顧みれば、蛋白質、脂肪、炭水化合物、これにカルシウム、燐、鐵、沃度等の無機成分を加へた榮養素を以て動物は完全に發育するものと考へられてゐた時代は相當長かつた。しかも、この點に疑問をむものは一人もなかつたのである。 私は以上の四成分のみでは動物は生命を保ち得ないことを證明し、微量にして生命を支配する何物かの存在を提唱し、その神祕の成分の一つが米糠中に含有さるゝことを見出し、これを抽出分析して「オリザニン」(ヴィタミンB)と命名し、明治四十三年の冬、我が學界に發表したのであるが、當時は殆んど顧みられず、越えて大正七、八年頃、歐米の學界に勃興したヴィタミン研究熱は我國にも反響して、我國の學者達をも漸く目醒まさせ、今日では誰一人ヴィタミンを除外して榮養を論ずるものもなく、また、ヴィタミンを知らずして生命の科學を語るものもない。想へば、全く隔世の感がある。 そのヴィタミンの研究は、明治三十九年に私が
APT(Antiplatelet Trialists’Collaboration)とATT(Antithrombotic Trialists’Collaboration) EBMにおけるエビデンスの吟味 臨床試験論文の読み方 ─臨床上有用である指標 ■EBMで重視すべき臨床論文 ●無作為(ランダム)割付け(random allocation)の重要性・意義 ●メタアナリシス(MA)─手法と限界 ■評価指標の解釈性 ●相対リスク低下(RRR) ●オッズ比とハザード比 ●p値と信頼区間 ●絶対リスク低下(ARR)と治療必要数(NNT)および有害必要数(NNH) ●NNTおよびNNHの臨床応用─リスク評価の必要性 ■臨床試験デザインの重要性─吟味におけるポイント ●二重盲検試験とオープン試験 ●クロスオーバー試験とパラレル試験 ●プロスペクティブとレトロスペクティブ ●PROBE ●サロゲート/
えっとですね。この種の(タイトルに書いたような)議論の時には、「証明」「相関」「無い」という言葉について意味内容を確認しておく事が肝要です。それが疎かになっては、話がいつまでも噛み合いません。 範囲 範囲を考える事も重要でしょう。空間的時間的な範囲のとり方によって、確認出来るか出来ないか違ってくる。私の部屋に○○という生き物がいるかどうか、というのと、広大な宇宙空間を対象にする物理学や天文学とでは、全然異なってくるでしょう。あるいは、医学のように、ある病気にどのような治療が効果的かを探る、といった場合には、その範囲は無限であると考える事も出来ます(将来その病気になる人、という所を概念的に考慮したりする)。 証明 私達が経験する現象について、数学のように厳密な意味で何かを「証明」する、と言う事が出来るかどうか。帰納的推論の難点もあります。上に書いたように、対象のとる範囲が無限の場合(有限の場
既に色々な方が述べていますが、疑似科学信奉者は、立証責任を転嫁する傾向が非常に強いと見られています。 有名なところでは、疑似科学批判者として知られるアメリカの心理学者、テレンス・ハインズ博士は、疑似科学信奉者の特徴として、検証を拒否することと、立証責任を転嫁することを挙げています。 具体的に言うと、「○○(疑似科学)が正しいと証明しろ」との批判を受けると、「○○が間違っていると証明しろ」と反論するわけです。 これは一見正論のようですが、本来自分が行うべき検証を批判者に転嫁しているわけで、非常に無責任かつ不誠実な態度です。 そもそも、根拠となる検証を批判者に押し付けている時点で、自分の主張には何の根拠もないことを認めているも同然です。 山形大学准教授の天羽優子氏は、以下のように述べています(抜粋)。 「自ら立証責任を果たさないニセ科学は、科学の世界では却下」 科学では、常に、新規なことを主張
既に色々な方が述べていますが、疑似科学信奉者は、立証責任を転嫁する傾向が非常に強いと見られています。 有名なところでは、疑似科学批判者として知られるアメリカの心理学者、テレンス・ハインズ博士は、疑似科学信奉者の特徴として、検証を拒否することと、立証責任を転嫁することを挙げています。 具体的に言うと、「○○(疑似科学)が正しいと証明しろ」との批判を受けると、「○○が間違っていると証明しろ」と反論するわけです。 これは一見正論のようですが、本来自分が行うべき検証を批判者に転嫁しているわけで、非常に無責任かつ不誠実な態度です。 そもそも、根拠となる検証を批判者に押し付けている時点で、自分の主張には何の根拠もないことを認めているも同然です。 山形大学准教授の天羽優子氏は、以下のように述べています(抜粋)。 「自ら立証責任を果たさないニセ科学は、科学の世界では却下」 科学では、常に、新規なことを主張
今月末、一冊の本が書店に並ぶ。学習院大の田崎晴明教授(理論物理学)が書いた「やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識」(朝日出版社、1050円)だ。問題が多岐にわたる放射線について、一科学者が、何が分かっていて何が分かっていないかを、これまでの蓄積を踏まえて丁寧に書きつづった本だ。 中身の紹介はここまで。私が注目するのは、出版されるまでの経緯だ。実は同書は既にインターネット上(http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/radbookbasic/)に無料で全文公開されており、修正点も田崎教授自身がツイッターなどで発信している。印刷することも自由にできるし、タブレット端末に取り込めば電子書籍として完成形で読める。わざわざ、紙での出版を考えたのはなぜなのか。編集を担当した朝日出版社第二編集部(ツイッター:@asahipress_2hen)に聞いてみた。
中村 @mikoffy_ (1)鍼治療というのは、日本において伝統的な代替医療のひとつだが、科学的な根拠において乏しいといわざるを得ない現状にある。今でこそかなり解明されてきたが、現代の科学技術をもってしても解明することのできないものがあり、それゆえになかなか普及しない現状にある。 2012-09-22 01:25:37 中村 @mikoffy_ (2)日本での鍼免許取得にかかる時間は、最短で3年。中国では医科大学でしか教わらないから6年。アメリカでは州単位での試験があるようで、世界的にも幅広く鍼灸師が存在しています。 2012-09-22 01:28:09 中村 @mikoffy_ (3)ひとえに鍼灸師といっても、いろんな人がいます。気の流れがみえるという人からガチガチのエビデンス重視で合理主義な人まで。僕はまぁ、少なくとも気はみえません。いろんな学問があり、それぞれの信念を持って治療を
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