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ホテル・ルワンダに関するxiao_liangのブックマーク (24)

  • ホテル・ルワンダ - 栞になるもの

    遅ればせながら『ホテル・ルワンダ』を観に行った。 公式サイトの制作話を読んだり、何人かの感想を聞いていた。「ふつうの人が隣人を殺す熱狂…どこが大量虐殺の中心か分からない」…ミノウの『復讐と赦しの間』を読んでいた時、先に観ていた友人がルアンダの例を取り上げてそう言った。 「これは関東大震災での日人による朝鮮人虐殺の問題と重なるのだ」ということを、この映画を日に呼んでくれた中心人物の一人が書いている…という話もどこかで聞いた。それにまつわるもめごともチラっと見た。 どうして人間を殺すことが積極的に望まれるような心性が、広範な人々に共有され、かつ実行に移されるのだろう?しかもそれはある人の行動にまつわって呼び起こされた感情のレベルをとうに超えて、「国」とか「ナショナリティ」とか、およそ想像の産物によって呼び起こされるのだ。 こういう時、「自分だったらそんな馬鹿なことはしない」と言ってしまった

  • 歴史学への敬意・無名の死者・「個人」であること - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20060318 酷い。というか、うーん、ここまで頭が悪いとは思えないんだけど。 関東大震災時の朝鮮人虐殺については、ググるなりopacなりで検索すればいくらでも専門家の著書や論文が見つかるはずです。で、「未曾有の災害の中で特定の民族をターゲットとした虐殺が行わ」れ、その背景には朝鮮人への差別的な社会風潮があったということなんて、誰も問題にしていないぐらいほとんど自明のことがらだと思うのですが。歴史事件を取り上げるときに、それまでの研究から上がっている成果を踏まえず、いちいち一から議論を組み立てないといけないわけでしょうか。そうでは無いでしょう。 現状私が知った範囲では偶発としてとらえて妥当ではないか。 なるほど。「現状私が知った範囲」ねえ。finalvent氏がどれくらい関東大震災の朝鮮人虐殺について勉強しているかは知らな

    歴史学への敬意・無名の死者・「個人」であること - 過ぎ去ろうとしない過去
    xiao_liang
    xiao_liang 2006/03/19
    これはイタかったですねぇ,アンネは死因まで特定されているというのに…。ま,最後の1人まで,と言うわけではないでしょうが。>もちろんホロコーストも
  • 私の知らない「本心」をたーんとご批判くださる。 - finalventの日記

    私の知らない「心」をたーんとご批判くださるわけだが。 ⇒traviesoの走り書き - 歴史と自由(1) 偶発的事件でなければ、「戦後のドイツ人のように、祖父母・曾祖父母の罪をきちんと暴いていかなくてはならない」(そういえば、ここでは「戦後のドイツ人」が直喩で使われている)というfinalvent氏だが、心は「そうした問題を持ち出さず民族間の軋轢を減らす努力こそが求められるのではないか」というところにありそうである。 いえ、私は歴史研究に対しておそらく冷酷ともいえる立場を取りますよ。 あなたが、きちんと、関東大震災における朝鮮人虐殺を歴史的に取り上げるなら、私はそれをきちんと吟味します。 しかし、あなたや、あなたちは、それをしていません。 traviesoさんに至っては、ルワンダの歴史すら考慮していません。私の言説をずたずたにしてその像に批判の言葉を投げかけているだけで、歴史性に眼を向

    私の知らない「本心」をたーんとご批判くださる。 - finalventの日記
    xiao_liang
    xiao_liang 2006/03/19
    知的レベルと視野の広さが違いすぎる。相手は理解し得ないでしょう。 「genocideというのは「虐殺参加者の処罰」だけでは済まない」「genocideでは民族を抹殺していく組織性(通常は国家)が問われているのだ。」
  • ドン・チードルとポール・ルセサバギナの手紙 - finalventの日記

    ⇒Don Cheadle and Paul Rusesabagina's letter (参照PDF) PREVENT Hotel Darfur A Message from Don Cheadle and Paul Rusesabagina You are aware of the horrible atrocities that took place in Rwanda just a decade ago. And you know that this tragedy was made all the more horrible because the people who knew about it failed to act to stop it. As we made Hotel Rwanda, we were overwhelmed with sadness and anger

    ドン・チードルとポール・ルセサバギナの手紙 - finalventの日記
    xiao_liang
    xiao_liang 2006/03/09
    メッセージ最後"We don’t want to watch a movie named Hotel Darfur. Please act now. Thank you."追伸でもダルフールに言及。これ,映画パンフから外すべきではなかったのでは?
  • Paul Rusesabagina (ポール・ルセサバギナ)関連メモ - finalventの日記

