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ねこに関するsonzincのブックマーク (379)

  • はじめてのプレゼント

    母はを飼いだした。俺の一人暮らしをきっかけに。 そいつは人懐っこい性格なのか、たまの帰省でやってくる見知らぬ俺にも触らせてくれるいいやつだった。 を挟んだ母との会話も自然、その子の話が中心となり、母は楽しそうで。俺の代わりというよりはもはやかつての俺以上に中心で暮らしているんじゃないかと羨ましかったり、母を頼んだぞといった気持ちでいた。 そんな愛の独占者からはじめてプレゼントをもらったのは数年前のお盆だった。 まだ暑い季節。築50年は超えてると思うボロい実家。類から人類への贈り物はGだった。Gの死体だった。 フィクションだけの話だと思っていたが、まさか当にGを咥えるがいるとは! 俺はGが大嫌いで、ボロ屋で毎年Gが出ても一目散に逃げて母に退治を依頼する軟弱ボーイだった。視界から外れることの方が恐いがそれでも目視も耐え難いので丸投げ一択。依頼して外出だ。一人暮らしをするときも何が一

    はじめてのプレゼント
  • うちにはブチャラティみたいな猫がいる

    俺たち夫婦の家庭は子なしだった。 との出会いは大学で、卒業してから結婚をした。 それまでに同棲をしていなかったこともあり、実際に暮らし始めてからの齟齬は少なくなかった。 結婚してからはすぐにを飼った。 里親として一匹を引き取ったんだ。 一匹の雄。 子だったこともあり最初はとてもやんちゃで人懐っこく、たくさん暴れた。 子はかすがい。 そんな言葉が示すように、俺と結婚生活が三年続いたのはこいつのおかげだろう。 だが、三年で終わりが訪れた。三年で、俺たちの結婚生活は終わりを告げた。 誰のせいでもない。それは仕方がないことだった。 手続きも済ませ、身辺の整理も終わった後。 最後に残ったのが「をどうするか」という話だった。 既に借家は二人とも離れることに決めていた。 だからどちらにしろ、もこの地を去らなければならない。 だったらせめて二人のどちらについて行くか。それぐらいは当人に決め

    うちにはブチャラティみたいな猫がいる
  • 熱くなって炬燵の中から出てきた猫

    は驚くほど温かい。 仕事から帰ってきて、ふぅと一段落し、コートを脱ぐとちょっと寒い。 するとちょうど炬燵の端がのそっと持ち上がり、のそのそとうちのが出てきた。 「ただいま」といって屈み、両手を広げると真っ直ぐが歩いてくる。 そのまま抱くと非常に温かい。 先にご飯べるー?という声がキッチンから聞こえて返事し、を抱きながら炬燵に向かう。 は膝上を陣取り、それからみんなで晩御飯をべる。 今年の冬も、なんだかんだで暖かい。

    熱くなって炬燵の中から出てきた猫
  • 苦しくなったら「猫ちゃん」って呟いて頑張ってる

    犬の「ハッハッハッハッ」って息遣いのマネもたまにやる

    苦しくなったら「猫ちゃん」って呟いて頑張ってる
  • 猫の名前が決まりました

    うちに今いるの名前はマーガリン。 今度新しいを飼うことになったんだけど「バター」って名前はどうかな?と夫。 でもそれだと被るしなぁ…ということで協議の結果、「しょくぱん」になりました(白なので)。

    猫の名前が決まりました
    sonzinc
    sonzinc 2023/11/01
    人が食事してるときに反応しそう
  • 平日の午後は猫と踊ってる

    子なし専業主婦だと午後にふとした空き時間がある。 最近、そんな特に何もやることがない時間にはと踊ってる。 適当にダンスソングをかけ、何も考えずにツイスト風の動きで踊る。 手には長紐を持っていて、私のダンスに呼応するみたいにがぴょんぴょんする。 夜、夫が帰ってきて何事もなかったようにリビングでとくつろぐ姿を見る度、私はほくそ笑む。 夫は知らない。 私とミーちゃんが毎日、ダンスをしていることを。

    平日の午後は猫と踊ってる
    sonzinc
    sonzinc 2023/10/26
    森薫「シャーリー」でベネットとシャーリーが踊る話を思い浮かべた。
  • 俺と猫しかしらない

    夕方、布団を取り込もうとした時 なんかでっかい虫が…なんらかの昆虫が部屋の中に入ってしまった ハエにしては縦長だけどゴキにしてはスリムだった しばらくは壁や照明にくっついていたけど見失ってしまった 2cmはあった でもに言えない ただがその虫を見ていて夕方からずっと興奮してる 狩りの季節!といわんばかりに 普段のぼらないキャットタワーで訓練するように上下に走りや柱の周りで鋭い回り込みをしてる は「あら普段いないところにいるねえ^^楽しそうねえ^^」とごきげんだ このまま見えないところで死んでもらうのが一番だけど忘れた頃に死骸でてきてもやだな… がいるときに出てきてくれたらきっと初見のふりして一緒に驚くことになるんだろう… ごめんなさい…ごめんなさい…

