KADOKAWA、集英社、小学館が漫画海賊版サイト「漫画村」運営者に対して起こしていた民事訴訟で、運営者に17億3664万2277円の損害賠償金の支払を命じた判決が確定しました。 漫画村(現在は閉鎖。加工は編集部によるもの)

人気漫画を無断で掲載した海賊版サイト、「漫画村」を運営していたとして有罪判決が確定した男性に大手出版社3社が賠償を求めた裁判で、東京地方裁判所は、「作品の出版権が侵害された」として男性に17億円余りの支払いを命じました。 出版社側によりますと、著作物の権利侵害をめぐる裁判の賠償額としては過去最高とみられます。 大手出版社のKADOKAWA、集英社、小学館の3社は、海賊版サイト「漫画村」を運営していたとして著作権法違反などの罪に問われ、懲役3年の判決が確定した星野路実さんに19億円あまりの賠償を求めました。 服役後、刑事裁判のやり直しを申し立てている星野さんは、今回の民事裁判でも「運営者ではない」などとして争っていました。 18日の判決で東京地方裁判所の杉浦正樹裁判長は、漫画村の開設当初から積極的に管理・運営に関与していたと認めたうえで、「ほかの関係者と共同して漫画作品の画像データを無断で閲
日本向けのものとしては最大規模のアニメの海賊版サイトを運営していたなどとして、日本の業界団体の要請を受けて捜査を進めてきた中国当局が、国内の男女4人を摘発したことが分かりました。 団体によりますと、日本側の働きかけをきっかけに、中国を拠点とする海賊版サイトの運営者らが現地の公安当局に摘発されたのは初めてです。 日本のアニメ会社などが加盟する「CODA=コンテンツ海外流通促進機構」によりますと、中国で摘発されたのはいずれも30代の男女4人で、日本向けのものとしては最大規模のアニメの海賊版サイト「B9GOOD」の運営に関わった疑いが持たれています。 このサイトは、2008年に開設されて以降、日本のアニメを中心に映画やドラマなど多数の作品を無断で配信していたとみられ、先月までの2年間のアクセス数は3億を超え、多い月では1か月に1580万余りのアクセスがあったということです。 ほとんどが日本からで
漫画を無断で掲載する「海賊版サイト」の被害が後を絶たない中、スペインの広告会社が海賊版サイトにアクセス数に応じて広告収入が得られるサービスを提供しているとして、大手出版社の集英社が、サービスをやめるよう、この会社に文書で要請していたことが分かりました。サイトの収入源である広告料を絶つことを目的に、日本の出版社が海外の広告会社に要請を行ったのは初めてとみられ、会社はサービスの提供を取りやめたということです。 漫画などを無断で掲載した「海賊版サイト」は、アクセスすれば誰もが無料で作品を閲覧できますが、その主な収入源はサイトに表示されるネット広告料とみられています。 集英社によりますと、日本の出版社などで作る団体が弁護士の協力を得て調べたところ、スペインの広告会社が少なくとも27の漫画の海賊版サイトに対して、アクセス数に応じて広告収入が得られるサービスを提供していたということです。 この中には日
コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は7月28日、KADOKAWAと集英社、小学館が、海賊版サイト「漫画村」の運営者に対し、19億円以上の損害賠償を求めて訴訟を起こしたと発表した。 訴訟の対象となる漫画は17作。漫画村へのアクセス1回につきコミックス1巻分が閲覧されたと想定し、2017年6月から18年4月までの総アクセス数(5億3781万回)とコミックスの販売価格から被害額を推定した。損害賠償額は3社合計で19億2960万2532円。 3社は漫画村について「犯罪収益モデルが同種サイトに影響を与えた」「民事的に責任が追及されるべき」とのコメントを発表。「クリエイターが安心して新たな創作に挑める環境を守るため、海賊版という犯罪撲滅への重要な一石として、この度の提訴に至った」と説明している。 漫画村は漫画や一般雑誌、写真集などの海賊版コンテンツを掲載していたサイト。最盛期には月間アクセ
最大規模の漫画海賊版サイト「漫画BANK」を運営したとして、中国 重慶市の30代の男性に対し、日本の出版社からの情報提供を受けた現地の行政当局が罰金60万円を命じたことが、出版社などへの取材でわかりました。海外に拠点を置く日本向けの海賊版サイトが増える中、現地当局による摘発は、これが初めてとみられます。 「漫画BANK」は、2年間のアクセス数が10億近くにのぼった日本で閲覧可能な最大規模の漫画海賊版サイトで、去年11月、集英社など大手出版4社が法的手続きに乗り出したあと閉鎖されていました。 出版社側がグーグルの情報提供などをもとに運営者の特定を進めた結果、中国 重慶市の30代の男性が関与し、漫画BANKの閉鎖のあとも、別の海賊版サイトを開設した疑いがあることがわかったということです。 出版社側が重慶市の行政当局に対し、状況を説明して処罰を求めたところ、事情聴取やパソコンの押収などが行われ、
