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  • 神戸「激辛カレー」いじめ 苦情電話窓口の職員が過労死、市に1億2千万円の賠償命令

    神戸市立東須磨小で激辛カレーを強要するなどした教諭いじめ問題の発覚後、市教育委員会の職員として対応に当たっていた30代の男性が令和2年に自殺したのは、市が長時間労働や精神的負担に対し適切に対応しなかったためだとして、らが市に約1億3800万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、神戸地裁(島岡大雄裁判長)は16日、約1億2千万円の賠償を命じた。 判決によると、市教委事務局の係長だった男性は、問題が元年秋に表面化してから苦情の電話が外部から殺到し、教育委員との間の窓口も務め繁忙となった。時間外労働は同年9~11月に月60~90時間に上り、2年1月末頃に精神疾患を発症。同年2月に自殺した。 判決は、上司に「睡眠薬を飲んでいる」と申告していたのに、産業医の診察を受けさせるなどの措置を取らなかったと指摘。自殺を予見できなかったとする市側の主張を退けた。 いじめ問題を巡っては兵庫県警が2年3月に暴行や強

    神戸「激辛カレー」いじめ 苦情電話窓口の職員が過労死、市に1億2千万円の賠償命令
  • 「モーツァルトは大嫌い」なキダ・タローさん 音楽で体現した反権威と関西愛

    14日に93歳で死去した作曲家のキダ・タローさんは、「と~れとれ、ぴ~ちぴち、カニ料理」という印象的なフレーズで有名な「かに道楽」をはじめ、数々のテレビやラジオ番組のテーマ曲、コマーシャルソングを手掛けたことで知られる。関西人なら思わず口ずさんでしまう作品を生み出した「浪花のモーツァルト」は、反骨とユーモア精神を抱き続けた人だった。 警察官の家に生まれたキダさんと音楽の接点は、先の大戦中にさかのぼる。結核で亡くなった兄の遺品である、アコーディオンに親しんだことがきっかけだった。 終戦を迎え、占領下の日に流れ込んできた米国のジャズ音楽の明るさと輝きに衝撃を受けた。キダさんは産経新聞の取材に、「カルチャーショックという文字が色あせるほど新鮮な驚き」と振り返り、こう続けた。 「戦時中にラジオから流れてきたクラシック音楽は荘重で重々しく、肩肘張っていた。権威主義といいますかね。それに反感を抱いて

    「モーツァルトは大嫌い」なキダ・タローさん 音楽で体現した反権威と関西愛
  • 「世の中はひどい…言われっぱなしだ」性交渉証言に苦しんだ黒岩信忠草津町長の怒り㊦

    町長室で性交渉を強要されたという証言に苦しめられた群馬県草津町の黒岩信忠町長が産経新聞のインタビューに応じた。黒岩氏を巡っては、告発した元町議の新井祥子氏が令和2年12月に解職請求(リコール)の賛否を問う住民投票で失職すると、草津町が「セカンドレイプの町」と国内外から批判される事態に至った。一方、前橋地裁は今月17日、黒岩氏が新井氏に損害賠償を求めた訴訟の判決で、新井氏の証言を「虚偽」と認定した。 ㊤から続く ≪虚偽の証言を巡って令和2年12月の新井氏に対するリコールの賛否を問う住民投票は「失職に賛成」が2542票、「反対」が208票だった。賛成は92%、反対は8%に過ぎなかった≫ ──黒岩氏の潔白を信じた町民は当初から多かったという 「対外的に私は悪党にされたが、町民は私を信じてくれた。この問題が発覚した当時『町長はなんてひどいことをするのか』と言った町民はいなかったし、逆に『こんなバカ

    「世の中はひどい…言われっぱなしだ」性交渉証言に苦しんだ黒岩信忠草津町長の怒り㊦
  • 「草津町に来て謝るべきでは」虚偽認定された性交渉証言に苦しんだ黒岩信忠町長の怒り㊤

