「MEC食」によるダイエットに注目が集まっている。「MEC食」とは、肉(Meet)、卵(Egg)、チーズ(Cheese)をたっぷり食べようという考え方が基本だ。これら食材の頭文字を取って「MEC食」と呼ばれている。 提唱しているのは、「こくらクリニック」(沖縄県那覇市)院長の渡辺信幸医師。これまで4000人を超える患者のダイエットを成功(成功率90%以上)させ、肥満や生活習慣病を改善・完治させている。 MEC食は、一見すると高コレステロール・高脂肪で、太りそうなイメージの食材ばかりだ。しかし、実践してみると、自然と主食やお菓子(炭水化物)の割合が少なくなり、糖質制限できることがわかる。 「MEC食」については、取り組み方や体質の個人差もあって、ダイエット方法としての賛否はある。しかし、「MEC食」を地でいく食文化のフランスに目を向けると、なるほど、たしかにこれは痩せそうだ、とうなずける面も