最低賃金法の改正案が、国会で審議されている。労働組合などからは「これではワーキングプア対策にならない」「最賃を一律時給1000円に引き上げろ」などの要求が強い。しかし当ブログでこれまでにも説明したように、最賃規制は労働需要の不足をまねき、失業を増やすおそれが強い。 今回の改正のポイントは、生活保護との「整合性」だが、具体的な金額は規定されておらず、実効性は疑わしい。根本的な問題は、生活保護が働かないで貧しい人を対象にしており、働いても貧しい人を救済する制度がないことだ。働くより生活保護を受けたほうが高い所得を得られ、少しでも働くと生活保護の支給が打ち切られることが、労働のインセンティブをそいでいる。 この問題の解決策も、フリードマンが45年前に提案している。負の所得税である。これは課税最低所得以下の人に最低所得との差額の一定率を政府が支払うものだ。たとえば最低所得を300万円とし、ある
GraphvizでER図を書く方法(その2) http://d.hatena.ne.jp/T-ABYSS/20070302/1172815082 どうもしっくりくるER図を書くツールがないので、 ここを参考にGraphvizで書いていました。 なかなかいいなあと、思ってたんだけど、 やっぱり全部手で書くのはめんどいので、 ActiveRecord::SchemaDumperを改造して、 dotファイルを生成するプラグインを作ってみました。 http://youhei.s276.xrea.com/er_diagram.tar.gz 出力はこんな感じ。Flickrぽい色にしてみました。 使い方はvendor/plugins以下にファイルを置いて、 % rake doc:er_diagramとするだけです。doc以下にGraphviz用のdotファイルがつくられます。 注意! かなり適当につくっ
先日米国で幾つかの技術系セッションに参加したのだが、その折に感じたことを書いてみる。 日本で技術系のセッションに参加すると、聴衆は結構皆行儀が良いというか、大人しくきちんと話を聴いている。 ただし余り反応もなく、話に関心があるのかないのか、賛同しているのかどうかが、比較的分かりづらい (他人のことは言えないのだが)。 反応なくじっと聴いているので、うけなかったのかと思うと、事後のアンケート結果が割と良かったりする。 それに対して、米国のセッションでは、全然雰囲気が違う。聴衆のセッション中の反応が実に豊かだ。賛同の声を上げたり、途中で拍手したり、ジェスチャーで表現したり、質問したり、ちゃちゃを入れたり、頷いたり。 また、ジョークが当然のように入り、聴衆はきちんとジョークに反応する。 どうやら、聴衆の方にもセッション自体の価値を上げる責任がある、と考えているようなのだ。 特に感じたのが、よく質
RailRoad is a class diagram generator for Ruby on Rails applications.RailRoad is a class diagrams generator for Ruby on Rails applications. It's a Ruby script that loads the application classes and analyzes its properties (attributes, methods) and relationships (inheritance, model associations like has_many, etc.) The output is a graph description in the DOT language, suitable to be handled w
高卒詐称し潜り込み採用の職員200人 大阪市 大阪市環境局の職員約3700人のうち約200人が、大学や短大を卒業しているのに「高校卒業」などと偽り、採用されていたとは驚きである。高卒限定という基準は高卒者の公務員採用チャンスを担保する意味らしいが、元々は学生運動家のオルグを排除するのが目的だったようである。それは兎も角、日本は人材の需給のミスマッチによって国富を失っているという事実である。 日本は世界で最もブルーカラーとホワイトカラー或いは高卒と大卒の賃金格差の小さい国であり、そのことについて私は過去に何度も「それは素晴らしいことである」と絶賛し続けてきた。今もそれが素晴らしいであるという確信は揺るがない。しかし大学を卒業してもロクま就職先がなく、大学を卒業した者が単純労働に従事することによる国益は無視できない。 「高給現業公務員」が存在するから、このような国益にマイナスが生ずるという仮定
とりあえず左派の人は、現実の「世間」に対して行動するなら、自分たちがもはやほとんどの人にとっては蛆虫以下の気持ちの悪い存在、もしくはカルト宗教団体以下の危険物でしかないということを自覚して行動したほうがいいかもしれない。いやこれイヤミじゃなくて、真面目な話、そのくらいの謙虚さ(?)もしくは開き直りって必要かも。「正義だから勝つべき、勝てるはず、理解してもらえるはず」という幻想はいい加減捨てよう。現職への批判票をどこまで集められるかとか、選挙にかこつけて自分たちの主張をしたいだけならいいけど、勝ちたいのなら「正しさ」を掲げて戦うことはやめたほうがいいんじゃないか。それを「正義」と考えてるのは自分と自分と話の合う仲間だけだと考えたほうがいいんじゃないか。自分たちに同調しない人たちが皆バカなわけでもだまされているわけでもなく、むしろ左派の自分たちにとっては「悪」としか思えないようなこと、左派の自
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