東日本大震災の本震から3カ月あまり。 本日、仙台地裁の「石巻支部」へ初めて向かったのですが、裁判の数が少なく、民事の尋問が午後2時半から、ということなので、午前中は大津波の被災地域へ足を運ぶことにしました。 大きな地図で見る 裁判所から、わずか10分ほど歩いただけで、信じられない驚愕の光景が広がっていました。 写真を通しては、私が受けた衝撃のうち、わずかしか伝わらないと思います。 なにしろ、360度、見渡す限りムチャクチャになっているのですから。 なぜこの街が完膚なきまで破壊されなければならないのか。 運命とは理不尽ですが、地盤が非常に不安定な国に住む以上、この運命は次にどこかが引き受けなければならないのは確実なのです。 日本製紙 石巻工場は、9月の操業開始が予定されていても、大津波の傷跡は、まだまだ手付かずの部分がたくさん残っていることを思い知らされます。 出版業界に携わる者として、数年