    'Hotel Rwanda' hero is honored "Many voices are calling: 'Please come over for rescuing us!' " Rusesabagina said. In presenting Rusesabagina with the first Rev. Leon H. Sullivan Humanitarian Award, Gov. Rendell said he had watched Hotel Rwanda Saturday night and was in tears - over Rusesabagina's incredible courage in the face of the events a decade ago and over the fact that such horrors continue

    Paul Rusesabagina (ポール・ルセサバギナ)関連メモ - finalventの日記
    xiao_liang
    xiao_liang 2006/03/08
    なるほど,元はダルフールに言及してるのか。
  • 『Apes! Not Monkeys! - 全てのものは同じであり、全てのものは異なっている(追記あり)』へのコメント

    暮らし Apes! Not Monkeys! - 全てのものは同じであり、全てのものは異なっている(追記あり)

    『Apes! Not Monkeys! - 全てのものは同じであり、全てのものは異なっている(追記あり)』へのコメント
  • Apes! Not Monkeys! - 全てのものは同じであり、全てのものは異なっている(追記あり)

    最初は「世の中、こんな阿呆がおるのか」とあきれると同時に、町山氏の尻馬に乗って炎上させている馬鹿どもへの怒りの方がむしろ先に立って静観していたのだが、その後いや〜な方向に事態が進行してしまっているようである…。 このブログでも何度か書いたことだと思うのだが、全てのものは「同じ」であるということができると同時に、全てのものは「異なる」ということができる。任意の二つの存在者は、例えばそれが「存在者である」という点において「同じ」である。出来事を存在者としてカウントする存在論を採用すれば任意の二つの出来事について「同じ」であるということができる。「醜いアヒルの子の定理」というのがあって(渡辺慧の名著、『認識とパタン』、岩波新書を参照)、任意に選んだ二つの存在者間の類似性はすべて同じであることが数学的に証明できる。他方、誰がみても見分けられないほどよく似た二つの存在者であっても、それが「二つ」と認

  • ホテル・ルワンダ - Munchener Brucke

    評判の映画だが、北海道では「スガイシネマコンプレックス」でしかやっていない。スガイが1000円になる水曜日を狙って観に行く。 虐殺を描いた映画は少なくないが、ここまで映像化するのは凄い。しかも子供の目の前で殺戮が行われる訳で、子役の発達心理上の影響が気になってしまった。 ぜひ見てほしい映画だ、いかに「レイシズム」が下らない屁のような思想で且つ恐ろしいか身を以って理解できる。 ちょっと気になるのが、どうしても欧州的価値観からの視点である点。下手すればアフリカ人は我々が啓蒙してあげなければならないというかつてコロニアリズムを正当化してきたイデオロギーを覚醒しかねない。 一方で、民族国家という形態が万能なのか?と最近考えてもいるのではあるが。 私の中の差別意識 私はこの映画において潜在的に白人側に同化する自分を認識した。世の中には啓蒙してあげなければいけない対象がいると高い所に座っている人々の中

    ホテル・ルワンダ - Munchener Brucke
  • 「ホテル・ルワンダ」 (Dead Letter Blog)

    実はもう2週間以上前に観ていたりする。感想を書こうかなとは思っていたのだけれども、色々私的な事情が重なってBlog自体書けなくなっていた。 個人的にはswanさんの見方に賛成。彼は単純に家族を守ろうとしただけでも、職業倫理を貫こうとしただけでもない。パン売り少女は内生的に社会的役割を演じた結果、正義が実現された、のではなく、むしろ、少女が志向する社会的善と合致する規範(法令)を利用し、差別的な因習に対して武装したのだ、と。職業倫理は悪しき因習に対する盾である。僕もそう思う。主人公のポールは自分と自分の家族を最優先に守ろうとしながらも、やはり最終的にはそのエゴを超えたところにたどり着く。彼は「悪しき因習」、傍目からは何の違いもないような人たちが相手を「ゴキブリ」と罵り・虐殺することに麻痺していく大きな流れ、そのことにプロテストする。そこにはやはり普遍的な倫理があったと思う。 ちなみに僕は、虐

  • + C amp 4 +

    去る09年7月16日のトムラウシ山での遭難事故で亡くなられた方へ心よりご冥福をお祈りいたします。 はじめてご訪問の方はこちら(自己紹介および投稿リスト等)をご覧ください。

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    ハリイカの焼売と中華炒め ハリイカをよく、見かけるようになりましたよ。生け簀で、泳いでいたものを一杯購入しました 立派な大きな墨袋や肝は冷凍保存して 柔らかな身は季節のお豆、お野菜と合わせて中華の炒めものに。新鮮なにんにくの茎は刻み、香り高く欲そそられますね 下足はミンチにし…

