古川禎久法相は26日、東京・秋葉原で2008年6月、7人が死亡、10人が重軽傷を負った無差別殺傷事件で殺人などの罪に問われ、死刑が確定した元派遣社員加藤智大死刑囚(39)=東京拘置所=の刑を執行したと発表した。執行は21年12月以来で、古川氏が命令した。岸田政権で2回目。 古川氏は記者会見し、「7人の尊い命を奪い、社会にも大きな衝撃を与えた。慎重な上にも慎重な検討を加え、執行を命令した」と述べた。執行命令書に署名したのは今月22日。刑事施設に収容されている確定死刑囚は106人になった。

古川禎久法相は26日、東京・秋葉原で2008年6月、7人が死亡、10人が重軽傷を負った無差別殺傷事件で殺人などの罪に問われ、死刑が確定した元派遣社員加藤智大死刑囚(39)=東京拘置所=の刑を執行したと発表した。執行は21年12月以来で、古川氏が命令した。岸田政権で2回目。 古川氏は記者会見し、「7人の尊い命を奪い、社会にも大きな衝撃を与えた。慎重な上にも慎重な検討を加え、執行を命令した」と述べた。執行命令書に署名したのは今月22日。刑事施設に収容されている確定死刑囚は106人になった。
14年前、東京 秋葉原で7人が殺害された無差別殺傷事件で、死刑が確定していた加藤智大死刑囚に26日午前、刑が執行されました。死刑の執行は去年12月以来で、岸田内閣では2回目です。 加藤智大死刑囚(39)は、2008年(平成20年)6月、東京 秋葉原の繁華街にトラックで突っ込み、通行人をはねたりナイフで刺したりして、7人を殺害し、10人に重軽傷を負わせたとして殺人などの罪に問われました。 1審と2審は死刑を言い渡しましたが、加藤死刑囚側は、死刑は重すぎるなどと主張して上告しました。 2015年(平成27年)2月、最高裁判所は「犯行の動機に酌量の余地は見いだせない」と指摘し、上告を退ける判決を言い渡し、刑が確定していました。 そして、26日午前、収容されていた東京拘置所で、加藤死刑囚に刑が執行されました。 死刑が執行されたのは去年12月以来で、岸田内閣では2回目です。 午前11時から臨時の記者
加藤智大死刑囚の弟が自殺――。 それを知ったのは、先週発売された週刊誌でのことだった。 享年28歳。兄が「秋葉原無差別殺傷事件」の犯人であるという現実は、この6年間、どれほどの苦痛を彼に与え続けただろうか。 「週刊現代」4月26日号には、そんな彼(A男とする)の手記が紹介されている。 事件当日、着の身着のままアパートを出てからの、職と住居を転々とする日々。しかし、引っ越して1ヶ月もするとマスコミの人間が彼のもとを訪れる。「やっぱり逃げられないんだな」という諦めにも似た思い。が、そんな中でも、「希望」はあった。恋人ができたのだ。 事件のことを打ち明けると、恋人は「あなたはあなただから関係ない」と言ってくれる。しかし、結婚の話になると、交際を認めてくれていた彼女の両親は猛反対。結局、2人の関係は破綻してしまう。 A男にとって辛かったのは、彼女から言われた「一家揃って異常なんだよ、あなたの家族は
7年前、東京・秋葉原で7人が殺害された通り魔事件で、殺人などの罪に問われ、1審と2審で死刑が言い渡された加藤智大被告について、最高裁判所は上告を退ける判決を言い渡し死刑が確定することになりました。 加藤智大被告(32)は平成20年6月、東京・秋葉原の繁華街にトラックで突っ込み、通行人をはねたりナイフで刺したりして7人を殺害、10人に重軽傷を負わせたとして殺人などの罪に問われました。 1審と2審は「人間性の感じられない残虐な犯行だ」などと指摘して死刑を言い渡したのに対し、被告の弁護士が死刑は重すぎるなどと主張して上告していました。 この裁判で、最高裁判所第1小法廷の櫻井龍子裁判長は被告側の上告を退ける判決を言い渡しました。 これにより加藤被告の死刑が確定することになりました。