    町長室で性交渉を強要されたという証言に苦しめられた群馬県草津町の黒岩信忠町長が産経新聞のインタビューに応じた。黒岩氏を巡っては、告発した元町議の新井祥子氏が令和2年12月に解職請求(リコール)の賛否を問う住民投票で失職すると、草津町が「セカンドレイプの町」と国内外から批判される事態に至った。一方、前橋地裁は今月17日、黒岩氏が新井氏に損害賠償を求めた訴訟の判決で、新井氏の証言を「虚偽」と認定した。事件は一定の区切りを迎えた形となる。汚名は晴らされたのだろうか。 ──疑惑の払拭に努めた訴訟で地裁判決が出た 「公務時間中に町長室で性交渉したという衝撃的な内容で、裁判の結果が出る前から、さまざまなバッシングを受けた。私が勝てば草津町の名誉も晴れるとの思いで提訴した。決定的な証拠は新井氏が自ら隠し持っていた当日の録音テープが明らかになり、事件など起きていないことが裏付けられた。新井氏も『性交渉した

    「草津町に来て謝るべきでは」虚偽認定された性交渉証言に苦しんだ黒岩信忠町長の怒り㊤
  • 米議員、岸田首相は「すごく面白い人」  ユーモアでひきつけた演説 ポトマック通信

    「彼は面白い人ね。日ではどんな印象なの?」 米議会で岸田文雄首相の演説を聞いた議会関係者の女性からこう質問された。 記者が「真面目な性格という印象ではないか」と答えると、「そうなの? すごく面白い人じゃない」と語り、演説に引き込まれたことを振り返っていた。 演説に織り交ぜられた米国流ジョークで話題となったのが、岸田首相が米国に住んでいた子供の頃、有名アニメ「フリントストーン」を楽しんでいたことを紹介したときの一言だ。 主人公がうれしいときに発する言葉「ヤバダバドゥー」を用い、「今でもあの番組を懐かしく感じます。ただ、『ヤバダバドゥー』の意味を訳すことはできませんでしたが」と語り、大きな笑いを誘った。 議会演説のすぐ後の午餐(ごさん)会であいさつしたハリス副大統領は、岸田首相が演説で「『ヤバダバドゥー』をどう訳したらいいのか分からないと語っていたのは痛快だった」と話し、さらに笑いを巻き起こ

    米議員、岸田首相は「すごく面白い人」  ユーモアでひきつけた演説 ポトマック通信
  • 「原稿がイメージと違った」 読売新聞主任が紅麹関連記事の談話を捏造、処分へ

    小林製薬の紅麹(べにこうじ)問題を巡り、読売新聞社は17日、6日付夕刊に掲載された「『紅麹』流通先 販売中止で痛手」の記事で、大阪社社会部の主任(48)が小林製薬の取引先企業の社長の談話を捏造(ねつぞう)したと明らかにした。 実際に取材したのは岡山支局の記者(53)で、主任が記事のとりまとめをした際、捏造したことを知っていたにもかかわらず修正を求めなかったという。読売新聞社は重大な記者倫理違反として主任らを厳正に処分し、上司の監督責任も問う方針。 記事は問題発覚後の取引先企業の対応や損害などをまとめる内容で、捏造したのは岡山県内の会社社長の発言。「突然、『危険性がある』と言われて驚いた」「補償について小林製薬から明確な連絡はなく、早く説明してほしい」と記事に盛り込んだが、実際にこうした趣旨の話はしていなかった。 主任は「支局から届いた原稿のトーンがイメージしたものと違った」と説明。取材し

    「原稿がイメージと違った」 読売新聞主任が紅麹関連記事の談話を捏造、処分へ
  • 草津町長室での性交渉なしと認定 町長の名誉毀損で元町議らに賠償命令

    群馬県草津町の黒岩信忠町長と町長室で性交渉したとする新井祥子元町議(55)の証言を基にした電子書籍を巡り、証言は虚偽で名誉を損なわれたとして、町長が元町議や著者の飯塚玲児(名飯嶋辰昭)氏(57)ら3人に4400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、前橋地裁は17日、元町議に275万円の支払いを命じた。一部は飯塚氏と連帯して支払うよう命令した。 田中芳樹裁判長は判決で、町長と元町議の面会時の録音や元町議の供述から、性交渉はなかったと認定。元町議の言動は「原告が公的空間で性交渉する人物という印象を与えるものだ」と指摘し、名誉毀損を認めた。飯塚氏については、性交渉があったことが真実か否か十分取材しなかったとして、共同不法行為が成立するとした。