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    xiao_liang
    xiao_liang 2006/03/06
    「朝鮮人虐殺が偶発的であるとすればするほど、ルワンダ虐殺「前史」や「構造」がクローズアップされ、虐殺はますます不可避な「歴史的決定」になってしまう。このような理解でいいのだろうか。」そういうことでは?
  • 洒落のわからんやつ - finalventの日記

    ⇒煙 - どうして通州事件なら構わないのか 町山さんは、虐殺の一般性・人間性に着目し、別に関東大震災の朝鮮人虐殺と特定されないと主張している。 だから、それなら、通州事件でもいいわけだな、という洒落だよ。 実際、町山さんの議論では、全ての虐殺は同じだから、そうなるでしょ。町山さんの議論を読んでいるか? そこは町山さんが優れた見識を持つ点でもある。加害と被害を止揚する視点は評価に値する。 しかし、追従者に私は疑念を持った。 日人が加害か被害かが隠された問題ではないのかと疑念を抱いた上での洒落だ。 こんな洒落のわからん話が出てくるのは、案の定といったところか。 もし日人が加害か被害かが隠された問題でなければ、そりゃ悪い洒落だな、で終わるはずだ。だが、そうではなかった。 町山さんもそうした問いは出していない。 もちろん、通州事件である必要はない。関東大震災の朝鮮人虐殺である必要もないのと同じ

    洒落のわからんやつ - finalventの日記
    xiao_liang
    xiao_liang 2006/03/06
    もう,荒々しくって,何だか涙。洒落が通じればねぇ→分かりやすくなった「通州事件が起きたときに、冷静に対応できる国ではなくてはならない」「基本的に不毛。なにより未来志向が重要なのにその契機にならない点」
  • お前らどうせ映画『ホテル・ルワンダ』のパンフレットなんて読まないで何か言ってるんだろうから、俺が町山智浩のテキストを全文アップしてやるぜ。あとその感想。

    こんなエントリーとか。 →当は痛いテレビ番組:「ホテル・ルワンダ」をめぐる論争 - livedoor Blog(ブログ) こんな「はてなブックマーク」のタグ・キーワードとか。 →はてなブックマーク - タグ ホテル・ルワンダ →はてなブックマーク - ホテル・ルワンダ いろいろあるみたいなので、とりあえず映画『ホテル・ルワンダ』を見て、さらに町山智浩さんのパンフレットのテキストを読んでから何かを言わなければいけない気になりました。 ということで、とりあえずパンフレットを買ってきました(映画は未見)。 これで600円は正直ボッタクリ。 でも、町山さんがどういう文脈でどういうことを言っているか知りたかったので(知らせたかったので)。 goo映画の『ホテル・ルワンダ』情報は、こちら。 →ホテル・ルワンダ - goo 映画 公式サイトもあるんですが、上映館を知るには上記サイトからのほうがいいかも

    お前らどうせ映画『ホテル・ルワンダ』のパンフレットなんて読まないで何か言ってるんだろうから、俺が町山智浩のテキストを全文アップしてやるぜ。あとその感想。
    xiao_liang
    xiao_liang 2006/03/06
    「やはり日本人に「ルワンダと同じような状況になった」というのは、想像力を喚起するには複雑な手続きが入りすぎてしまうんですね。」
  • 過ぎ去ろうとしない過去 - 修正主義的態度の典型かと

    http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20060304/1141473634 ちょっと無視できないものがあったので。 ルワンダと関東大震災の虐殺の差異は強調するのに、「アウシュビッツ」のアナロジーはナイーヴに採用するのな。そも、ユダヤ人からしてみれば、アウシュビッツの記憶を、「自集団の悪を安易に認めるべきでない」とする警告に使われるなんてことは許せないのではないか。第一、ユダヤ人はそうした理由から虐殺されたのではないのだし、しかもその著者は「偽ユダヤ人」。 先日も書いたように、歴史的事実の比較行為そのものが問題となるのは、「唯一無二」であるはずの歴史事件の、相対化の是非においてである。ある歴史的悲劇を別の悲劇と同一化することは、その悲劇を「どこにでもあること」と相対化し、ときにその加害者の溜飲を下げることがある。その例が、ホロコーストを巡るドイツ歴史家論争にあった

    過ぎ去ろうとしない過去 - 修正主義的態度の典型かと
    xiao_liang
    xiao_liang 2006/03/06
    比喩や例えって難しい。似てるようなものを持ち出すのって恐ろしい。自分と関係あるものを持ち出されたときは,似てるけど違うんだって言っておいてもいいと思うけどね。
  • ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 - 「わかってもらえるさ」RCサクセション