漫画を違法に配信する「海賊版サイト」の被害が深刻化する中、総務省の有識者会議は31日、海賊版サイトの運営に欠かせないコンテンツ配信事業者に対し、海賊版サイトによる利用を禁止する対応を求めるなどの対策…
NEW! 権利行使への支援が始まります 令和7(2025)年1月14日より、著作権侵害に対する個人クリエイター等の権利行使(削除申請、侵害者特定、損害賠償請求等)の弁護士等費用の支援を開始します!本事業は、授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)の共通目的事業として日本ネットクリエイター教会(JNCA)が運営を受託し、実施します。まずは相談窓口にご相談ください。→詳細はこちら デジタル・ネットワーク等の発展に伴い、インターネット上において、音楽・アニメ・映画・マンガ等の様々なコンテンツが国境を越えて流通しています。同時にインターネット上には、これらのコンテンツを無断でコピーし、正当な対価を権利者に支払うことなく利用できる状態にした著作権侵害コンテンツ(いわゆる海賊版)も多く流通しています。 こうした状況において、日本の権利者は、例えば米国の権利者と比較して権利行使をしない傾向にあ
漫画やアニメなどの海賊版サイトによる被害が国際的に深刻化していることを受け、日本など13か国の著作権保護団体などが加盟する組織が新たに設立され、4月26日に初めての会合が行われることが決まりました。 新たに設立されるのは「国際海賊版対策機構」で、日本やアメリカ、韓国、フィリピンなど13か国の著作権保護団体や政府機関が参加します。 違法な海賊版サイトの運営者は、捜査機関の摘発を避けるために著作権を持つ会社や個人とは別の国に拠点を持つことが多く、各国の捜査機関の連携が必要になっています。 新たに設立される国際海賊版対策機構は、違法なサイトの情報を調査して各国の捜査機関に提供したり、捜査を促したりすることにしていて、関係者が参加する第1回目の会合は4月26日にオンラインで開かれることが決まりました。 運営の実務は、当面日本の出版やアニメの会社などで作るCODA=(コーダ)「コンテンツ海外流通促進
by Web Summit インターネットインフラ企業であるCloudflareが「著作権侵害サイトをブロッキングせず野放しにし、著作権侵害をほう助していた」として権利者から訴えられていた件について、2021年10月6日付けでCloudflareの主張を認め、著作権侵害のほう助には当たらないとする判決が下されました。 gov.uscourts.cand.339512.151.0.pdf (PDFファイル)https://storage.courtlistener.com/recap/gov.uscourts.cand.339512/gov.uscourts.cand.339512.151.0.pdf In a win for the Internet, federal court rejects copyright infringement claim against Cloudflare
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群馬県警察本部サイバー犯罪対策課と前橋警察署は、2022年2月1日、違法にアップロードされた侵害コンテンツに公衆を誘導する「リーチサイト」を運営していた男性1名を著作権法違反の疑いで逮捕しました。 男性は自身が運営するリーチサイトに、別のサイトに違法にアップロードされた東宝(株)が著作権を有する「天気の子」、東映(株)が著作権を有する「犬鳴村」へのリンクを提供し、公衆を誘導していました。 2020年10月1日に著作権法が改正されリーチサイト規制が施行されて以来、京都府警によるアダルトビデオ、警視庁によるアダルトアニメに関する摘発が行われたとそれぞれ報道されていましたが、成人向け以外の一般の映画作品についての摘発は、今回が全国で初めてとなります。 男性が運営していたリーチサイトには、邦画約2,500 作品、洋画約3,500 作品、合計約6,000 作品の映画・ドラマについて、違法コンテンツへ
集英社、講談社、小学館、KADOKAWAがクラウドフレア社を提訴 2022年2月1日 16:12 11567 19 コミックナタリー編集部 × 11567 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 5579 5917 71 シェア 集英社、講談社、小学館、KADOKAWAが、アメリカのIT系企業クラウドフレア社に対し、海賊版コンテンツの公衆送信・複製の差し止めおよび損害賠償を求める訴訟を東京地方裁判所に提起した。賠償請求額は一部請求として各社1作品、合計4作品の被害総額4億6000万円。 クラウドフレア社は国際的に活動するコンテンツ配信ネットワーク(Contents delivery network、以下CDN)事業者の1社。CDN事業者には、世界各所に大容量のサーバーを設置し、契約先サイトのコンテンツをそれらのサーバーに一時的に複製
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