    草津町長室での性交渉なしと認定 町長の名誉毀損で元町議らに賠償命令
  • 中国企業ロゴ問題 経産省と金融庁の会議体でも確認、非公開に

    再生可能エネルギー導入に向けた規制の見直しを目指す内閣府のタスクフォースで民間構成員が提出した資料に中国国営企業のロゴマークの透かしが入っていた問題で、経済産業省と金融庁の会議体でも、同様に中国企業のロゴ入り資料が提出されていたことが分かった。 資料を提出したのは財団法人「自然エネルギー財団」事業局長、大林ミカ氏。経産省と金融庁は25日、大林氏側から「資料を差し替えたい」と連絡があったとして、資料をいったん非公開とした。「事実関係について資料提出者に説明を求めていく」とした。 ロゴ入り資料が確認されたのは、経産省「総合資源エネルギー調査会」下の「電力・ガス基政策小委員会」が今年2月に開いた会合と、金融庁「サステナブルファイナンス有識者会議」が令和3年3月に開いた会合。いずれも大林氏がヒアリングに招かれ、配布資料として公開されていた。

    中国企業ロゴ問題 経産省と金融庁の会議体でも確認、非公開に
  • 糖尿病歴見落とし、カテーテルで多数死亡… 異例の改善命令を受けた神戸徳洲会病院の闇

    神戸市垂水区の神戸徳洲会病院で、糖尿病患者が適切な治療を受けられないまま死亡するなど、医療事故が疑われる事例が次々と明らかになっている。神戸市は今年2月、安全管理体制の是正を求め、病院を運営する医療法人「徳洲会」(大阪市、東上震一理事長)に対し、医療法人には異例となる医療法上の改善命令を出した。市は昨年8月にも、カテーテル治療による患者の死亡が多発した問題を受け、病院を行政指導している。なぜ同じ病院で、こうした不可解な患者の死亡例が相次ぐのか。 カテーテル治療の問題を内部告発一連の問題の端緒となったのは、昨年6月と7月、神戸市保健所宛てに届いた2通の告発書だ。 告発書は、主に昨年1月以降、同病院でカテーテル治療を受けた男女13人について、6人が死亡し、7人の症状が悪化したと指摘。13人のうち12人に循環器内科の男性医師が関わり、中には処置のわずか数時間後に息を引き取った事例があると記載され

    糖尿病歴見落とし、カテーテルで多数死亡… 異例の改善命令を受けた神戸徳洲会病院の闇
  • 麻枝准さん「泣きゲーは継いだもの。天才の背中を25年間、追いかけて追いかけて…」 沼る 夢中の極み 「泣きゲー」インタビュー(上)

    「泣ける」ことが映画・ドラマの売りとなって久しいが、ゲームの世界でも感動でプレーヤーを魅了する「泣きゲー」が長年人気を博している。その立役者の一人が、「AIR」「CLANNAD」(クラナド)などの人気美少女ゲームを手掛けたシナリオライター・作曲家の麻枝准(まえだ・じゅん)さんだ。今月2周年を迎えたRPG「ヘブンバーンズレッド」(ヘブバン)でもメインシナリオを担うなど活躍を続ける麻枝さんが、四半世紀にわたり「泣きゲー」を作り続けてきた理由とは―。 自分は「はずれ」ライター扱いだった子供の頃からパソコンを通じてゲーム作りに親しんできた麻枝さん。美少女ゲーム業界へと歩みを進め、後日「泣きゲーの元祖」と呼ばれるようになる始祖的作品の一つ「ONE~輝く季節へ~」(平成10年)のシナリオを手掛けた。 「やはりクリエーターとしては、人の心に残るものを作りたい。それには、その人の感情を強く揺り動かす必要が

