scienceに関するtaka-ohのブックマーク (21)

  • 時代を切り拓いた技術とシステム構築技術の進展 (1)

    トランジスタが出現する以前,電子回路に使われた素子には,リレーと真空管があった。リレー(継電器)は,電磁石の動作によってスイッチ接点を開閉させ,データを記憶したり,組み合わせて演算を行ったりする。リレーは,電話交換機やリレー計算機(“電気”計算機)に使われたが,あまりにも低速であった。初期の電子計算機として有名なENIACでは約18,000の真空管が使われた。プログラムは配線盤のセットによって行われたので,柔軟性に非常に乏しかった。真空管は動き出すとリレーよりも100倍以上速かったが,故障が多く,動かすまでの手間が大変で,体積も消費電力も大き過ぎた。 1951年における接合型トランジスタの開発により「回路の時代」が幕を開けた。先端技術を語るうえでのキーワードは電気から電子(エレクトロニクス)に代わった。トランジスタ方式の第二世代コンピュータが登場し,科学計算用FORTRAN(1957年:

    時代を切り拓いた技術とシステム構築技術の進展 (1)