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ブックマーク / rhiryu.blog108.fc2.com (14)

  • 『大正野球娘。』最終12話.「土と埃にまみれます」 | オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

    男子野球部との、死闘。 ヒロインらが もの凄く強くなっていた、というような都合の良い事はなく、しかし まるで男子部の相手にならなかった過去からは確実な進歩を見せ、一進一退、まだ男子に油断があった…とはいえ、互角の勝負を見せる。 少女らがヒットを打てる事について、男子部からされた事を逆に仕返し、ピッチャーのクセを読み取るとか投球パターンを割り出すとか、「なるほどそれなら」があると、更に良かったかな。 野球では当然のやり方、とは言え、ちょっと「ズルい」とも思えるそんな方法を、彼女達に採らせたくなかったのか。 スライディングを受けて、男子との体重差故 弾かれたか、ケガを避けるため自分からそうしたのか、ポンと前方に飛んでみせるキャッチャー・小梅の動作が軽快。 息の合った中継によるバックホーム、二人の少女が連携して見せるキャッチから送球までの流れるような動き、要請に応え魔球を放る投手と初めてキャッチ

    tuya
    tuya 2009/09/25
  • 詐欺電話 | オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

    先日、非通知で電話が。 取ってみると、女性の声で、「○○ですけど、ウチの電話に そちらからの着信記録が残ってました。だからかけ直してるんですけど、何の用でしょう?」と。 勿論○○という名前に心当たりはなく、間違い電話をした記憶はヨメも含め皆無(最近、電話そのものを滅多にかけない)。 かけ間違いじゃないですか?というと、 「リダイアル機能でかけ直してるんだから、間違うはずがないでしょ。家族の誰かがやったんじゃない?そちらのお名前は?」 実はこの電話より前に、破邪くんと雑談中、全くこの通りの電話が彼の家に掛かってきた話を聞いたばかり。 余りにもマニュアル通りの会話の進め方なので、すぐに判別がつく。 どうも、絨毯爆撃的にかけている電話らしい。 特に何か売りつけようという意図ではなく、目的は、こちらの名前など個人情報だろうか。 詐欺の一種である事は分かってますよ~と伝えると、 「ハア?意味が分かん

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    tuya 2009/08/20
  • 『涼宮ハルヒの憂鬱』14.「エンドレスエイト」 | オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

    これは…アニメ界初の試みだろう。 三週間にわたり、ほぼ同じ(もちろん変化はあるが)内容を、意図的にくり返し放送する、というのは。 二週目で まだ引いたのはともかく、てっきり完結編になると思っていた三週目でもループは終わらず、続く形になった事に驚愕。 演出や作画まで一緒なら、酷い手抜き、で済むけれど、ほぼ同一のイベントを、アングルを変え視点を変え演出を変え、逆に大変なぐらい手間を掛けて再度作ってあるため、そんな簡単に切って捨てられない。 12話から、タイトルも三話続けて同じ「エンドレスエイト」のまま。 ソフト化されてからでは難しい、まだ結論が出ていないリアルタイム視聴だから味わえる不安とワクワク、「一体、この繰り返しはドコまで続くのか」。 サブタイトルからすると、まさか「エイト」で八回? そうすると、まだあと五回ぐらい繰り返しが…… 『涼宮ハルヒ』だから許される(許していない視聴者も居ようが

    tuya
    tuya 2009/07/08
  • 映画『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破』 | オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

