ハイビスカスの花に止まるハチ。独南西部ルートビヒスブルク(Ludwigsburg)で(2013年9月3日撮影、資料写真)。(c)AFP/THOMAS KIENZLE 【1月17日 AFP】欧州議会(European Parliament)は15日、ハチミツに含まれる花粉がハチミツの原材料ではなく、元々の成分であるとする定義で合意した。複数の環境団体は、この取り決めが遺伝子組み換え作物の普及を促進するものとして批判している。 欧州議会の声明によると、花粉を原材料ではなくハチミツの天然成分と定義する採決では、賛成が430、反対が224だった。 採決の結果、遺伝子組み換え生物(GMO)含有量に関する現行のEUの規定に従い、GMOの花粉については、ハチミツの内容量の0.9%を超える場合にのみ容器への表示が義務付けられることになった。 しかし声明によると、花粉の含有量が0.5%を超えることは通常では