タグ

スピントロニクスに関するyuisekiのブックマーク (13)

  • JAIST、スピン軌道相互作用によるトランジスタの実現に近づく成果を発表

    北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)は、GaAs系化合物半導体を用いたスピン工学デバイスの開発研究において、スピン軌道相互作用を利用するスピントランジスタの実現に大きく近づく高効率スピン注入実験と、まったく新しい半導体スピン工学デバイスの基礎となる新構造の作製に成功したと発表した。 成果は、同大 マテリアルサイエンス研究科 山田研究室 日高志郎博士後期課程、ナノマテリアルテクノロジーセンター 赤堀誠志助教らよるもの。高効率スピン注入実験の成功に関する詳細は、「Applied Physics Express」掲載された。また、スピンデバイス用新構造作成に関する詳細は、「Journal of Applied Physics」に掲載される予定。 シリコン半導体のプロセス微細化の限界が見えてきた現在、次世代半導体として期待されるものの1つとして、半導体スピンデバイスがある。その中の1分野として

    JAIST、スピン軌道相互作用によるトランジスタの実現に近づく成果を発表
  • 共同発表:電場で制御可能なナノスケールのスピン渦(スキルミオン)を発見(超低消費電力な次世代の演算・磁気メモリ素子に道)

    研究成果のポイント 電子のスピンが作るナノスケールの渦構造(スキルミオン)を絶縁体中で初めて観測 絶縁体中のスキルミオンが電気分極(正負の電荷の組が整列した状態)を誘起しており、エネルギー損失を伴わずに電場で制御可能であることを発見 エネルギー効率の高い、新しい電子の制御方法を提案する成果であり、スキルミオンを情報担体とした、超低消費電力な次世代の演算・磁気メモリ素子の実現に道 <概要> 最先端研究開発支援プログラム(FIRST)課題名「強相関量子科学」(中心研究者:十倉 好紀)の事業の一環として、東京大学 大学院工学系研究科の関 真一郎 特任助教・石渡 晋太郎 特任准教授・十倉 好紀 教授と理化学研究所 基幹研究所の于 秀珍 特別研究員の研究グループは、ナノスケールのスピン渦(スキルミオン)が電場で制御可能であることを発見し、超低消費電力な演算・磁気メモリ素子の実現に向けた新しい道筋を

  • 東北大ら、スピントロニクス実現のキー「ラシュバ効果」は界面で発生と究明

    東北大学は4月6日、次世代のスピントロニクスデバイスの動作メカニズムとして注目されている「ラシュバ効果」が、半導体と金属の界面(接合面)で起きていることを突き止めたと発表した。 成果は、東北大学大学院理学研究科大学院生の高山あかり氏、東北大学原子分子材料科学高等研究機構の高橋隆教授、大阪大学産業科学研究所の小口多美夫教授らの共同研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、4月11日付けで米化学会誌「Nano Letters」に掲載される予定。 近年、電子情報機器の小型化、高速化、省エネルギー化に伴い、「スピントロニクス」技術を用いたトランジスタやダイオードなどのデバイス(素子)の開発が精力的に行われているのはご存じの方も多いはずだ。 スピントロニクスとは、電子のスピンの上向きと下向きの状態を、デジタル信号の「0」と「1」に置き換えて信号処理を行う仕組みが根幹にある技術である。電子スピンは応

    東北大ら、スピントロニクス実現のキー「ラシュバ効果」は界面で発生と究明
  • 新しい二次元トポロジカル絶縁体の発見 - プレスリリース - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部

