エンジニア組織を強くするための本を出版しました Qiitaでエンジニアリングをめぐる様々なコミュニケーションの問題とその解決策や考え方を書いてきた。それらの背後にあるエッセンスをこの度書籍として出版するに至りました。 エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング この書籍は、エンジニアリングを「不確実性を削減する」という第一原理で捉え直し、様々なエンジニアリングとその間のコミュニケーションをめぐる現象を説明していくものです。 デメテルの法則 別名最小知識の法則。デメテルは、豊穣の女神。アスペクト指向などの研究であった「デメテルプロジェクト」に由来。 基本的な考え方は、任意のオブジェクトが自分以外(サブコンポーネント含む)の構造やプロパティに対して持っている仮定を最小限にすべきであるという点にある。 単純化して説明すると、オブジェクトの"メンバーのプロパテ
ROI(t) = Δ手動テストに対するテスト自動化の利益 / Δ手動テスト対するテスト自動化のコスト = ΔB(t) / ΔC(t) ΔB(t) = Σ(自動テストによる固定費の削減分)(t) + Σ(n2回手動テストを実施した場合の変動費)(t) - Σ(n1回自動テストを実施した場合の変動費)(t) ΔC(t) = Σ(自動テストによる固定費の増加分)(t) + Σ(自動テストの開発費) - Σ(手動テストの開発費) + Σ(自動テストのメンテナンスコスト) (n1/N) n1 = 自動テストの実行回数 n2 = 手動テストの実行回数 N = メンテナンスが必要になるまでの自動テストの平均実行回数 今回は、この各要素を順に見ていきましょう。 自動テストによる固定費の削減分 「自動テストによる固定費の削減分」から説明します。まず、この「固定費」とは、「テスト計画」「テスト設計」など、「テ
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表の「手動テストの運用コスト」「自動テストの開発コスト」「自動テストの運用コスト」は各単位時間当たりのコストと実行時間を積み上げていけば、算出できます。 「欠陥コスト」の扱いが問題 表の「テストで間接的に発生するコスト」で○が付いている「欠陥コスト」は「本番環境での欠陥に対する予想対応コスト」なので、発生する欠陥の頻度や重要度によって異なります。自動化された後の運用コストの値は、同一の「規模」「特性」を持ったソフトウェアからのベンチマークで計ることが多いですが、正確な予想値を見積もるのが困難な場合があります。障害の数がどれだけ減るかは、この「欠陥コスト」をはじめ、さまざまな変動要素が絡むためです。このため、簡易的なテストの運用改善に完結したROI試算では「欠陥コスト」は使用しない場合もあります。 また後述しますが、手動テストを自動化する場合、手動テストを行う人員が、別のアプリケーションのテ
テスト自動化の導入理由や効果測定をROIという観点で説明できるように、テスト自動化のROIの概念から実際の計算式までを解説する連載です。 連載目次 はじめに:本連載について 本連載を担当しますテスト自動化研究会(STAR)の太田健一郎と申します。本連載では、読者の皆さまがテスト自動化の導入理由や効果の測定をROI(return on investment、投資利益率、投資収益率、投資回収率)という観点で説明できるように、テスト自動化のROIの概念から実際の計算式までを数回にわたって解説させていただきます。 連載の流れは以下の通りです。 テスト自動化とROI ROIの試算式の構成要素と試算式 ROIの試算式の詳細と実際 本連載の対象読者は以下を想定しています。 テスト自動化を推進するエンジニア テスト自動化の定性的な効果は理解しているが、定量的な説明がうまくできないエンジニア 本連載で取り上
JaSST'14 Tohoku は60名以上の方にご参加いただき、盛況のうち終了しました。 ご参加、ご協力いただいた皆様、有難うございました。 当日の各種資料・レポートはこちらからご覧下さい
英国の著名なテスト自動化の専門家 Dorothy Grahamさんが 2014/2〜2014/4 にかけて行った掲題のアンケート結果が公表されていましたのでサマライズしてお届けします。 有効回答数は183件。国別には32%が北米で、13%が英国、10%がベルギー、オランダ、ルクセンブルク。その他、スカンジナビアや他のヨーロッパ諸国、日本、マレーシア、オーストラリア、ニュージーランド、インド、イスラエル、ポーランド、ルーマニア とのことです。 全文はこちら: http://www.dorothygraham.co.uk/downloads/generalPdfs/surveyResults.pdf ※なお回答は任意かつ複数選択可能形式のため各設問の合計は100%になりません
TDD/BDDにおける「振る舞い」の意味するところとは何なのか:いまさら聞けないTDD/BDD超入門(3)(1/3 ページ) 前回の「TDD/BDDの思想とテスティングフレームワークの関係を整理しよう」では、TDD/BDDについて、その思想と、それをサポートするテスティングフレームワークに分けて解説しました。その中で、TDD/BDDについては実際の熟練者の言葉を借り、テスティングフレームワークについては概要を触れて、その系譜をたどりました。 BDDはその名前に「Behavior」とありますが、「振る舞いとしてのテストコードを書く」とはどういうことなのでしょうか? 難しく考え過ぎる必要はありませんが、「それは振る舞いを書いていないよ」と指摘をする熟練者が何を考えているかを理解することはBDDを習熟していく中で重要な意味を持ってきます。 本記事では「振る舞い」という言葉がどのような意味で使われ
ロールをモックせよ Mock Roles, not Objects Steve Freeman, Nat Pryce, Tim Mackinnon, Joe Walnes ThoughtWorks UK(著) 和智 右桂 Growth xPartners Inc.(翻訳) Permission to make digital or hard copies of all or part of this work for personal or classroom use is granted without fee provided that copies are not made or distributed for profit or commercial advantage and that copies bear this notice and the full citation
前回、Rubyを楽しく学ぶコンテンツのエントリで紹介したRuby Warriorが楽しいという声を幾つか見かけました。 オンラインでコーディングできるサービスは色々ありますが、デザインや音楽、ゲーム性が優れていて熱中しやすいのでしょう。 残念ながら私は参加できませんでしたが、今月のGinza.rbもRuby Warriorをみんなでやってみるという催しで盛り上がったようです。 RubyWarriorのBGMが中毒性高い。しばらく口ずさんでしまいそう。#ginzarb— Masatoshi Iwasaki (@masa_iwasaki) April 15, 2014 RubyWarriorに集中していてだれもツイートしてない^^; #ginzarb— 高橋 明 (@Talos208) April 15, 2014 今回は同様にゲーム感覚でJavaScriptを学習でき、日本語化もされているC
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