東京ガス株式会社(社長:鳥原 光憲、以下「東京ガス」)は、再生可能エネルギーを活用したガスシステムの実現と普及促進を目指し、太陽熱集熱器で集めた熱を、夏は冷房、冬は暖房に有効活用する「高効率ソーラー空調システム」の実証を本年4月から開始します。 「高効率ソーラー空調システム」は、世界最高クラス※1の集熱効率を有する太陽熱集熱器で集めた熱を、夏場は「太陽熱を熱源とする高効率吸収冷温水機(以下、「太陽熱駆動吸収冷温水機」)」を用いて冷熱に変換し冷房として利用し、冬場は暖房に直接利用します。さらに変化する気象条件や変動する空調負荷に対して、太陽熱を優先して利用できるよう東京ガスオリジナルの最適統合制御を組み込みます。 東京ガスは、本システムを既存の事務所ビルである「東京ガス中原ビル(川崎市中原区、延床面積:約3,900m2、以下「中原ビル」)」の屋上に設置します。実証を通じて「高効率ソーラー空調