東京・秋葉原の歩行者天国で2008年6月、7人が殺害され10人が負傷した無差別殺傷事件で、殺人などの罪に問われ、死刑を求刑された元派遣社員・加藤智大被告(28)に対し、東京地裁(村山浩昭裁判長)は24日、死刑判決を言い渡した。 主な争点は犯行時の責任能力だった。犯行の原因を「被告の抑うつ的で自虐的な性格にあり、精神障害は関係ない」とした起訴前の精神鑑定を踏まえ、検察側は完全責任能力を主張。弁護側は「被告が裁判で述べた『携帯電話の掲示板サイトでの嫌がらせをやめてほしいと伝えたかった』との動機は、正常な心理では説明できない」と述べ、心神喪失か耗弱の状態だったと反論していた。 量刑について、検察側は「大きな事件を起こし、自分を無視した人たちに復讐(ふくしゅう)したかったとの動機は身勝手。命をもって償わせるのが正義だ」と訴えた。弁護側は「深く反省しており、被害結果の大きさを終生考え抜かせ、苦し
【動画】アキバホコ天、復活前に標識のカバー外す「歩行者専用」などの道路標識にかけられていたカバーを外す作業員=18日午前、東京都千代田区外神田、福岡亜純撮影 東京・秋葉原の歩行者天国が23日に2年7カ月ぶりに再開されるのを前に、警視庁は18日午前、千代田区外神田の中央通りで、「歩行者専用」などを示す道路標識にかけていたカバーを外した。日曜に多くの人を集めて名物になっていた秋葉原の歩行者天国は2008年6月の無差別殺傷事件の直後に中止され、歩行者天国を示す道路標識にもカバーがかけられていた。 再開される歩行者天国は日曜の午後1〜5時(4〜6月は午後6時まで)、中央通りの万世橋交差点から外神田5丁目交差点の約600メートルで実施される。6月まで試験的に実施し、問題がなければ続ける。開始時間が以前より1時間遅く、実施区間も200メートル短縮されるため、歩行者天国の期間や時間を表す補助標識も改
──事件から2年が経過した。 遂に加藤智大被告の口から動機が語られた。 「派遣」「非モテ」というキーワードに、 少なからず共感した若者も多かった。 しかし、それぞれの若者が描いた「加藤」は、 被告自身の言葉で、打ち砕かれていった。── 昼の休廷時間、弁護士が喫煙所に足を運ぶことを知っていた。喫煙所で待ちぶせ、女性(31)は弁護士に懇願した。 「加藤君とどうしても会いたい。どうすればいいですか?」 2008年6月、東京・秋葉原で7人を殺害、10人を負傷させた加藤智大被告(27)に、彼女は会いたかった。事件を知ったとき、彼女はこう思った。 「やったね。一人で何かをなし遂げた。この人に会いたい」 加藤被告が事件直前に書き続けたネット掲示板の書き込みを、何度も読み返した。数秒単位の書き込み。自分に問いかけては、それに答えてみせる。自分と同じ孤独な人生だと共感した。 30歳で死のう。そう思っ
東京・秋葉原で昨年6月、通行人ら18人が無差別に殺傷された事件で殺人などの罪に問われた元派遣社員加藤智大(ともひろ)被告(27)が、被害者に対し、弁護人を通じて謝罪の手紙を送っていたことが6日、わかった。「被害を与えたことについて、言い訳できることは何もありません」と謝罪。死刑を意識した記述もあった。 手紙は同日までに、都内に住む男性被害者の一人の自宅に郵送された。B5の便箋(びんせん)6枚で、コピーではなく手書きだった。加藤被告の両親からの手紙も同封されていた。 加藤被告は、被害者が人生を満喫していたところをすべて壊してしまい、取り返しのつかないことをしたと反省する一方、事件の記憶はほとんどないと記している。 被害者の苦痛を想像し反省した場面では、以下のような記述がある。 「(被害者の苦痛は)私の唯一の居場所であったネット掲示板で、私が荒らし行為によって、存在を殺されてしまった時
