とは、職業に従事するにあたり、その会社や業務に就業する適性があるかを判別する検査、試験です。 適性検査の種類によって、性格検査、能力(学力)検査などがあります。 ●適性検査の目的は? 企業が採用試験において適性検査を行う目的は、応募者が職場や募集している職種にどの程度適しているか、従事する素質があるかどうかを、客観的に判断することにあります。 適性検査は大きく2種類に分けることができます。1つは、主に性格やタイプを見極める「性格検査」。面接だけでは見抜くことができない
「誰もが知るヒット商品やサービス。それを仕掛ける、あるいは舞台裏を支える人々の仕事にフォーカスした連載企画。今回取り上げるのは、1954年に第1作が公開されて以降、時代を超えて愛される怪獣映画「ゴジラ」だ。 近年も、2014年公開のハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』、2016年の『シン・ゴジラ』、2017年・2018年のアニメ映画三部作、2019年の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』と、毎年のように新作が登場し、もれなくヒットを飛ばしている。 とりわけ、『シン・ゴジラ』以降はその盛り上がりに火がつき、キラーコンテンツ化。こうしたブームを支えているのが、東宝の精鋭社員で組織されたゴジラ戦略会議、通称「ゴジコン」(The Godzilla Strategic Conference)である。2014年の立ち上げ以来、看板コンテンツの伝統を守りつつも新規ファンを開拓し続けている。 今回は
「自分の仕事が好き」。心からそう言いきれる人は、どれくらいいるのだろうか? 単に賃金を得るための手段ではなく、人生を賭するライフワークとして仕事に打ち込む。結果、一般的な幸せやレールから外れることになっても、おかまいなしに没頭し続ける。そんな、少しはみだした「クレイジーワーカー」の仕事、人生に迫る連載企画。今回お話を伺ったのは、現代美術作家の河地貢士さんだ。 スナック菓子のうまい棒に仏像を彫る「うまい仏」や、漫画雑誌を土の代わりに植物を栽培する「まんが農業」……。大胆な組み合わせとユーモラスな表現が河地さんの持ち味だ。現代アートというと難解なイメージもあるが、その作品は誰もがとっつきやすく、笑いを誘うものが多い。 本格的にアート活動を開始してから約10年。アーティストとして評価されたい、有名になりたいという欲求は、いつしかほとんどなくなった。今はただただ「面白いことがしたい」という河地さん
プロポーカープレイヤーの木原直哉さん。東京大学在学中からプロとして活動を開始し、2012年には第42回世界ポーカー選手権大会(WSOP2012)のトーナメントで、日本人初の優勝を果たしている。 ポーカーに限らず、将棋、麻雀、バックギャモンなど、さまざまな頭脳ゲームに熱中してきた木原さん。その中でポーカーを「仕事」にし、世界タイトルを獲得するまでに登り詰めた。その成功の背景には、自身の適性を見極めて戦うフィールドを選び、その上で積み上げた圧倒的な努力がある。 木原さんのように、何かの分野で「一流」と呼ばれるレベルに到達するためには、どんな考え方や取り組みが必要なのか?お話を伺った。 ── 日本ではプロポーカープレイヤーという職業にあまりなじみがありません。まず、どのように収入を得るのでしょうか? 木原直哉さん(以下、木原):ポーカーでの稼ぎ方は大きく分けて2種類。一つは海外のカジノでの、お金
