公正証書遺言を無効とした判決/弁護士の事件簿・相続弁護士(ホーム) > 遺言、相続法律相談 > 公正証書遺言を無効とした判決 Last updated 2015.4.28mf 母の死亡 2000年10月15日、Kさんの母が亡くなりました。死後、遺言執行者に指定された弁護士が、 Kさんら兄弟姉妹3人を集め、お母さんの遺言があることを説明しました。弁護士は、 「公正証書遺言によれば、不動産は売却して、代金は、子供3人に平等で与えられる。その他の財産は次女のMさんに与えられること になっている」と説明しました。 遺言状には、「不動産は売却して代金を、3人に平等で 相続 させる。私の所有する動産(預貯金等を含む)は、 全て、次女Mに相続させる」と記載されていました。 弁護士は、動産類の中に株が含まれていると言うのです。 不動産以外の遺産の中に高額の株式がありました。この株式は、 株券不所持制度(民