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2010年1月11日のブックマーク (4件)

  • 東浩紀「小松左京と未来の問題1」(1/4)|Science Fiction|Webミステリーズ!

    〈ミステリーズ!〉に連載中の、東浩紀氏の「セカイから、もっと近くに!――SF/文学論」最終章として、vol.38(2009年12月号)より開始された小松左京論を、ウェブ上に転載いたしました。なお、このページ上で太字となっている箇所は、紙の誌面上での傍点を示します。(編集部) 宇野常寛によるセカイ系批判への応答に始まり、新井素子、法月綸太郎、押井守と三人の作家について論じてきたこの評論も、ついに最後の作家を迎えた。ここで取り組みたいのは、日SFを代表する巨人、小松左京である。 小松についてセカイ系の観点から語る。この枠組みが奇妙なものに見えることは理解している。というのも彼の小説は一般には、セカイ系の想像力と対照的なものだと見なされているからである。そしてそれはそれで正しい。 小松は社会派SFを多数書いたことで知られる。他方でいままで見てきたとおり、セカイ系の特徴は社会の審級が壊れて

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  • ノンケ――関係性のメインストリーム - Freezing Point

    26日の「虹茶房」*1に初参加。 以前から気になっていること ブログ経由で私宛てにいただくメールの何割かはセクシャル・マイノリティのかた。 「不登校・ひきこもり」を看板にした支援団体や当事者系グループは、セクシュアリティを表向きには扱えていない(参照)。 ひきこもりとセクシャル・マイノリティは、問題のディテールは違うし立場も様々だが、今回は当に話しやすかった。 個人的な相性もあるだろうが、「人権」とかの大文字の理念では関係は作っていけない*2、というあたりのお話(要するにある種の運動論)を共有できたことが大きい。 「価値観はさまざま」というが、私にとってそれは、つながり方の違いのことだ。 「同じ引きこもり経験者だから」というのは、つながれる保証にはまったくならない。経験に似通ったものがあっても、つながりを作ろうとした時にそれぞれが選ぶスタイルは、当にバラバラなのだ。 今回は「ノンケ」、

    ノンケ――関係性のメインストリーム - Freezing Point
  • ★それでもコンテンツを熱く語る★ 衆議院議員 高橋昭一

    はじめに: はじめましてタカショウこと高橋昭一です。 なぜコミックマーケットのニコニコ動画生中継で、MUV-LUVの話を熱く語るに至ったか多くの皆さまにご質問いただきましたので、自らのためにまとめるという意味も込めてこのページを書いてみました。 私は、阪神・淡路大震災の被災地の瓦礫の中で、数限りない人の死に直面し、ご遺体を運ばせていただくところから政治の世界に入りました。 実は、このゲームの中に「命の重さ」「国の役割」など、私が経験してきた様々な事柄に深くかかわりのある大切なものが秘められていると感じたのです。 これはやはり作者である吉田博彦氏(アシッド社長)の深い想いが原点だと思いますし、私も吉田さんにお会いし、作品に込められた「哲学」ともいうべきものに、とても共感しました。 たぶん、同じような作品を見て育った同じ年代の人々が、あるいはゲーム製作者になり、あるいはアニメ制作者になり、また