『仕事は6倍速で回せ!』(石塚孝一著、祥伝社)の著者は、アメリカの大学を飛び級で卒業後、29歳でロイター通信の最年少部長に就任。その傍らで青山学院大学大学院でMBAを取得し、34歳で中国系金融情報サービス会社の新華ファイナンスジャパンに就任したという人物。さらに35歳でベンチャー企業を起業し、38歳で東証二部上場会社の社長に就任したそうです。他にも多くの実積を持っているのですが、「最速で出世し、かつ社外での勉強も平行できたのは、人の倍のスピードで働いていたからだ」と自負しています。 私は会社勤めをしていたころ、16時間働いていた。人の3倍の能率で人の2倍働く、これが本書のテーマである「6倍速」で仕事をするという意味である。(4ページより) 情報収集についてのテクニックを紹介した第4章「6倍速を支える情報収集術」からいくつかを引き出してみます。 ワンテーマの本を集中して読む(127ページより