2010-12-24 社内LT 「きのこの話をしよう」 プログラマが知るべき97のこと http://amzn.to/fqBF5H
ここ数年で、ウェブサービスやアプリケーションを開発するエンジニアをとりまく状況は、劇的に変わったと言えるのではないでしょうか。主要なウェブサービスのデータや機能はAPIごしに利用可能になり、アプリケーションフレームワークやOSSなどの道具が多くそろい、いわゆるクラウド系のサービスのおかげで個人でインフラを用意する必要は無くなり、サービスを開発、公開する敷居がぐっと下げられました。また、AppStoreなどのプラットフォームの登場で、エンジニアは思いついたアイディアをすぐに世の中に問い、さらにそこで収益を得ることまで可能になっています。このような状況が、エンジニアと所属企業の関係を大きく変えつつあるのではないかと最近感じています。企業や組織というのは、本質的には個人で成し遂げることが難しい目標を達成すために存在するのだと思います。しかし仮に同じことが個人でもできる、むしろ会社でやるより個人で
プログラマが知るべき97のこと 作者: 和田卓人,Kevlin Henney,夏目大出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2010/12/18メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 58人 クリック: 2,107回この商品を含むブログ (350件) を見る 知人経由で書籍をいただいたのが初めてなのでメモ。 世の中何が起こるか分からないものです。 寄稿者 この本は 81 人ものトッププログラマによる 107 のエッセイ集なんですが、 寄稿者紹介をちゃんと読むと意外なことが分かります。 トッププログラマというと有名な OSS 開発者とかそういった人々をイメージしがちですが、 いわゆる企業プログラマと思われる方も何人か含まれています。 そういった方のエッセイ読んでると、普段話をしない自社の人の中にも 面白いアイデアや、ためになる考え方を持ってるんではないかなーと希望が持ててよいですね
書いたコードの量が増えれば、増えるほど、比例してバグが増えていきます。 予期せぬバグはスケジュールに致命的な影響を与える。 手を加えたソースの量が増えてからバグを特定するのには多くの時間や労力を費やすことになります。 達人プログラマーはどうするのか?p.241 第8章 達人のプロジェクトより 早めにテスト、何度もテスト、自動でテスト 書いたコードが少ない段階で、少ないテストをして、小さなバグをできるだけ早く解決していく。製品コードとテストコードを同時に書いていくのです。仮にバグを埋め込んでしまったとしても、バグになっている箇所はすぐに特定できるでしょう。 このテストをあながた手を動かしてやっている暇はありません。 あなたは新たなバグを埋め込むために製品コードを書かなければなりません。絶対に自動化しましょう。 自動化してテストを何度も、何度も、繰り返しおこなえるようにしましょう。結合テストも
プログラマとは、常に勉強を欠かすことができない仕事です。他の仕事でも「学ぶこと」は当然必要なのでしょうが、進化の早いコンピュータの世界を相手にするプログラマは、やはり多くの勉強が必要な職業であると思います。しかし、中には勉強というものに抵抗を感じ、職務中に得た知識のみで仕事をしている人も少なくありません。少し厳しい言い方をしますが、そのような人々とは一緒に仕事をしたくないな、と思ってしまいます。 わたしのプログラム歴は、COBOLからスタートしました。COBOLという言語には、汎用機を使って仕事をしていた人々が長年培ってきたノウハウがいろいろあります。わたしが最初に教わったコーディングのお作法は、「自分のやりたい処理と似たような処理をしているプログラムを探し出し、それをコピーして改変しろ」というものでした。わたしは何もこのやり方を批判しているわけではありません。それが、汎用機でCOBOLと
In recent months two books I have been involved in have been translated. One consequence is that these books have a broader reach than they might otherwise have had just in English, even given the anglophonic nature of software development. Another is that I now have books with my name on that I am unable to read. Last month I received the translation to simplified Chinese of POSA4, Pattern-Orient
プログラマが知るべき97のこと 作者: 和田卓人,Kevlin Henney,夏目大出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2010/12/18メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 57人 クリック: 2,040回この商品を含むブログ (323件) を見る 通称 97 きのこ本を、監修者の id:t-wada (和田さん) から頂きました。ありがとうございます! この本は、81 人のプログラマによるエッセイ集です*1。一つ一つのエッセイはほとんどが 2 ページに収まっており、気軽に読むことができます。 この中から、気になったものをピックアップして紹介します。 カプセル化について言及しているエッセイ 15 コードの論理的検証 31 状態だけでなく「ふるまい」もカプセル化する (61 プリミティブ型よりドメイン固有の型を) カプセル化に関しては以前調べたことがありますが、結局バラバ
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