日本の政治は実質的に貴族によって動かされている多額の供託金と選挙活動費が一般庶民の被選挙権の行使を制限しているからだ。あれだけ金がかかるなら実質的に富裕層くらいしか選挙に勝てないだろう。それか違法な手段により資金を集めた胡散臭い輩くらいだ。 政党助成金制度は批判こそあれど私は評価している。金がないと政治に参加できないのはフェアではない。後は何百万円もの供託金を義務づける制度を撤廃する必要がある。世界でも被選挙権を行使する際にあれほどの供託金を求めるのは日本だけ。政治の世界では、『日本の常識は世界の非常識』がまだまだあるし、そこをつつけば国民の暮らしは良い方向に向かうのは間違いない。
