男子野球部との、死闘。 ヒロインらが もの凄く強くなっていた、というような都合の良い事はなく、しかし まるで男子部の相手にならなかった過去からは確実な進歩を見せ、一進一退、まだ男子に油断があった…とはいえ、互角の勝負を見せる。 少女らがヒットを打てる事について、男子部からされた事を逆に仕返し、ピッチャーのクセを読み取るとか投球パターンを割り出すとか、「なるほどそれなら」があると、更に良かったかな。 野球では当然のやり方、とは言え、ちょっと「ズルい」とも思えるそんな方法を、彼女達に採らせたくなかったのか。 スライディングを受けて、男子との体重差故 弾かれたか、ケガを避けるため自分からそうしたのか、ポンと前方に飛んでみせるキャッチャー・小梅の動作が軽快。 息の合った中継によるバックホーム、二人の少女が連携して見せるキャッチから送球までの流れるような動き、要請に応え魔球を放る投手と初めてキャッチ