    俺と猫しかしらない
  • なんでネコってこっち見てくるんだろうな

    よくふてぶてしく座りながらケツアナの臭いかいで 「くっさ~」みたいな顔でこっち見てくるんだけど 何をアピールしてるつもりなのか真剣にわからん ケツアナの臭いかいだら俺を思い出すんだろうか

    なんでネコってこっち見てくるんだろうな
  • うちの猫

    私がオンライン打ち合わせをしたり、 電話で話したり、 テレビで流れてきたBGMにつられて 歌を唄ったりするだけで、 がニヤァーと言いながら寄ってくる 暇なら私に構って、ということなのだろう そうして、足元にやってきたを見る 目が合う それを膝に乗っていい合図だと思ったは 私の太腿に爪をチョイっとかけて上がる リラックスした様子でうとうとする とは、よく寝る とは、よく甘える は、うちのは、 この世で一番愛おしい

    うちの猫
  • 猫の一周忌がくる

    なんか寝れないから吐き出し。 当は良くないの知ってたんだけど、元野良なのもあり好き勝手外に出れるようにしてた(避妊済み) 私のことを子供と思ってるのか、夜に学校から帰ってくると必ず家の前で待ってた。 何時だろうが必ず迎えにきた。 近づくと玄関まで誘導してくれるんだけど、止まったり隠れたりすると「ちゃんとついてこい」と言わんばかりに戻ってきて、私が動き出すまでじっとこちらを見てた。 名前を呼ぶと絶対返事をするし、離れていても様子を見にきてくれた。会話のできるだった。 尻尾が短くて不器用で、なぜか人のコップで水を飲むのが大好き。でも飲むの下手くそなのでまわりびしょびしょにした。ご飯べるの遅くて、弟分のにとられてた。喧嘩弱いのに私が外にいると偉そうに野良の前を歩いた。なんなら自分から煽りに行くイキリ野郎だった。年をとってもなお紐で遊ぶのが好きだった。腹がいつも禿げてて、病院に行ったけ

    猫の一周忌がくる
  • 野良猫の火葬してきた

    先日のこと 仲良しの野良ちゃんが車に轢かれて死んでた 家によく遊びに来る子でうちのさんたちも気にかけている感じだったから保護したいなと思って捕獲機借りる手配してて そろそろ決行するか、なんて思っていた矢先のことだったのでショックだったけれど見つけられたのも縁かと思いとりあえず段ボール入れて役所に電話したら火葬していいとのことなので利用歴のあるペット葬儀社さんに朝イチ電話して諸々手配、お花もちょっと用意してもらって飛び出てた目玉を隠すように装飾させてもらってお顔まわりちょっと拭いたりして山の中にある火葬場までドライブ 暑くなる前だから遺体が汚くならなくて良かったねーとかよく見つけやすいところまで来てくれてたねーとか色々お話したけれどもちろん返事もなくちょっとむなしい気持ちと寂しい気持ちはあったけれどスタッフさんも野良ちゃんのロードキルなら、と料金オマケしてくれたからちょっと嬉しかった現金

    野良猫の火葬してきた
  • 猫の墓

    が亡くなってもう3ヶ月たった。 しみるような寂しさは減ってきたと思う。 の動画を見てクスリと笑えるようになった。 そうだな、うちのもこんな顔したなぁとか。 思い出しても涙が出てこなくなった。 こうやって日常を取り戻すのかもしれないが、 忘れたくないのに、忘れていくんだろう。 だんだん思い返すこともなくなるんだろう。 火葬にして骨は骨壷に入って置いてあるんだが。 でも、墓に入れるとか、そこに墓参りするとか なんとなく違う気がしてる。 家から出たことがなかった。 家がいちばん好きだったんだから。 家にずっと置いてあげよう。 墓は作らない代わりに心の中でひとつ約束を決めた。 ある曲を聴いたら、のことを思い出す。 それが墓の代わり。 たまたま看病をしていた頃によく聴いていたピアノの曲、バッハの世俗カンタータBWV208。 歌詞の内容は「狩のよろこび」を歌っているそうだ。 鳥をよく狙ってい

    猫の墓
  • そして猫を看取った

    https://anond.hatelabo.jp/20221123155759 家で看取ると決め帰宅させた夜はカタールワールドカップ日本代表初戦だった。サッカー中継と天気予報と「ダーウィンが来た!」が好きでいつもい入るように見つめるだったが、ソファの下でコの字のまま横たわる彼女の視線の先に日本代表が映っているのか定かではなかった。 目の大きなだった。晴れた午後に窓の外をじっと眺める澄んだ水晶体は、何かを見ているというより、宇宙全体を感じ取っているかのようだった。哲学者のそれというより、哲学そのものだった。 ベッドにつくのを察知するとどこからともなく現れてお腹の上に乗ってきた。薄明かりの中、目尻の少しつり上がったその目いっぱいに黒目を広げる彼女の顔は、紛れもなくあの宇宙人の顔だった。「宇宙で一番かわいい宇宙人だね」そう言って抱きしめると首のモーターがブンブン駆動した。 具合が悪くなる

