「ドラえもん」の連載が始まる前の1969年に、ビッグコミック(小学館)にて「ミノタウロスの皿」を発表して以降、生涯にわたり刺激的でシュールな味わいのあるSF短編を多く執筆してきた藤子・F・不二雄。今回制作されるドラマでは、そんな数ある短編の中から10作品を実写化する。 ウイルスのはびこる世界を描いた「流血鬼」、締め切りに追われるマンガ家がタイムスリップする「昨日のおれは今日の敵」、人の心の声が聞こえる不思議な実を手にした青年の物語「テレパ椎」、食糧危機に陥った未来の老人の悲哀を描いた「定年退食」、悪魔との魂の取引をコミカルに描く「メフィスト惨歌」の5作品に加え、さらに5作品6話を放送予定。「流血鬼」には金子大地、堀田真由、加藤清史郎、「昨日のおれは今日の敵」には塚地武雅、「テレパ椎」には水上恒司、「定年退食」には加藤茶、井上順、「メフィスト惨歌」には又吉直樹、鈴木杏、遠藤憲一が出演する。キ