こんにちは、とくさんと申します。 新卒で日系メーカーに入社し、新規事業を経験後、外資系コンサルティングファームを経て、現在は外資系ソフトウェア企業で経営企画部門を統括しています。Twitterやnoteで「とくさん」として、経営や組織についての発信も続けています。 さて、この4月から仕事を始めた皆さんは、全く新しい環境で戸惑うこと、不安に思うことが多いと思います。私もそうでした。いま振り返って思うと、若いころって本当に大変なことが多いです。 若いから「こそ」挑戦できない 世間では、「若者だからリスクを恐れず挑戦できるはずだ」という考え方が強いです。でも、これって多くの普通の人にとっては当てはまらないと思います。私が思うのは、若いから「こそ」挑戦できないよね、ということ。 仕事をし始めた若い人の多くは、仕事で必要となる知識や経験をほとんど持っていないし、当然ながらまだ何も成し遂げていません。
利益を追い続ける社会の中では、有益なものに時間を費やすことが正しく、利益に直結しないものは無駄であると言われがちである。しかし、一見すると「無駄」と言われてしまうものの中に、実は新しい発見や有益となり得る知識が存在するのではないだろうか。 多くの人が通り過ぎてしまう無駄知識の中に希少な価値を見出し、その分野を極めし方々に、人生を豊かにする「無駄知識」を紹介してもらう連載企画「至高の無駄知識」。今回は、災害、妖怪、民話と最新のテクノロジーや文化を組み合わせ、縦横無尽な視点で現代を紐解く民俗学者であり、作家としても活躍する畑中章宏さんに、昔話の「教え・教訓」は、現代のビジネスに役に立つのか? というテーマで執筆いただいた。 「民俗学」とは、文字に書かれた歴史のなかに埋もれている庶民の生活や心の在り様を掘り起こし、その持続性を探る学問である。日本民俗学の創始者とされる柳田国男は、その扱う対象を「
「自分の仕事が好き」。心からそう言いきれる人は、どれくらいいるのだろうか? 単に賃金を得るための手段ではなく、人生を賭するライフワークとして仕事に打ち込む。結果、一般的な幸せやレールから外れることになっても、おかまいなしに没頭し続ける。そんな、少しはみだした「クレイジーワーカー」の仕事、人生に迫る連載企画。今回お話を伺ったのは、登山家の服部文祥さんだ。 大学生で登山にのめり込み、29歳で山行におけるできる限りを自然の恵みでまかなう「サバイバル登山」を開始。会社員として働きながら、毎月10日前後のサバイバル登山を行う。そんな生活を、もう20年近く続けている。 「サラリーマンになりたくない」。子どもの頃からそう思っていた服部さん。かといって、好きな登山だけで身を立てる覚悟も持てなかったという。そんな自分に葛藤し、くすぶりながらも山に向かい続け、いつしか自分だけのスタイルを確立していった。 現状
会社員は住民税や所得税、社会保険料などを給与から天引きされています。自分で直接納付していないため、転職時に手続きを忘れがちですが、退職や転職をした場合は個人で納付しなければならないかもしれません。 では、転職の際には、どんな手続きが必要なのでしょうか。 今回は、住民税の基本と税額の確定方法、転職・退職後の納付の仕方についてご紹介します。 転職にあたっての手続きや退職のタイミングを踏まえた転職活動のスケジュールは、非常に重要です。 パソナでは、あなた専任のキャリアアドバイザーが転職活動のサポートさせていただきますので、お気軽にご相談ください。 住民税は、地方自治体が行政サービスを行う目的で徴収している税金です。 ●住民税の基本 都道府県に納付する都道府県民税と、市町村に納付する市町村民税(東京23区は特別区民税)の2種類を総称した地方税を「住民税」といいます。住民税は個人だけでなく法人にも課
自己紹介が苦手だ。自己紹介をするときは、いつだって申し訳なさが募る。なぜなら、自分の仕事について説明しはじめると、みんなの表情が「???」となるからだ。 というわけで、あまり気乗りしないが自己紹介をすると、わたしはフリーランスのライターをやりつつ、大学講師もやっている。これまでにライターとして出した本は、おいしいパンケーキ屋さんを紹介する本、大学1年生向けの生活指南書、40歳までにコンサバファッションを攻略するための本、夫婦関係についてリアル/フィクションを横断しながら考える本……どうです? すごく散らかっているでしょう? さらに大学で何をやっているかというと、日本の少女マンガが女性労働をどのように描いてきたかに関する研究とか、学生にZINEを作ってもらう編集系の授業とか(ZINEというのはざっくり説明するとインディペンデントの発行物です)、1990年代の短篇小説をひたすら読む文学系の演習
