11月の米国大統領選挙の投票日まで4カ月を切る中、支持率低下に悩むドナルド・トランプ大統領が、選挙対策チームの人事の刷新を宣言した。 トランプは7月15日、2016年の大統領選で彼のデジタル戦略を指揮し、選対本部長を務めてきたブラッド・パースカルを降格させ、後任に選対の上級顧問のビル・ステピエンを起用することを明らかにした。 パースカルは今後もシニアアドバイザーとして選挙対策チームに残り、デジタルオペレーションを統括するという。新たな選対本部長に就任するステピエンも、2016年の大統領選に参加しており、それ以前はジョン・マケインやジョージ・W・ブッシュの選挙キャンペーンで働いていた。 新型コロナウイルスの脅威が再び高まる中で、トランプの支持率は低下している。パースカルは、トランプが「100万人のチケット申し込みがあった」と豪語したタルサの選挙集会を、わずか6000人の集客という惨めな結果に