選挙活動において、選挙カーが候補者の名前を連呼しながら住宅街を走行する行為はたびたび批判されているが、関西学院大学の調査でこの行為が少なくとも得票に効果があるということが判明した(朝日新聞)。 2015年に行われた兵庫県赤穂市長選で、候補者の1人の選挙カーの位置情報を記録するとともに、有権者に投票した候補者や自宅位置、各候補者の好き嫌いなどを尋ねるアンケートを行って調査した。回答数は約900とのこと。その結果、名前を連呼した選挙カーが通った場所近くに自宅がある人は、そうでない人と比べてこの候補者に投票した割合が2倍だったという。ただ、近くても遠くてもその候補者への好感度は変わらなかったという。
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