「人の良いところを見つけて理解すれば、どんな人ともうまくやれる」とコミュニケーションが上手な人は言う。しかし、頭では分かっていても良いところの見つけ方が分からないから、私たちは日々人間関係に悩んでいるのではないだろうか。 一体どうすれば人の良い部分に目を向けられるようになるのか、人のことを理解できるようになるのだろうか。今回は、「観察眼」に優れている漫画家 蟹めんまさんに話を聞いた。 ヴィジュアル系バンドの追っかけをする人たちを題材にした漫画 『バンギャル*1ちゃんの日常』は、シリーズ累計10万部を超えるヒットを記録。その後はV系以外のジャンルのおっかけ族や、害虫を題材にした漫画を描いたりと、幅広いジャンルのイラストを手掛けている。 そこで描かれるキャラクターは、喜怒哀楽全ての感情を爆発させながらもどこか愛嬌があって憎めないものばかりだ。一体、蟹めんまさんは描く対象をどのように「観察」して
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、国はリモートワーク(テレワーク)の導入を企業に推進している。最新のデータ(総務省の『平成29年通信利用動向調査 』)によると、日本国内の企業のテレワーク導入率は13.9%だそうだ。オリンピックが開催される東京都は、『『3つのシティ』の実現に向けた政策の強化(平成30年度)2020年に向けた実行プラン 』)の中で、従業員30人以上の都内企業のテレワーク導入率を2020年度までに35%に引き上げたいと公表。働き方改革や生産性向上、育児や介護による離職を防ぐ側面からも注目を集めているが、実際に導入している企業はどうやって運用を行っているのだろうか。 今回はリモートワークに早い段階から取り組み、さらにリモートワークから発展した「リモート忘年会」「リモート飲み会」などのチャレンジ企画も開催している、株式会社ポップインサイトの代表取締役社長 池田朋
作詞家のzoppさん。「青春アミーゴ」「抱いてセニョリータ」など、ジャニーズ事務所所属アーティストの楽曲を中心に、数多くの作詞を手掛けてきた。 今でこそ売れっ子のzoppさんだが、最初の1曲を世に出すまでの道のりは長かったという。書いても書いても採用されず、いつしか「ボツ」の曲数は180を超えた。それでも腐らずトライ&エラーを積み重ねた結果、ついに希代のヒット曲が生まれる――。 今回は、そうした研鑽の日々の苦悩や作詞家の道を歩むに至ったきっかけ、さらには「売れる曲」を求められる「職業作詞家」としての仕事術など、zoppさんの「人生と仕事」について伺った。 ── zoppさんは10代の頃、アメリカで暮らしていたそうですね。 zoppさん(以下、zopp):アメリカの高校と大学に通ったので、向こうの影響をかなり受けました。アメリカは多文化、多人種が交じり合っていて、青春時代にそういうものとたく
拝啓、これから働く君へ。 この文章はそこそこ長い。だから倒叙(とうじょ)ミステリーのように、先にたどり着く結論を言ってしまおう。 君が思っているよりもずっと、やりたいことを仕事にすることはできる。 理由は簡単。まだ君は、仕事と呼ばれるものの範囲の広さと多様さと自由を知らないから。この結論に向かって、なるべく退屈にさせないよう、僕があがいてきた日々とともに、この文章は疾走していく。 映画や音楽好き、あるいはミュージカルやアニメのオタクなら、映画館「立川シネマシティ」の名前を小耳に挟んだことくらいはあるかもしれない。 【極上音響上映】とか【極上爆音上映】とか、「宣伝メールが怪文書だ」とか、「ポップコーンがマズい」とか、「ホットドッグはウマい」とか良い評判から悪い評判まで、検索すれば思いのほかたくさんの結果が見られるはずだ。僕はそこの企画担当、遠山武志。 たくさんの愛してくれる人と、大嫌いな人が