    麻枝准さん「泣きゲーは継いだもの。天才の背中を25年間、追いかけて追いかけて…」 沼る 夢中の極み 「泣きゲー」インタビュー(上)
  • 恋愛も性交も縁がない 超草食男子が増えている 識者「若者の向き合い方は二極化」 Xに賛否「なんでも『学校』か」「教育の放棄」~私たちが子供いらないと思う理由

    ニュースサイト「産経ニュース」で先月配信した特集「私たちが子供いらないと思う理由」では、男性不妊の実態にも注目が集まった。身体的な障害だけでなく、「子供の作り方が分からない」といった〝超草〟男性が増えているという。専門家は思春期の性教育不足なども背景にあると指摘する。 悟、30代半ばで「子供の作り方分からない」「子供の作り方が分かりません」 夫婦で都内の不妊治療クリニックを訪れ、こう打ち明けたのは、30代半ばの悟=仮名=だ。夫婦は結婚後、一度も性行為をしたことがないと語った。 「正直、そこからかと思った」と医師は振り返る。 クリニックを訪れる夫婦の事情はさまざまだが、中には性行為ができないという理由で、いきなり不妊治療へと進むケースもある。 「性的なことにはまったく興味がなく、アダルトビデオも見たことがない」と話す男性もいた。教育の現場で、『性行為は避けなさい』というトーンだけが強調され

    恋愛も性交も縁がない 超草食男子が増えている 識者「若者の向き合い方は二極化」 Xに賛否「なんでも『学校』か」「教育の放棄」~私たちが子供いらないと思う理由
    swingwings
    swingwings 2024/02/17
    ご存知でした?草食動物は繁殖行為をするのですよ?
  • NHKニュース7、「やってます感」で視聴率下落 能登半島地震後1カ月で課題露呈

    今年の元日に起きた能登半島地震の発生時に強い口調で非常事態を伝え続け、東日大震災の教訓を生かした緊急報道で評価を得たNHK。ところがこの1カ月で課題が次々に露呈した。元NHK解説委員でメディアアナリストの鈴木祐司氏が、視聴率、視聴者の声、報道OBの意見から評価していく。 まず個人視聴率。特定層の実態まで調べるスイッチメディアによれば、地震発生から翌日の羽田空港での衝突事故が重なった当初の数字はかなり高かった。ところが1週間もすると昨年1月の平均値を下回るようになり、通常通りの枠で放送した1月の平均値は前年比で1割下がった。 問題は視聴者層のばらつきが大きい点。高齢者の数字は比較的安定していたが、女性の64歳以下と若年男性は大きく数字を落とした。原因は以下のSNSの声に象徴されるだろう。 「能登地震のニュースばっかり。同じことを何度も何度も」「被害者の大変さを押し付けるニュースにうんざり」

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  • 「説明の徹底が甘い」 芦原妃名子さん死去で「ラブひな」作者の赤松健参院議員

    自民党赤松健参院議員は29日、日テレビ系の連続ドラマ「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子(名・松律子)さんが死去したことについて、X(旧ツイッター)に「あってはならない」とした上で、「まだまだ『(原作者への)事前説明の徹底』と『二次使用に関する契約書』の詰めが甘い」と書き込んだ。赤松氏は漫画家で「ラブひな」「魔法先生ネギま!」などのヒット作で知られる。 芦原さんを巡っては今月に入り、ドラマの脚でトラブルになっていたことをXで明かしていた。 赤松氏は「主に出版社と制作側(製作委員会など)の問題だが、原作者側でも『事前の説明で納得がいかなかったり、後から約束と違うようなことがあった場合の相談場所やその知識』が必要になってくる」とも指摘した。 その上で、「漫画小説のアニメ化やドラマ化では、昔から『原作者の望まない独自展開やキャラ変更』などが問題になってきた。もっとも近年は

