2016年5月のムチュア・マドリッド・オープン(ATP1000:マスターズ大会)で、錦織 圭は3回戦でフランスのリシャール・ガスケに勝利しました。 これがガスケにとって対錦織の初黒星となりました。 それまでは6連勝を飾っていたガスケ。 ランキングから考えると、明らかにガスケの実力が上という訳ではありません。 しかし、錦織にはガスケに対しての苦手意識があるようにも感じます。 「相性」という言葉で片付けるのは簡単ですが、苦手意識の原因をもう少し細かく見ていきます。 ガスケといえば天才バックハンド まず簡単にガスケについて触れることにします。 ガスケはジュニア時代には、ラファエル・ナダルよりも才能があると称されていたほど将来が期待されていた選手でした。 実際、13歳当時の直接対決ではガスケに軍配が上がっていました。 【動画】13歳のガスケ VS ナダル(6-7、6-3、6-4) 今でもなお「天才