自転車に乗って観光を楽しむ「サイクルツーリズム」。全国の自治体が力を入れていて、ちょっとしたブームの様相を呈しています。 宮城県では毎年秋、自転車大会の「ツール・ド・東北」が開かれています。東日本大震災からの復興を目指して始まったこの大会。記者が実際に参加して、サイクルツーリズムの可能性を考えました。（経済部記者 木下健） ９月１７日までの２日間、宮城県で開かれた「ツール・ド・東北」。２０１３年１１月に第１回大会が開催され、５回目を迎えたことしの大会。台風接近の影響で一部のコースが変更されましたが、全国から過去最多に迫る３７００人が参加しました。最高齢は８６歳の男性。高価なロードバイクを駆る本格派はもちろん、いわゆる“ママチャリ”で参加する人も見られました。 ことしの大会は、より観光を意識した新たな試みが行われました。宮城県の沿岸部に複数用意されたルートのうち、東松島市の奥松島エリアを舞台

ジャパンカップ2017記者発表会 コンタドール、ポート、ヴィレッラ、別府らが参戦　ジャパンカップ2017概要発表 10月20日（金）から開催されるジャパンカップに、リッチー・ポート（オーストラリア、BMCレーシング）、前回覇者ダヴィデ・ヴィレッラ（イタリア、キャノンデール・ドラパック）が、そしてクリテリウムにアルベルト・コンタドール（スペイン）が出場する。本日開催された大会記者会見で発表された。 佐藤栄一宇都宮市長から挨拶 photo:Makoto.AYANO司会をつとめた栗村修さん、宇都宮ブリッツェンGMの廣瀬佳正さん photo:Makoto.AYANO 10月20日（金）〜22日（日）の日程で開催されるジャパンカップサイクルロードレースまで1ヶ月。東京・恵比寿のSUBARU STAR SQUAREで記者発表会が行われ、その概要や出場選手の一部が発表された。大会実行委員長を務める佐藤栄

與那嶺恵理選手は、２０１６、２０１７年の全日本選手権ロードレースで２年連続優勝を果たした、ロードレース女子エリート選手です。 また、９月１７日からノルウェーで開催されるロード世界選手権大会に日本代表として出場します。 その彼女がTwitterでパワハラ・イジメの被害にあっていたことを告白しました。 ナショナルチーム女子の監督が、女子選手に「與那嶺とそのコーチとは口を聞くな。」と仰られていたようで。 だから、ヨーロッパで挨拶しても避けられたり、全日本の会場で誰からも話かけられなかったり、だったのか！と納得 私の体臭がキツいとか、口が臭いとかじゃなくて良かった — eri yonamine (@YonamineEri) 2017年9月13日 彼女自身は冗談っぽく書いています。 しかし事実は、日本代表の監督にあるまじき行為であり、決して許してはいけない行為です。 またこのような行為は、「自転車競

「ブエルタ・ア・エスパーニャ2017」8/19（日）～9/10（日）開催！J SPORTSでは全21ステージ生中継。 特集ページはこちらから 【PC】 [→]http://www.jsports.co.jp/cycle/vuelta/?utm_source=cycle-vuelta-sportsnavi-pc&utm_medium=banner&utm_campaign=cycle-vuelta-sportsnavi-pc 【スマホ】 [→]http://www.jsports.co.jp/cycle/vuelta/?utm_source=cycle-vuelta-sportsnavi-sp&utm_medium=banner&utm_campaign=cycle-vuelta-sportsnavi-sp チャンネル登録はこちらから[→]http://www.youtube.com/

起床時の体重は57.6kg一ヶ月かけて緩やかに落ちてきている。秋吉台のレースに備えてトレーニング。高い出力を出すのが苦手になってきているので、パワー系のトレーニング。310W程をつつくような負荷をかける。六分だけだけど辛い。これを五本。 昔は十三峠で330Wを5本やってたけど、今はとんでもなく無理だ。まずは310、300ですら怪しいので、目標の出力をしっかりこなすこと。にしても、出力の低下が著しい。秋吉台までにパフォーマンスを整えたいところ。 tarmac sl6は舞洲で使うの考えもんやけど、秋吉台には投入する予定。

ブエルタ・ア・エスパーニャを舞台にしたアニメ映画「茄子 アンダルシアの夏」をご存じでしょうか。 ロードレースのシーンを忠実に再現していて、途中からアニメを見ているのかレースを見ているのか混同するほどです。 茄子 アンダルシアの夏 あらすじはこんな感じ ベルギーのビール会社「パオパオ・ビール」がスポンサーするロードレースチームに所属する、ペペ・ベネンヘリが主人公。 故郷のアンダルシアを通るステージで、ペペはアタックを仕掛け逃げチームのエースであるギルモア含んだ集団を形成します。「今日はギルモアの日だ」。ペペはアシストに徹します。さらに再度アタックをかけますが、他の選手から危険な選手とは見なされていないぺぺの2度目のアタックには誰も反応せず、結果的にぺぺの単独での逃げになってしまいます。しかし、その後後続集団でアクシデントが発生。ギルモアは落車によりリタイアを余儀なくされます。ペペへのオーダー

久しぶりに『茄子 アンダルシアの夏』を観た。この映画、今までみた映画の中で最も主人公に感情移入した映画かもしれない。今回見直して、やっぱりこの映画は傑作であるとの思いを強くした。 本作の監督、高坂希太郎氏は、『風立ちぬ』で作画監督をなさっていて、ジブリの作品では、『耳をすませば』あたりから中核スタッフとして関わっている。にも関わらず、『茄子 アンダルシアの夏』はあまりにも正当に評価されていないのではないかと感じる。なので、その魅力の一端を以下に書き記したい。 超絶リアルな自転車作画！ まずなんといっても、超リアルな自転車の作画が本作の魅力。動いているところがないとすごさが伝わりにくいんだけど、ギアチェンジをする、それだけのシーンが詳細に描かれている、と書けば伝わるだろうか。高坂氏は自転車乗りが趣味だそうで、それを活かした、偏執的なディティールの描写がまず魅力。 ストーリーの魅力―「故郷」を

2003年に公開された映画『茄子 アンダルシアの夏』は、日テレ系列で猛烈な宣伝が行われていた記憶があるので、ご存じの方も多いかもしれない。まぎれもなく傑作だと思う。 『茄子 アンダルシアの夏』が傑作なワケ - 宇宙、日本、練馬 しかし、その続編が存在することは、意外と知られていないんではなかろうか。OVA『茄子 スーツケースの渡り鳥』がそれである。先日再見してその魅力を再任したので、書き留めておこうと思う。 スペインじゃなくて日本が舞台！ 『茄子 アンダルシアの夏』と『茄子 スーツケースの渡り鳥』、主人公は同じくペペだし、緻密な自転車作画は健在だしと共通する魅力も多いんですが、変化している部分もある。その一つが舞台。前作のスペイン、ブエルタ・ア・エスパーニャから、日本は栃木県宇都宮で開催されているジャパンカップ・サイクルロードレースへと変わってます。 この宇都宮描写はかなりディテール豊かで