    発表者 平原 徹(東京大学大学院理学系研究科物理学専攻 助教) 長谷川 修司(東京大学大学院理学系研究科物理学専攻 教授) 木村 真一(分子科学研究所  准教授) 発表概要 東京大学大学院理学系研究科の平原徹助教と長谷川修司教授、分子科学研究所の木村真一准教授は、ドイツユーリッヒ研究所と共同で、二次元トポロジカル絶縁体であると理論的に予言されていたバイレイヤー(2原子層)ビスマスの実験的作成に世界で初めて成功しました。 今回の発見により原子1、2層の厚さのナノデバイスや低消費電力スピンデバイス、次世代の量子コンピューター開発の研究が大きく進展するものと期待できます。 発表内容 1. これまでの研究でわかっていた点 近年、金属・半導体・絶縁体・超伝導体といった従来の固体の分類の枠に収まらないトポロジカル絶縁体(注1)(図1)という物質が注目を集めています。 普通の絶縁体は電圧をかけても電流が

  • 2次元トポロジカル絶縁体を開発!ナノテク・スピントロニクスへ応用可能 : サイエンスジャーナル

    科学大好き!アイラブサイエンス!最近気になる科学の疑問を、やさしく解説!毎日3分読むだけで、みるみる科学がわかる! 2次元トポロジカル絶縁体 東京大学大学院理学系研究科の平原徹助教と長谷川修司教授、分子科学研究所の木村真一准教授は、ドイツユーリッヒ研究所と共同で、二次元トポロジカル絶縁体であると理論的に予言されていたバイレイヤー(2原子層)ビスマス(Bi・Bi2Te3)の実験的作成に世界で初めて成功した。 近年、金属・半導体・絶縁体・超伝導体といった従来の固体の分類の枠に収まらないトポロジカル絶縁体という物質が注目を集めている。 普通の絶縁体は電圧をかけても電流が生じないが、トポロジカル絶縁体では物質の中身は絶縁体状態であるにもかかわらず、その表面や端では普通とは異なる特殊な金属状態が実現して、そこだけ電流が流れるといわれる。この端の電子は質量を持たず、スピン(電子の自転)をそろえて動き回

  • 東北大など、音波からスピンの流れを創り出すことに成功 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    東北大学(東北大)などによる研究グループは、音波を注入することでスピン(磁気)の流れを生成できる手法を発見した。同手法を用いることで、従来はデバイスの基板などにしか用いられてこなかった非磁性の絶縁体材料からも電気・磁気エネルギーを取り出すことが可能になり、スピントロニクスデバイスの設計自由度の向上や、環境負荷の小さな省エネルギー電子技術開発へとつながることが期待される。 同成果は、同大大学院後期博士課程3年の内田健一氏、同大金属材料研究所の齊藤英治教授(日原子力研究開発機構先端基礎センター客員グループリーダー兼任)、日原子力研究開発機構(JAEA)先端基礎研究センターの前川禎通センター長および独カイザースラウテルン工科大学らによるもので、英国科学誌「Nature Materials」(オンライン版)に掲載された。 次世代電子技術である「スピントロニクス」の機能の多くは現在、電流のスピン

  • 東大など、単一電子を周囲の電子から孤立させて移送・検出する技術を開発 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    東京大学(東大)大学院工学系研究科の樽茶清悟教授と山倫久助教らの研究グループは、単一電子を周囲の電子から隔離したまま長距離伝送させて検出する技術および相関のある2電子を空間的に分離する技術を開発したことを発表した。同成果は、仏グルノーブルのニール研究所、独ボーフム大学との共同研究によって達成されたもので、2011年9月21日(英国時間)に英国科学雑誌「Nature」(オンライン版)で公開された。 量子力学の原理に基づいて情報の操作や伝送を行う量子情報処理は、盗聴の恐れがない量子暗号器、従来の計算機に比べて桁違いの処理能力を有する量子計算機(コンピュータ)などへと応用できることから、次世代の技術として注目を集めている。量子情報の基単位である量子ビットは、量子力学的に定義される二凖位系(2つの状態を基底とする系)がそれに相当し、中でも、集積化が可能な固体中の電子スピンは電子の自転の方向に対