「優先順位を決めて仕事に取り組めない」「注意してもケアレスミスがなくならない」。そんな悩みで困っている方はいないだろうか。得手不得手の問題かと思っていたら、実はADHDの症状かもしれないというのだ。 ADHDとはAttention Deficit Hyperactivity Disorderの略で、注意欠陥(AD)・多動性障害(HD)のこと。これまでは一般的に子どもの病気とされてきたが、最近では働き始めてからADHDだと気づく「大人のADHD」に注目が集まっている。具体的には「話を聞けない」「集中できない」「先延ばしをしてしまう」「記憶できない」「話しすぎてしまう」「じっとしていられない」という症状がそれに当たるそうだ。 もし会社の同僚や部下がADHDだったら、自分がADHDだとわかったらどうすればいいだろうか。その悩みを解決するため、『マンガで分かる心療内科』で有名な「ゆうメンタルクリニ
「自分の仕事が好き」。心からそう言いきれる人は、どれくらいいるのだろうか? あるいは、どれくらいの人が「夢中になれる趣味」を持っているのだろうか? 賃金や名声のためではなく、人生を賭するライフワークとして仕事や趣味に打ち込む。結果、一般的な幸せやレールから外れることになっても、おかまいなしに没頭し続ける。そんな、少しはみだした「クレイジーワーカー」の仕事、人生に迫る連載企画。今回お話を伺ったのは、昆虫料理研究家の内山昭一さんだ。 ある日、トノサマバッタのおいしさを知ったことで昆虫食に開眼し、これまで100種類以上の虫料理をおいしくいただいてきた内山さん。昆虫料理の「レシピ本」をはじめ、関連の著作は多数。15年以上にわたり昆虫料理のイベントを開催し続けるなど、その活動は趣味の域を大きく超えている。食材としての昆虫に魅せられた、内山さんの生きざまに迫る。 ── 本日はご自宅での取材にご協力いた
利益を追い続ける社会の中では、有益なものに時間を費やすことが正しく、利益に直結しないものは無駄であると言われがちである。しかし、一見すると「無駄」と言われてしまうものの中に、実は新しい発見や有益となり得る知識が存在するのではないだろうか。 多くの人が通り過ぎてしまう無駄知識の中に希少な価値を見出し、その分野を極めし方々に、人生を豊かにする「無駄知識」を紹介してもらう連載企画「至高の無駄知識」。今回は、7歳の頃から空想地図(実在しない都市の地図)を描き、現在も空想地図作家として活動を続ける地理人さんに、地図を作る上で欠かせない視点と想像力について紹介していただいた。 はじめまして、地理人と申します。突然ですが、私は地図を作っています。地図といっても「空想地図」、つまりは実在しない都市の地図を作っています。初めて聞いた人も多いでしょう。それもそのはず、これは私が言い出したことです。「架空の都市
就職、転職、お見合い。人生におけるさまざまなステージを「写真」で後押しするスタジオがある。写真家・山口直也氏が率いる「スタジオ☆ディーバ」だ。 「ディーバに行けば間違いない」。そう口コミで広まり、キャビンアテンダントやアナウンサーの応募写真、政治家の選挙ポスターに至るまで、撮影してほしいという人が殺到。広範囲で最高水準のプロフィール写真を手掛けるスタジオとして、確固たる地位を築いてきた。その背景には、長年の地道な研究によって練り上げられた独自のメソッドがあるという。 山口氏はいかに自らの仕事スタイルを確立し、人気スタジオを作り上げていったのか? その努力は、クリエイティブな職種ならずとも大いに参考になるはずだ。 お客さんを面接まで送り届けるのが僕の使命 ── まず、山口さんが考える「印象のいい写真」とは、どんなものでしょうか? 山口さん(以下、敬称略):一口に「好印象」と言ってもいろいろで
