尖閣諸島(沖縄県石垣市)への領海侵犯を繰り返し、東シナ海上空に防空識別圏を一方的に設定するなど、中国が膨張主義的な政策を取り続けている。その国に対し、日本が政府開発援助(ODA)をいまだに続けている。その額は実に、1年で300億円。日本固有の領土である尖閣諸島を虎視眈々と狙い、歴史問題を振りかざして国際社会における日本の名誉を徹底的におとしめようとしている中国に資金提供とは…。にわかには信じられないが、動かぬ事実でもある。(笠原健) ■対中ODAは3兆6500億円に上る ODAは、低利で資金を貸す円借款、返済義務のない資金を供与する無償資金協力、技術や知識のある専門家の派遣や開発計画を支援する技術協力の3つに大別されている。 中国に対するODA供与は昭和55年に始まった。以来、平成23年度まで、日本は円借款3兆3164億円、無償資金協力1566億円、技術協力1772億円を中国に対して
中国に勝利した安倍総理の「地球儀外交」 飯島 勲 「リーダーの掟」 PRESIDENT 2014年2月17日号 著者 飯島 勲 いいじま・いさお 内閣参与(特命担当) 1945年長野県辰野町生まれ。小泉純一郎元総理首席秘書官。現在、内閣参与(特命担当)、松本歯科大学特任教授、ウガンダ共和国政府顧問、シエラレオネ共和国名誉総領事、コソボ共和国名誉総領事。 中国に勝利した安倍総理の「地球儀外交」 飯島 勲 「リーダーの掟」 2014年2月3日 新聞・テレビは大バカ業界「食品偽装の真実」 飯島 勲 「リーダーの掟」 2014年1月20日 亡国の輩よ、「原発ゼロ」の話はやめよう【2】 飯島 勲 「リーダーの掟」 2014年1月7日 亡国の輩よ、「原発ゼロ」の話はやめよう【1】 飯島 勲 「リーダーの掟」 2014年1月7日 半沢直樹の見過ぎが、みずほの謝罪会見を生む 飯島 勲 「リーダーの掟」 2
鳩山内閣時代の普天間飛行場移設問題の迷走は、ひとり鳩山内閣の問題にとどまらず、外務省、防衛省に代表される日本の官僚機構の能カレベルを余すところなく浮き彫りにすることになった。ここでは、私自身が当事者となった米国政府との協議の一端から、交渉失敗の現実を明らかにし、将来への教訓を導き出す材料としたい。
【ミュンヘン(ドイツ南部)=工藤武人】中国の全国人民代表大会(全人代=国会)外事委員会の傅瑩(フーイン)主任委員は1日、国際シンポジウム「ミュンヘン安全保障会議」で、「日本では、第2次世界大戦の戦争犯罪が否定されている」と述べ、安倍首相の靖国神社参拝などを暗に批判した。 傅委員は、「欧州、米国、アジア」と題したパネル討議のパネリストとして出席し、質問に答える形で発言した。傅委員は「日本の歴史教育の失敗」に一連の歴史認識問題の原因があるとの認識を示した。 ただ、安倍首相を名指しする形での批判は行わなかった。傅委員は駐英大使や外務次官などを歴任したベテランの外交官だ。 これに対し、討議後に演説した岸田外相は、「日本は歴史を直視し、先の大戦や植民地支配について、反省の気持ちを明確に表明している」と述べ、傅委員に反論した。安倍政権の外交基本方針「積極的平和主義」も説明し、欧州と民主主義や法の支配な
岸田外務大臣はドイツで開かれている安全保障に関する国際会議で、中国側の出席者が「日本の指導者は第二次世界大戦の歴史に真摯(しんし)に向き合うべきだ」と批判したのに対し、「日本は先の大戦および植民地支配に反省の気持ちを表明し、平和国家としての道を歩んできた」と反論しました。 岸田外務大臣は、日本時間の1日夜、ドイツで開かれている「ミュンヘン安全保障会議」に出席し、パネルディスカッションに参加しました。 この中で、中国の全人代で外交問題の責任者を務める傅瑩氏は日本と中国の関係は最悪の状態にあると指摘したうえで、「日本の指導者は第二次世界大戦の歴史に真摯に向き合わないかぎり、アジアの中で建設的なパートナーになれない」と批判しました。 これに対し、岸田大臣は「日本は先の大戦および植民地支配に反省の気持ちを表明し、平和国家としての道を歩んできた」と反論しました。 また、岸田大臣は「アジア地域は世界で
【ミュンヘン=宮下日出男】岸田文雄外相は1日、ドイツ南部ミュンヘンで開催中の「ミュンヘン安全保障会議」で演説し、安倍晋三首相の靖国参拝などで中韓などが批判を強めるなか、「戦後の平和国家としての歩み」が歴史を直視している証しだと述べた。また、世界の平和と繁栄に向け、民主主義などの普遍的価値を共有する欧州と協力を深める考えを強調した。 この日の会議ではアジア情勢に関するパネルディスカッションが開かれ、中国の全国人民代表大会外事委員会の傅瑩(ふえい)主任が、首相の靖国参拝などを念頭に「われわれが最重要視しているのは、日本の指導者らによる第二次大戦時の犯罪の否定だ」と批判。背景に日本の「歴史教育の失敗」があるとした。 これに続き、議論を総括する演説を行った岸田外相は、「われわれは歴史を直視し、反省の気持ちを表明してきた。だからこそ日本は平和国家として戦後歩んできた」と反論した。日本は「東アジアの自
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