東京・秋葉原で昨年6月、17人が死傷した無差別殺傷事件で、殺人罪などで起訴され、公判前整理手続きが行われている元派遣社員・加藤智大(ともひろ)被告(27)と両親が、事件で負傷したタクシー運転手湯浅洋さん(55)らにあてて謝罪の手紙を送っていたことがわかった。 加藤被告は「私の罪は万死に値するもので、当然死刑になる」とつづり、同様の事件が起きないよう「(公判で)真実を明らかにしたい」と記している。 手紙は、11月6日に届いた加藤被告の弁護人からの封書に同封されていた。手紙を書いた理由を、加藤被告は「裁判は遅々として進まず、皆様の怒りも限界なのではと考え、人として謝罪すべきだという結論に至りました」とした。 さらに「皆様には夢があり、温かい家族、恋人、友人などに囲まれ、人生を満喫していたところを私がすべて壊してしまった。取り返しのつかないことをしてしまった」「私にはそういったものはなく、それら
現場付近に手向けられた花束には「安らかにお眠り下さい」などと書かれたメッセージが添えられていた=8日午前、東京都千代田区外神田、遠藤真梨撮影事件現場の交差点で手を合わせる湯浅洋さん=8日午前5時25分、東京都千代田区外神田、上田潤撮影 東京・秋葉原は8日、無差別殺傷事件から1年の朝を迎えた。7人が死亡、10人が重軽傷を負った現場にある交差点には、花束やペットボトル入りのお茶などが並べられ、道行く人が手を合わせた。加藤智大(ともひろ)被告(26)の同級生や事件の被害者らは、あの事件とは何だったのか、考え続けている。 加藤被告の小中学校の同級生の男性(26)=青森市=は、事件の1カ月半後に1人で秋葉原を訪ねたことを思い出す。 「行ったことねえ」という加藤被告を初めて秋葉原に連れて行ったのは自分だった。03年ごろ、モデルガンの店などを紹介して回った。事件はそこで起きた。その現場を、記憶に刻
秋葉原通り魔事件から1年。事件のあった交差点には花や飲み物などが供えてある=7日午後、東京都千代田区神田(中鉢久美子撮影) 17人が死傷した東京・秋葉原の無差別殺傷事件は8日、1年を迎えた。殺人罪などで起訴された元派遣社員、加藤智大被告(26)は弁護人以外の面会を拒んでいるが、弁護人によると、拘置所内では幼少時の人間関係や事件当日の行動などをつづっている。被害者や遺族は悲しみや後遺症に今も苦しんでおり、重傷を負って休職を余儀なくされたタクシー運転手の男性も「彼の口から動機を聞きたい」と願う。今月22日には、第1回公判前整理手続きが行われる。 加藤被告が勾留(こうりゅう)されている東京・小菅の東京拘置所。事件の動機や今の心境を直接聞こうと数回面会を申し込んだが、加藤被告は受付を通じて「お断りします」と拒み続けている。加藤被告の弁護人によると、複数の報道機関から申し込みがあるが、弁護人以外の面
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歩行者天国復活に対する意見を求める活動が始まり、メイドなどに扮した秋葉原案内所のスタッフが挨拶をした=26日正午、東京都千代田区 昨年6月の無差別殺傷事件以降、歩行者天国が中止となっている東京・秋葉原で26日、買い物客らにホコ天復活の賛否や意見を募集する活動が始まった。 秋葉原の無料案内所を運営する会社などが、JR秋葉原駅近くのテントで、買い物客らから意見を募集。寄せられた意見は、警視庁万世橋署と千代田区に提出するという。防犯カメラを設置する費用に充てるための募金活動も行っている。 意見の募集は28日まで。午前11時~午後5時。
東京・秋葉原の無差別殺傷事件で東京地裁(高麗邦彦裁判長)は31日、殺人と殺人未遂、公務執行妨害、銃刀法違反の罪で起訴された元派遣社員、加藤智大(ともひろ)被告(26)の審理について、迅速な裁判進行を実現するために初公判前に争点や提出する証拠を絞り込む公判前整理手続きを適用することを決めた。 起訴状によると、加藤被告は6月8日午後0時半ごろ、東京都千代田区外神田の歩行者天国の交差点にトラックで突入。通行人5人をはねた後、ダガーナイフで12人を切りつけ、7人を殺害、10人に重軽傷を負わせた。取り押さえようとした男性警察官にもナイフで切りつけるなどした。
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