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  • 長野の共産党県議、運転免許失効中に人身事故 議員辞職へ

    運転免許の失効中に人身事故を起こし、議員辞職の意向を示した共産党の高村京子長野県議=25日午後、長野県庁 共産党の高村京子長野県議(69)=同県上田市=は25日、記者会見し、運転免許の失効中に車を運転し、人身事故を起こしたと明らかにした。高村氏は「公人として許されることではなく、議員になる資格はない」と述べ、近く議員辞職する意向を示した。 高村氏や県警によると、24日午前11時45分ごろ、千曲市上徳間の信号機のない市道で、横断歩道を渡っていた同市のパート従業員の女性(21)をはねた。女性は骨盤を折る重傷。 高村氏は「雪が降り、人がいると認識していなかった」と釈明した。議員活動の一環で、上田市内の浄水場へ視察に向かう途中だったという。車には同僚議員が乗っていたが、けがはなかった。 運転免許は昨年3月に失効しており、事故後に警察官に指摘され、気が付いたという。運転していた車の名義人は高村氏の夫

    長野の共産党県議、運転免許失効中に人身事故 議員辞職へ
  • 自公勝利の八王子市長選、逆風の接戦制した小池都知事の応援 野党は追い風生かせず

    東京都八王子市長選を制した自民党の推薦候補を拍手で迎える萩生田光一前政調会長(中央)=21日夜、同市(奥原慎平撮影) 21日投開票された東京都八王子市長選は、無所属新人で元都職員の初宿(しやけ)和夫氏(59)=自民、公明推薦=が元都議で立憲民主や共産、社民が支持した滝田泰彦氏(41)ら4人の無所属新人を破って初当選した。自民党派閥パーティー収入不記載事件で初宿氏に逆風が吹く中、風向きを変えたのは選挙戦終盤に応援に入った小池百合子都知事だった。立民、共産は自民系に勝利を許した昨年12月下旬の武蔵野市長選に続き、追い風を生かすことができなかった。 ブレーキになった‥「寝られない1週間だった。ヒリヒリ胃が痛む毎日だった。来、追い風を送らないといけない私がブレーキになってしまい、ご迷惑をかけてしまった」 21日夜、八王子市の繁華街に近い初宿氏の事務所。初宿氏の当選確実が伝わった後、同市の大半を地

    自公勝利の八王子市長選、逆風の接戦制した小池都知事の応援 野党は追い風生かせず
  • 立民・杉尾秀哉氏の奥能登地方入り Xで批判相次ぐも「百聞は一見にしかず」

    立憲民主党の杉尾秀哉参院議員が能登半島地震の支援活動を巡り被災地入りした行動が、交流サイト(SNS)の一部で問題視されている。TBS報道局記者出身の杉尾氏は「百聞は一見にしかず」として、被災状況を自身の目で直接確かめることで震災対応を巡る政権追及につなげる狙いがありそうだ。不要不急の移動の自粛が要請される中での被災地入りの強行姿勢には「もはやパフォーマーにしか見えない」などと批判的なコメントも相次いでいる。 「こうして各所が寸断されていることが分かります。遠回りのルートで予定場所に向かいますが、手前に『この先通行止め』の看板を設置するなど案内がほしい」 杉尾氏は14日、X(旧ツイッター)で雪が積もった道路上に「侵入禁止」を知らせる赤いコーンが横並びになった写真を投稿し、こう注文をつけた。この投稿には「道路の交通障害情報は開示されている。事前に調査したのか」「行き当たりバッタリで行動するから

