第十六回:来年の分子生物学会は嵐を呼ぶぜ! (これはジャニーズのユニット「嵐」のコンサートをやると言う意味ではありません。呼ぶならperfumeです) 2013年、分子生物学会年会大会長として、ごあいさつさせていただきます。 諸君、私は分生が好きだ。 諸君、私は分生が好きだ。 諸君、私は分生が大好きだ。 シンポジウムが好きだ。ワークショップが好きだ。プレナリートークが好きだ。ポスター発表が好きだ。ランチョンセミナーが好きだ。企業展示が好きだ。フォーラムが好きだ。受賞講演が好きだ。 横浜で、札幌で、京都で、博多で、神戸で、この日本で行われるあらゆる分子生物学会が大好きだ。 朝一番の講演のために、聴衆が一斉に会場に入ってくるのが好きだ。 座長の挨拶に続いて会場が暗くなり、最初のスライドが映し出されるとこころが踊る。 極めつけのデータを示したスライドで、会場に軽いため息を上げさせるのが好きだ
ニュースでもたびたびお伝えしているように、今年のノーベル医学・生理学賞は京都大学の山中伸弥教授たちに与えられることが発表されました。 日本人のノーベル賞受賞は19人目。 医学生理学賞は25年前の利根川進さん以来、2人目です。 今夜は予定を変更して、受賞の意義についてお話したいと思います。 研究の発表は世界的な反響を呼び、再生医療の実現に向けて期待が高まってきました。 iPS細胞は培養することで、心臓の細胞や神経細胞など、体中の細胞を作ることができます。 山中さんは5年前の発表以来、世界をリードし、日本国内で人のiPS細胞による再生医療を実現させようと、研究を続けています。 発表当初からノーベル賞は確実とみられ、毎年有力候補として名前が挙げられてきました。 そしてついに、今年のノーベル賞受賞ということになりました。 日本人の医学生理学賞の受賞は二人目ですが、現在も過去もノーベ
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