イスラエル・Castinaの軍事法廷を後にする、子どもを「人間の盾」にしたことで有罪判決を受けたイスラエル軍兵士の1人(中央、2010年11月21日撮影)。(c)AFP/DAVID BUIMOVITCH 【11月22日 AFP】イスラエル軍事法廷は21日、2008年12月~09年1月のイスラエルによるパレスチナ自治区ガザ(Gaza)地区への大規模攻撃の際にパレスチナ人の子どもを「人間の盾」として利用したイスラエル軍兵士2人に対し、禁固3月(執行猶予2年)と降格処分を言い渡した。2人は10月3日に有罪判決を受けていた。 イスラエル軍によると、両被告は09年1月、仕掛け爆弾の疑いのあるカバンを9歳のパレスチナ人の子どもに開けさせたとして、有罪となった。しかし軍事法廷は、当時の2人について、所属する部隊が「困難で危険な戦闘状態にあり」、数日間にわたって睡眠を取っていなかったことを認めた。 量刑言