日本IBMは2021年4月9日、コンテナの利用拡大を目的とした企業コミュニティーである「コンテナ共創センター」に50社以上のSIerやソフトウエアベンダーが参加したと発表した。エルテックスやJTPなどが参加した。 50社の多くは日本IBMのビジネスパートナーである中小SIerやソフトウエアベンダーという。「今後はスタートアップやユーザー系システム子会社、ビジネス上競合となるような数万人規模のSIerも巻き込みたい」と、日本IBMの佐々木敦守テクノロジー事業本部Cloud Platform Tech Sales部長は意気込む。 コンテナ共創センターではコンテナを使った開発促進の機会を日本IBMが提供する。月次の勉強会でコンテナ技術を解説するほか、参加企業同士で事例を共有したり販路の拡大に取り組んだりする。検証用コンテナ基盤は日本IBMが無償提供する。 同センター開設の狙いは、米IBMが提供す