    今年のアカデミー賞で作品賞ほかにノミネートされている映画『グッドナイト&グッドラック』は、マッカーシー上院議員による「赤狩り」が吹き荒れる50年代を舞台に、政治的な傾向のあるマスコミ関係者が次々と社会主義者と決め付けられて弾圧されるなかで、マッカーシーに敢然と立ち向かったCBSのキャスター、エド・マローの勇気を描いている(詳細)。 しかし、なぜ、今、50年も昔のことを映画に? 製作・脚・出演のジョージ・クルーニーは、赤狩りの恐怖のためにマスコミ関係者が政府批判を避けるようになった50年代が、対テロ戦争の下、マスコミがブッシュ政権を批判しなくなった現在の状況とが似ていると考え、ジャーナリストに当の役割を思い出させるためにマローのことを映画化しようとしたのだ(クルーニーは大学まではキャスター志望)。 この『グッドナイト&グッドラック』のシナリオをクルーニーと共同で執筆したグラント・ヘスロヴ

    ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 - 「わかってもらえるさ」RCサクセション
  • 町山智浩氏のパンフ所収文章を全文転載します - 煙

    1時14分、町山氏から転載許可のメールをいただきました。 以下に転載します。 彼でなければダメだった− テリー・ジョージ監督の賭けに見事に応えたドン・チードル 町山智浩(映画評論家)) 「ドン・チードルでなきゃダメなんだ」 テリー・ジョージ監督はそう訴えた。『ホテル・ルワンダ』への出資を検討したハリウッドのメジャーな映画会社は、主演をデンゼル・ワシントンかウィル・スミス、またはウェズリー・スナイプスのようなスーパー・スターに演じさせたがった。もちろん客を呼ぶためだ。しかしジョージ監督はこれまで主演映画が一もないドン・チードルにこだわった。 「シナリオの時点でドンを想定していた」監督は言う。「『青いドレスの女』からずっと彼に注目してきたんだよ」『青いドレスの女』(95年)のドン・チードルは、謎の美女を追う主人公デンゼル・ワシントンの弟分。テキサスから来たガンマンで、バカでっかい銃をやたらめ

    町山智浩氏のパンフ所収文章を全文転載します - 煙
  • gachapinfanのスクラップブック リンゴとミカンは別物かそれとも同じものか

  • 小テキストの結語の意味〜ホテルルワンダ論争のパンフから少し考えてみる - 木走日記

    今、映画『ホテルルワンダ』がアツク議論されているようです。 ●「アフリカのシンドラー」と呼ばれたルワンダホテルの副支配人ポール・ルセサバギナ氏を、実話に従い描いた映画 映画「ホテル・ルワンダ」公式サイト http://www.hotelrwanda.jp/ で、INTRODUCTIONはこんなかんじ・・・ INTRODUCTION 「愛する家族を守りたい。」ただ1つの強い思いが、1200人の命を救った・・・。 1994年、アフリカのルワンダで長年続いていた民族間の諍いが大虐殺に発展し、100日で100万もの罪なき人々が惨殺された。アメリカ、ヨーロッパ、そして国連までもが「第三世界の出来事」としてこの悲劇を黙殺する中、ひとりの男性の良心と勇気が、殺されゆく運命にあった1200人の命を救う。 「アフリカのシンドラー」と呼ばれたこの男性は、ルワンダの高級ホテルに勤めていたポール・ルセサバギナ。命

    小テキストの結語の意味〜ホテルルワンダ論争のパンフから少し考えてみる - 木走日記
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  • ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 - 『ホテル・ルワンダ』なんかまるで役に立たない!

    こんなものにリンクされて、ものすごく脱力した。 http://blog.livedoor.jp/mahorobasuke/archives/50487989.html 僕は『ホテル・ルワンダ』を日で公開してもらうために、いろいろ尽力してきましたが、あの映画を観た後でも、こんなことを書く人がいるのを見ると、絶望的な気持ちになります。 この人は、僕が『ルワンダ』のパンフに関東大震災の朝鮮人虐殺事件について書いた意味がわからないようなので、もう一度書きます。 このルワンダの事件を、遠いアフリカの出来事として観ても意味がない。 虐殺は、どこの国でも起こってきたし、これからも起こり得ることであって、 私たちは誰でも、人を差別して迫害する、虐殺の種を秘めているんだということを自覚し、 ルワンダみたいな状況になった時、ポールさんのように行動できる人間にならなければ。 ところが、この人は、虐殺の種を抱え

    ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 - 『ホテル・ルワンダ』なんかまるで役に立たない!