3Dプリンタや立体映像、ITニュースやトレードショーなどでは、よく目にします。しかし、日常の中への浸透や普及がイマイチな気が……。たしかに、自宅で実弾が発射できるピストルをプリントできちゃうのは刺激的かもしれません。しかし、ちょっとギーク(オタク)な世界過ぎると思うのです。 もちろん、こうした3D技術は、工業製品のプロトタイプや医療分野での応用は期待したいところ。でも、今回はエンターテイメント関連のマーケットを考察してみます。いくら3D技術が最新で立体のテクノロジーといっても、人々の心をつかむには、ちょっとしたポイントがあるんです。 アメリカの最新のオモチャ 先日、友人がアメリカの最新のオモチャを持って遊びに来ました。A4ほどのサイズをステージに見立て、登場するキャラクターが惑星を隕石から守るという、ストーリー仕立てのちょっとしたエンターテイメント。映像の中の小さな光線中が実物になったりと