    仕事明けのボロボロな体を引きずり、映画『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破』を見る。 うっかりしているとネット上のネタバレ感想を読んでしまいそうになるため、なるべく早く、なるべく情報を入れない状態で見ておきたかったから。 ネタバレなしの感想。 いや、面白かった。 前作劇場版より更に、テレビ版からパワーアップしている部分、変えてきている部分が増えており、「これだ!これが見たかったんだ!」もある事で、満足度は高い。 前作から時間をおいているせいもあって、綾波の声をつい『涼宮ハルヒ』長門でイメージしてしまい、林原めぐみに、最初だけ違和感を感じてしまったり。 そのせい…でもないが、見ながら、タイミング良く放送されている『涼宮ハルヒ』「エンドレスエイト」を連想してしまう。 似通っていつつも微妙に違う繰り返しの世界、キャラクターによる異なった選択を、異なった(望まれた)終局へと繋げていく事が出来るのだろう

    tuya
    tuya 2009/06/30
  • 『CLANNAD AFTER STORY』22.「小さな手のひら」 | オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

    これは…どう捉えれば良いのか…… 異世界の少女とロボットは、渚と朋也の事だと思い込んでいたため、父娘だったのは意外。 ファンタジー世界で、自分は その世界その物であると娘が言い出した事によって、現実世界で、街の有り様と渚・汐の命が繋がっているような「リアルに考えると違和感ばかり」の設定を、何となく受け入れられるようになった。 汐は、朋也と違い異世界から抜け出せないような事を言っていた所からすると、この異世界を起点として、そこでの死…終了が契機となり、現実世界での やり直しが始まって、何度かの軌道修正の末に「幸せな現在」が有り得るようになった、という事なのか。 うーん、定かな理解は難しい。 「幸せなルート」が始まってからずっと、それが満たされたものであればあるほど、いつ現実で朋也の目が覚めて、そこが病院のベッドである事に気が付き、小さく冷たい骸となった娘の姿を目にして「幸せなどもうどこにもな

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    tuya 2009/03/14
  • 『とらドラ!』23.「進むべき道」 | オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

    クラスで二人だけ、進路希望を出せない竜児と大河。 それぞれの理由、竜児は、「母親のため、これ以上苦労を掛けたくないから」進学を断念しようとし、大河は「お金持ちで働く必要がなく やりたい事もないから」。 ゆり先生による、「これから先の人生、自分は自分が決めたように生きていく他はないの。誰のせいにも出来ないし、誰も責任を取れない。だからもっとちゃんと考えて欲しいの」といった お説教が、染みる。 これが後半、二人を追い詰める回りの行動動機に繋がっていく構成。 竜児に向けた ゆりの言葉「お母さんに反抗したこと無いでしょ?」には、ハッとさせられてしまう。 母親の細腕一つで養われている負い目と、母親の世話をしなければならないという義務感(自分こそ保護者だとする錯覚?)が、彼の自由を奪ってしまっているのか。 …それは、一般的には「良い子だ」といった言葉で表現される心の有り様だと思うけれど。 内心を押し隠

  • 『CLANNAD AFTER STORY』19.「家路」 | オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

    もう今期は出てこないんじゃないかと思っていた風子が、実に何気なく登場。 眠りっぱなしだったのだから仕方ない、とはいえ、砂場遊びをするような精神年齢のまま二十歳を超えてしまっているのが、周囲にとっては嬉しいような困ったような、だろうな。 見ているコチラは、単純に「変わらないなあ」と笑っていれば良いが。 園児母達の陰口を耳にしても、挫けないどころか自ら進んでしっかりした挨拶を行い、悪評を飛ばしてしまう朋也の強さが嬉しい。 男は弱し、されど父は強し、かな。 汐との穏やかな生活描写が、気持ち良い。 ヒネて言えば「五歳の幼児と暮らして、そんな楽しいばっかりで居られる訳ない」なんだけど、これもまた、「萌え」を中心に心地良さで見せていく作品のドラマ作りとしては、正しい。 汐をワガママなクソガキに描いたら、作品に深みが出るのかと言えば、そうでもなかろうし。 父親と、幼少期以来だろう、真正面から向き合って話

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    tuya 2009/02/20
  • 『とらドラ!』19.「聖夜祭」 | オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