  • 音波から磁気の流れを創り出すことに成功 - 省エネルギー・新機能電子デバイス技術開発に道 -

    <発表のポイント> 音波からスピン(磁気)の流れを生成できる新しい手法を発見 この手法を用いれば、金属・絶縁体、磁性体・非磁性体を問わずあらゆる物質から電気・磁気エネルギーを取り出すことが可能に 材料選択や素子構造の自由度が大幅に広がり、省エネルギー電子情報デバイスへの応用に期待 東北大学大学院後期博士課程3年の内田健一氏、東北大学金属材料研究所の齊藤英治教授(日原子力研究開発機構先端基礎センター客員グループリーダー兼任)、日原子力研究開発機構先端基礎研究センターの前川禎通センター長らは、音波を注入することによりスピン注1)(磁気)の流れを生成できる新しい手法を発見しました。 近年、持続可能な社会に向けた環境・エネルギー問題への取り組みが活性化する中で、クリーンで信頼性の高いエネルギー源の開発や、電子デバイスの省電力化が求められています。電子が持つスピン(磁気)の自由度を積極的に利用す

  • 2006年 理研ニュース | 独立行政法人 理化学研究所

    理研は、研究所の紹介パンフレットや広報誌『RIKEN NEWS』など、さまざまな刊行物を発行しています。

    yuiseki
    yuiseki 2011/09/02
  • https://atmarkit.itmedia.co.jp/fsys/zunouhoudan/135zunou/stt-memory.html

  • 電子に働くスピン軌道相互作用を電気的に制御することに成功(電子スピンを使った量子計算機の開発に新展開)

    JSTはこの領域で、異種材料・異種物質状態間の接合界面を扱う研究分野の融合によってナノ界面機能に関する横断的な知識を獲得するとともに、これを基盤として界面ナノ構造を自在に制御し、飛躍的な高機能化を可能にする革新的なナノ界面技術を創出することを目的としています。 上記研究課題では、ナノギャップ電極/単一ナノ量子系(分子、量子ドット、無機ナノ微粒子など)接合作製技術の確立を行うとともに、ナノギャップ接合と単一ナノ量子系の界面構造と伝導の関係を明らかにすることを目的としています。 <研究の背景と経緯> 電子には、電荷、スピンという物理量があります。現在の電子デバイスは、電荷を使い発展してきましたが、近年、電子のスピンという上向き下向きの磁石と例えられる性質を使い、量子力学に基づいて情報の伝達や計算を行う量子情報処理を実現しようとする研究が活発です。量子情報処理は、絶対に安全な暗号技術や、莫大なデ

  • 強相関電子系 - Wikipedia

    この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "強相関電子系" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2017年5月) 強相関電子系(きょうそうかんでんしけい、英: strongly correlated electron system)とは固体物理学の用語で、物質の中でも電子どうしの間に働く有効なクーロン相互作用が強いものをこのように呼び表す。 単純な金属(銅、アルミニウム等)では電子の電荷は原子核の持つ電荷によってよく遮蔽されており、電子は金属中であたかも孤立した自由な粒子として振る舞う(一体近似が有効である)ことが知られている。このような状態を「電子相関が無視できる」

  • スピントロニクス - Wikipedia

    スピントロニクス(英: spintronics)とは、固体中の電子が持つ電荷とスピンの両方を工学的に利用、応用する分野のこと。 スピンとエレクトロニクス(電子工学)から生まれた造語である。マグネットエレクトロニクス(英: magnetoelectronics)とも呼ばれるが、スピントロニクスの呼称の方が一般的である。 これまでのエレクトロニクスではほとんどの場合電荷の自由度のみが利用されてきたが、この分野においてはそれだけでなくスピンの自由度も利用しこれまでのエレクトロニクスでは実現できなかった機能や性能を持つデバイスが実現されている。この分野における代表的な例としては1988年に発見された巨大磁気抵抗効果があり、現在ハードディスクドライブのヘッドに使われている。 スピントロニクスは、半導体素子中でのスピンに依存した電子輸送現象が1980年代に発見されたことに端を発している。これには、ジョ

  • 1