    そして猫を看取った
  • これから猫を看取る

    先生が「あとはお家で一緒にいてあげるのがいいのではないかと思います。」と言った。かねてから治療についての選択は彼女が一番苦しくないものを、しかし最後となったら家でゆっくり過ごさせたい、と伝えていたから。もうこれ以上治療はしない。 彼女は三年前、「中国で肺炎を患う謎の風土病が流行っている」くらいの気分のニュースがちらほら出てきた頃我が家にやってきた。しばらくして始まったステイホームとリモートワークのお陰で三年間のほとんど、当にほぼすべてに近い時間をふたりきりで過ごした。極端な甘え方をするだった。椅子の下を通る度にいちいち肩からしっぽまでがこちらの足にスーッと触れるように歩いた。トイレも風呂も洗い物も歯磨きもとりあえずついてきてチョコンと座ってこちらを見入っていた。コンビニから帰る度にレジ袋を嗅ぎに来る旺盛な好奇心とは裏腹にヤマトが来てもUberが来ても玄関から一番遠い物陰に隠れる人見知り

    これから猫を看取る
  • 飼っていた猫が死んだ

    ある日突然腰が立たなくなり、それから二週間と経たずに逝ってしまった こたつの中で眠ることが多くなり、肉もどんどん落ちていった 夜中に腰を引きずってフラフラと寒いところに行くようになり、心配になって家族総出の交代制で見守っていた その日の朝、仕事に行こうと声をかけると這い出るようにこたつから出てきて倒れた 心臓マッサージをし、家族全員で呼びかけて一度は蘇生した が、結局一時間と経たずに痙攣が来て、そのまま逝ってしまった 蘇生したときに家族全員の顔を眺めてから逝けたのは救いだったと思いたい 家族が喧嘩していると仲裁に割って入るような優しいだった 結局仕事は休み、翌日、ペットの葬儀屋に依頼して火葬場でおくった 点火のスイッチは自分が押した 翌日出社し、何事もなかったように仕事をし、帰った 帰り道、運転する車の中でもう家に帰ってもは居ないと考え、運転しながらひとりで号泣した

    飼っていた猫が死んだ
  • そんなことより毎晩ふとんに入り込んでくるうちの猫の可愛さについてもっ..

    そんなことより毎晩ふとんに入り込んでくるうちのの可愛さについてもっと知ってほしい

    そんなことより毎晩ふとんに入り込んでくるうちの猫の可愛さについてもっ..
  • 母親が三毛猫好き

    子供の時飼ってたのが三毛だったからその刷り込みみたいなものがあるんだろう いろんな色のいるけど、なんだかんだでやっぱり三毛がいいみたいなことを言う 今は近所の半野良の三毛を遠目に愛でている

    母親が三毛猫好き
  • 「ネコを出せば人が見る」と気づいた警視庁、特に意味なくネコが出てくる詐欺注意喚起動画を作っていて賢い

    ミヒラ三平 @mihira_sanpei 警視庁、「ネコの画像と動画があれば人が見る」ということを学習し、特に大きな意味もないがネコがでる注意喚起動画などを作っている。賢い。 twitter.com/MPD_yokushi/st… 2022-09-30 12:34:34

    「ネコを出せば人が見る」と気づいた警視庁、特に意味なくネコが出てくる詐欺注意喚起動画を作っていて賢い
    sonzinc
    sonzinc 2022/09/30
    猫が「還付金があるにゃ」なんて電話してきたら振り込んでしまいそうなことに気づいた。
  • ねこ旅に出る

    (前回のご報告)https://anond.hatelabo.jp/20220920212135 拾ったねこなので誕生日とかもわからないのだけど、ボロボロのこねこを9月に拾った時に多分生後3ヶ月くらいだった。ということで毎年6月をお誕生月にして毎年お祝いをしつつ22年とすこしが過ぎました。1年ごとの大きなお祝いはもちろん、その間にいくつかのちょっとしたお祝いと、まいにちのささやかなお祝いがあって、ねことの生活はそれはもう祝祭にあふれているのですが、台風が去ったあとのとてもよく晴れた日に最後のお祝いを滞りなく済ますことができましたことに感謝しつつ、いつもよりさらにとりとめないものになるかと存じますが、いまここに駄文を残しておきたいと思います。 タウ・ゼロという小説を読んだことがあるのですが、増田とねこの日々はまるでどこまでも加速し続ける宇宙船の中にいるかのように、大きく変わる世界のなかで何も

    ねこ旅に出る
  • 猫が寄ってくるようになった

    良い季節

    猫が寄ってくるようになった