    大河と亜美による聖夜のデュエットが心地良く、あとは実乃梨の来場を待つだけ、という仲直りエピソードになるのかと思えば、話は思わぬ…伏線は引いてあり心の動きも積み重ねてあったので「思わぬ」では決してないけれど、「今、大きく動かすのか!」ではあった…方向へと転がり出す。 大河、実乃梨らは、自身の心を定かに把握できていない状態だと思うが、見ているコチラも、余りに多くの、しかも切ない気持ちが近づき、擦れ違っていくので、上手く感想を取りまとめる事が出来ない。 着ぐるみサンタの登場に、初めてサンタを見た子供の時のような笑顔と はしゃぎぶりを見せる大河。 しかし、もう子供でいられない彼女は、その着ぐるみが「彼女が待ち望んでいたサンタを演じてくれる世界でただ一人の存在、竜児である」と認め、彼が好きな実乃梨の元へ送り出さなければならない。 「いい子」であり「大人」の態度を見せる大河だが、その演技は涙と共に心の

  • 『機動戦士ガンダム00 2nd season』13.「メメントモリ攻略戦」 | オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

    メメントモリを破壊したかったら、旧デュナメスでも地表から大気圏外への狙撃が可能だったので、もうチョイ出力を上げて破壊力のある弾頭を積み(可能かは知らないけど)、地球上から狙い撃てば良いのでは?と思ったけど… メチャメチャ頑丈なんだなあ、メメントモリ。 「ミサイルを二、三発当てれば取りあえず機能異常を起こすだろうから」というの前提で考えていたけど、そんなの蚊に刺されたぐらいにも感じなさそう。 モビルスーツの長距離狙撃ぐらいでは何の効き目もなく、うかうかしているウチに逆に攻撃を受けて自機体を破壊されかねない。 では、どういう作戦で破壊するのか、と思えば、力任せ・勢い勝負の強引なモノ。 こうなると、「なるほどその手があったか!」という感心は無いため、演出でいかに盛り上げるかが命。 展開したシールドが次々に破壊されていく中、猛スピードでオービタルリング上を突き進むトレミー。 その軌道が唯一、敵の自

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    tuya 2008/12/31
  • 『かんなぎ』最終13話.「仁、デレる」 | オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

    重苦しい話が続いていたが、「何でこんなにも重苦しい事になっているのか」が よく分からず。 せいぜいでナギの正体について仁が問い詰めたとかそのぐらいのイベントしか起きていないのに…こんな大事になる程の出来事だったのか?と疑問を持ってきたが… ああ、「自分探し」という事なのか。 自分は一体ナニモノで、ドコから来てドコへ行くのか、人間の根源的な不安。 超越者である「神様」が、こんな所に引っ掛かるとは思わなかった。 物語の仕掛けとしても、超越者はあくまで超然としてあり、相対する「たかが人間」が不安にかられたり迷ったりする、というのが普通。 まあ、ナギの中には二つの人格があり、「超越者」と「普通の女の子」が同居しているため、後者は迷い始めても仕方ないのか。 この「普通の女の子」人格は何故生まれたのか、それが不思議。 いや、ストーリー上の設定ではなく、作品を作る上での作者の都合として。 普通の男の子と

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    tuya 2008/12/28
  • 『機動戦士ガンダム00 2nd season』11.「ダブルオーの声」 | オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

    全開になった00のパワーは、周囲の期待も予想も遙かに超える物だった。 そこへ襲撃を掛けてくるアロウズ。 充分に練られたマネキンの作戦と、新型機も投入しての戦力差で、ソレスタルビーイング壊滅の危機。 更に、整備担当おやっさんの死(死んでない)、駆り出されてオーライザーで刹那の元へと飛来する沙慈、といったお膳立てもあり、新モード登場には万全の舞台設定。 反応速度が上がる、兵器の出力も上昇…ぐらいでは、パワーアップの見せ方として物足りないかなあ、と思っていれば、「分かり合う」空間が現出したのにビックリ。 こういった効果を予感させる伏線はあったが、「一時的に周囲の人間をニュータイプ状態にする」とは思わず。 まだ互いを認識しての再会は後になりそう、と思われた沙慈とルイスを、ここで会わせてしまうのにも驚く。 あそこでは、「表層意識が伝わっている」のかな。 もっと心の深い所まで分かり合えたなら、互いが今

