週末の保養地を、突如として容赦ない土砂が襲った。折からの大雨がもたらした熱海市の土石流災害。130軒もの家屋が押し流され、安否不明の人はなおも16人にのぼる。“次の危険地帯”が懸念される中、地元ではもっぱら「人災」との声が高まっていて……。 【写真4枚】崩落した「盛り土」前と後 *** 毎年のように列島を襲う天災――。自然の猛威を前にして人々は誰を恨むこともできないが、甚大な被害が“人災”でもたらされたものだったとしたら……。 7月3日、静岡県熱海市伊豆山(いずさん)で発生した土石流は130棟あまりの家屋を呑み込み、死者11名、安否不明者が16名(7月14日時点)にも及ぶ犠牲を出した。 発生翌日に現場を視察した静岡県の難波喬司副知事は、 「山林開発の影響はあると思う」 と、人為的な要因があることを示唆。行政幹部の異例とも取れる発言を受け、災害の元凶だと盛んに報じられているのが、土石流が起き
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静岡県熱海市で起きた土石流災害で、起点付近にあった盛り土を2010年7月に撮影した写真を朝日新聞が入手した。写真では、この時点で法令基準を超える高さの盛り土が造成されていたことがうかがえる。災害リスクが高い状態が11年間にわたって見過ごされていた可能性がある。難波喬司副知事は写真について「熱海市への届け出とは異なり、不適切な盛り土が造成されている」と話した。 災害防止が目的の県条例に基づく基準では、盛り土の高さは原則15メートル以内。だが県はこれまでに、標高350~400メートルに基準の3倍を超える最大約50メートルの盛り土があったと推定している。盛り土の崩落が被害を拡大させたとみているが、不適切な造成がされた時期は不明としていた。行政の対応が適切だったかどうか調べる方針を示している。 朝日新聞が入手した写真は、東京都内の男性会社役員と熱海市の父(故人)が10年7月と12月、ハイキング中に
(山根 一眞:ノンフィクション作家) 【熱海市伊豆山地区の災害で被災した皆様にお見舞いを、亡くなられた方々のご冥福をお祈りしています。】 2021年7月3日午前10半頃に発生した熱海市伊豆山地域の大規模土石流では、死者9日、行方不明19人という大きな犠牲者が出た(7月10日現在)。その原因は、土地開発業者による不適切な盛り土にあることが明らかになりつつある。 災害発生からの1週間、ドローンによる現場映像や写真が多々伝えられてきたが、災害発生直後はどこで何が起こったのかはわからないままだった。一方、災害の発生直後からSNSの数人のグループが報道の速報写真や映像を手掛かりに「現場」や「原因」の意見交換を始めていた。その中で、「このあたりですかね」と、土石流の発生場所を「赤色立体地図」上に示した専門家がいた。千葉達朗さんだ。
熱海土石流盛り土 工法変更届け前に造成か 北東の一部、2009年6月 国土地理院地形データ分析 熱海市伊豆山で発生した大規模土石流の起点付近で崩落した盛り土に関し、神奈川県小田原市の不動産管理会社(清算)が熱海市に工法の変更を届け出る前の2009年6月時点で、既に盛り土の一部を造成していた可能性があることが12日、国土地理院や県への取材で分かった。県と熱海市は経緯を詳しく調べる方針。 崩落した土石流起点付近。茶色い部分が地山、黒い部分が盛り土とみられる=10日、熱海市伊豆山(本社ヘリ「ジェリコ1号」から) 国土地理院は、09年6月に国土交通省中部地方整備局が計測した地形データと、19年12月に県が計測した地形データ、同院が土石流発生後の今月6日に計測した地形データの3種類で、標高の変化を比較した分析結果をまとめた。 それによると、09年6月に計測した地形データでは、崩落部の北東側斜面は棚田
静岡県熱海市伊豆山(いずさん)地区の土石流で、県は12日までに土石流発生場所付近の緊急調査結果をまとめた。崩落した盛り土に近い太陽光発電施設について、崩壊の直接的な原因ではないと判断した。2次災害を発生させる危険性も低いとみている。 県は土石流発生後の7月4日午前、難波喬司副知事、県熱海土木事務所長、県東部農林事務所の治山課長が緊急現地調査をした。 調査結果によると、①太陽光発電施設の斜面から、土石流の発生した渓流の方向に雨水や土砂が流入している形跡は見られなかった②雨水による路面の浸食箇所があり、排水路として機能。雨水の地中への浸透は少なく、崩壊に至るような地盤の緩みはないと見込まれる③地滑りによる亀裂は発生していない。
静岡県熱海市で起きた大規模な土石流の、最も上流側の崩れた盛り土があった場所を、11年前の2010年11月下旬ごろに撮影した映像です。 この場所を含むおよそ35万坪の土地について、当時、所有者だった小田原市の不動産業者と売買の交渉をしていたという元不動産業の男性が、交渉の参考資料として撮影していました。 崩れた盛り土の東隣にある、宅地側から撮られた映像では、土石流の発生直前の航空写真と同じように、すでに土が段になって盛られているのが確認できます。 男性は、国内のリゾート地での宅地開発に意欲を示す中国人の依頼を受けて取り引きの仲介を行っていて、複数のリゾート地を調査しましたが、まとまった広さで売り出されるのは珍しく、この土地一帯は魅力的だったといいます。 一方、男性によりますと、宅地などの開発が法律上可能な土地かどうか、熱海市に確認したところ、今回崩れた場所については、凝固剤を入れることが必要
今回はブログ記事に色々な方からの反響が多く来ています。先日は、最初に開発工事を行っている「新幹線ビルディング」元社員の方の証言を一部紹介しました。こうした記事が難しいところは、関係者の数がものすごく多いわけではないので、身元の特定につながる可能性があると、何らかのアクシデントが起こるというリスクが完全に否定はできません。このため記事化にあたっては、そうしたリスクを回避するため、書く内容に関して一定の枠組みを私が考えて書いています。もちろん事実関係に関しては証言の内容を変えることはありません。ただしお話しされた内容で具体的な固有名詞が出ていたりするものは、それを記載しないような判断をしているものがあるという話です。人名とか固有名詞とか。もちろんそれだけではなくて、ある程度の配慮をしないと、知ってる人がその方だけという情報もありますから。 さて今回は、「新幹線ビルディング」が当該地を手放し、麦
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