連載第3回目の目的 この連載第3回目では、Excel VBAによるWebサービスの呼び出しとJSONデータの解析についての手順を学びます。連載第2回目では、XML形式のデータを返すWebサービスを用い、データの解析を行っていましたが、今回はJSON形式のデータに対して解析を行います。Webサービスの多くは、取得できるデータをJSON形式で提供していますので、似たようなケースでは同様の手順でのデータ取得などに応用できるでしょう。 題材としては、気象庁の提供する天気予報APIを用います。このAPIは、公式にはWebサービスとして公開されているものではないですが、利用規約を守ることで誰でも無料で気象情報のデータを入手することができます。今回はこれを使用して、指定した気象区の天気予報を自動取得するExcelワークシートを作成します(図1)。 図1:図1:完成サンプル(weather_forecas