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    tuya 2008/12/16
  • 『CLANNAD AFTER STORY』10.「始まりの季節」 | オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

    ああ、当に朋也が卒業した後の二人を描くんだ。 何というか、こういった「萌え」系統の作品は、モラトリアムな状況があってこそ成り立つものだ、という思い込みがあり、実際その多くは「学生時代」に繰り広げられる物語…ではないかと思う。 余り厳しい現実に晒されると、儚く消えてしまうのが「萌え」ではないかと思え、親であったり学校という強固なシステムで守られている間だけ成り立つ「夢の時間」だから。 何しろフィクションなので、社会に出た設定にしても、状況を都合良く構築する事によっては問題なく気持ち良い「萌え」を創造できるだろうが… この作品は、ちょっと不器用なまでに「現実」を主人公にぶつけ、しかも容易には乗り越えさせない。 『SHUFFLE!』でも、主人公が独立してアパートを借りる様子を描いていたけれど、独立の意志を感じさせてシリーズを閉じる辺りまでが限界かと。 朋也は、生活のため かなり厳しい仕事に就き

    tuya
    tuya 2008/12/06
  • 『機動戦士ガンダム00 2nd season』09.「拭えぬ過去」 | オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

    アリー、顔見せだけに終わったクルジス襲撃と違い、格的に再登場・参戦。 改造機体の威力もあるのか、恐ろしく強く、刹那・ティエリア二人と同時に戦っても、一歩も引かないどころか圧倒さえしてみせる。 戦況が四対一になって初めて旗色の悪さを感じるぐらいの、個体戦闘力差。 ソレスタルビーイングと敵対する勢力に優れたパイロットが多く、彼らが完全な連携を組んで襲ってきたら、マイスターズにまず勝ち目はあるまいが…幸いな事に、そういう乗り手は、アリーにしてもブシドーにしても我が強く、協力し合う事を苦手としている。 ミスター・ブシドー。 この名前は、仮面姿になった事で悪ノリして付けた「自称」じゃなかったのか。 誰からもこう呼ばれている所を見ると、単に周囲から面白がって付けられたニックネームではあるまいが…コードネームみたいなもの? 人としては、普通にこれまで通りの名前で呼んで欲しかったのかなあ? 「私色に染

  • 『西洋骨董洋菓子店 ~アンティーク~』01.「再会の酸味」 | オタクのゴタク/飛龍 乱ブログ

    公式サイト 原作未読。実写ドラマ版は所々見ている。 うう…… 第一話から「魔性のゲイ」とか言い出す同性愛風味は、まあ良いとして。 いや個人的趣味としては良くないんだけど、取りあえず置いといて。 作画や演出が、ツカミとなるべき冒頭部から冴えないのは、辛い。 キャラクターデザインと特殊な色の塗り方は、意図的なものだろうから構わないが、背景から浮いてしまい、違和感を感じさせるのは拙い。 『魔法遣いに─』のキャラも背景と融け合っていなかったけれど、あれは「高いレベルでのい合わせの悪さ」であり、ただ画面の貧しさ…アマチュアアニメっぽさ さえ感じさせる この作品とは、違う。 せめてキャラをカッチリと上手く描いてくれたら、画面の問題はかなりカバーできたろうに、顔の崩れや体付きの おかしさばかり目立つ作画で残念。 意味の無い間を取ったり、ギャグのテンポが悪かったりと、演出の不手際も多々。 お話として、ま

    tuya
    tuya 2008/07/04
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