こんにちは、ヨモギーと申します。サウナの愛好家をしております。サウナが好きで毎日通っていたら、職業が「サウナー」になった僕が「サウナー」になったきっかけや「サウナー」としての仕事へのこだわりについて、紹介したいと思います。 が、その前に大好きなサウナについてもっと知ってもらいたい! ということで、まずは全力でサウナについてプレゼンさせてください! ちなみにこのプレゼン資料は、kasumiさんのこちらの記事を参考にしました。 会社で話の通じない上司、満員電車、少子高齢社会、コンビニで買ったおでんの大根が固いなど、日本はとてもストレスの多い国だと言われています。悩みを抱え、疲れている人をよく見かけます。そんなあなたにオススメしたいのがサウナ。 サウナに入るとなぜかスッキリします。ただし、その効果はあまり長続きしませんが。 僕は、人間の三大欲求にもう一つ追加するならサウナ欲だと思っています。サウ
「自分の仕事が好き」。心からそう言いきれる人は、どれくらいいるのだろうか? 単に賃金を得るための手段ではなく、人生を賭するライフワークとして仕事に打ち込む。結果、一般的な幸せやレールから外れることになっても、おかまいなしに没頭し続ける。そんな、少しはみだした「クレイジーワーカー」の仕事、人生に迫る連載企画。今回お話を伺ったのは、株式会社「椎茸祭」代表取締役の竹村賢人さんだ。 椎茸祭は、文字通り「しいたけ」を軸にしたビジネスを手掛ける会社。1年半前に竹村さんが起業し、今はしいたけを使った「おだしドリンク」の製造・販売などを行っている。 新卒で大企業に入社するも、すぐに退職。キャリアに悩んでインドに渡り、インド人の朗らかさに癒され再起するも、務めていた事業所の閉鎖で日本へ帰国。その後はチームラボでデジタルアートに携わったり、会社を作ったり……。31歳にして、濃密な人生経験を積んできた。そんな竹
「出会い」がもたらす影響は計り知れない。人との出会いに限らず、一つのコンテンツとの出会いが人生を変えてしまうことすらある。人生における座右の書、生きていく糧となった映画や音楽。あの頃の自分に影響を与えてくれた愛する作品(=バイブル)を、自身の生き方や人生と共に紹介してもらう連載企画「私のバイブル」。 今回「バイブル」を紹介してくださるのは、プロ講師・著述家の伊藤賀一先生。「教室が揺れる」と評される爆笑講義を行う、日本一生徒の多い社会講師として人気を博している。さらには、43歳で大学を一般受験して見事合格。現在、早稲田大学の3年生として学業に勤しみながら、文筆業やリングアナウンサーなどマルチに仕事をこなす伊藤先生の人生における「バイブル」とは? 私は第2次ベビーブーム、“団塊ジュニア”世代として1972(昭和47)年に京都で生まれました。幼少時から空手や水泳など運動ばかりしており、読書以外の
あるときから「忖度」という言葉は悪しきもの、忌むべきものとして用いられるようになった。しかし、本来は「他者の心情を推し量り、配慮する」ことを指す。それはさまざまな人と関わりながら仕事をし、生活を営む我々の社会においては大事な素養の一つであり、程度の差はあれ、多くの人が何かしらの忖度をしながらそれぞれのコミュニティを立ち回っているのではないだろうか。 今回お話を伺うのは、執事の新井直之さん。世界中の資産家やビジネスエリートを顧客に持つ、プロフェッショナルだ。一流のサービスを受けることに慣れたVIPに対し、それを上回る仕事で信頼を得てきた新井さん。そのおもてなしの根底にある、「忖度の力」について聞いた。 ── まず、執事とは具体的にどんなことをする仕事なのでしょうか? 新井さん(以下、敬称略):おそらく、みなさんがドラマや映画でご覧になっている執事のイメージというのは、お仕えする方にお食事を出
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