    立民・杉尾秀哉氏の奥能登地方入り Xで批判相次ぐも「百聞は一見にしかず」
  • 門田隆将氏の新刊「尖閣1945」、八重山毎日新聞が広告掲載拒否 中国に配慮か

    ジャーナリスト、門田隆将氏の新刊「尖閣1945」(産経新聞出版刊)の新聞広告について、沖縄県石垣市に社を置く「八重山毎日新聞」が掲載を拒否していたことが12日、分かった。同書は終戦直前に、石垣島から台湾に向かった疎開船の遭難と尖閣諸島とのかかわりを取材したノンフィクションで、尖閣が歴史的に日の領土だったことを史実をもとに描いている。八重山毎日新聞は、「原稿の内容を精査した結果、今回は掲載を見合わせていただきます」と、コメントしている。 産経新聞出版によると、八重山毎日側から昨年末に広告代理店を通じて「広告の内容が、中国に対して偏ってしまうものは掲載が難しい。読者に対しても、センシティブな内容のため掲載は見送る運びとなった」といった説明があった。広告は1月14日の「尖閣諸島開拓の日」を前にした9日掲載の予定だったという。 「尖閣1945」の広告は、同じ石垣島に社を置く「八重山日報」には

    門田隆将氏の新刊「尖閣1945」、八重山毎日新聞が広告掲載拒否 中国に配慮か
  • 断水の避難所に水再生装置のシャワー 17年前の能登地震が開発の原点

    能登半島地震で最大震度6強の揺れに見舞われ、断水が続く石川県七尾市の避難所で、水再生装置を用いたシャワーセットが大活躍している。5日までに4カ所を回り、数百人が被災以来の汚れを洗い流した。同市内には9日まで設置予定で、要望があれば他の断水地域にも行きたいという。開発の原点は、同県出身の創業者が平成19年に経験した能登半島地震だった。 断水した避難所で稼働する温水シャワー=5日、石川県七尾市(小野晋史撮影)「温かくて、とても気持ちが良かった。シャワーがあると全然違う」。 約200人が避難する同市立和倉小学校で5日、中学2年の小崎由愛さん(14)が笑顔を見せた。最後にシャワーを浴びたのは大みそかだったという。 同小には同日午後に2台のシャワーセットが設置され、プールにたまっていた水を再利用。避難者らは用意されたボディーソープやシャンプーなども使って1人10~15分ほどの温水シャワーを浴び、さっ

    断水の避難所に水再生装置のシャワー 17年前の能登地震が開発の原点
  • 川口のクルド人問題「日本の法令に逆らう行為は容認しない」 トルコ大使

    インタビュー㊤埼玉県川口市に在留するトルコの少数民族クルド人の一部と住民の軋轢が表面化している問題で、ギュンゲン駐日トルコ大使は産経新聞のインタビューに応じ、「治安上の問題を大いに懸念している」と述べた。同国大使が一連のクルド人問題について詳細に語るのは初めて。主な一問一答を3回に分けて詳報する。 ――川口市の状況をどう受け止めているか 「治安に関わる事件が起きたことを大いに懸念している。それがごくわずかの人数であっても、わが国民全体のイメージが形成されることを大いに懸念している」 《国内のトルコ国籍者は約6千人、このうち川口市周辺に約2千人のクルド人が集住する。市内では昨年7月、殺人未遂事件後に約100人のクルド人が病院に集まるなどして機動隊が出動する騒ぎが発生、暴走行為なども問題化している》 「大使館として日の法令に逆らうような行為は容認しない。常に日の警察当局と連携し、市や政府関

    川口のクルド人問題「日本の法令に逆らう行為は容認しない」 トルコ大使
  • ネット上の「救助隊を日本が拒否」言説は「公平性欠く」 台湾の外交部が声明

    台湾の外交部(外務省に相当)は4日夜、声明を発表し、能登半島地震に対する台湾の救助隊派遣について日政府が「台湾(の申し出)を拒否した」とするネット上の言説は「公平性を欠く」と指摘した。 声明によると、台湾からの申し出に対し、日政府は「謝意」を表明。その上で、数千人の自衛隊員を投入して捜索・救助を行っており、海外からの支援については災害の状況に応じて検討すると説明したという。 台湾側は日政府の災害援助計画を「十分理解し尊重している」とし、今後、日側から要望があった場合は「全力で協力する」とした。

    ネット上の「救助隊を日本が拒否」言説は「公平性欠く」 台湾の外交部が声明