新海誠監督の「君の名は。」が現時点で興行収入150億超えのメガヒットとなっている。私は2回観た。最初はひとりで、2回目はまだ観てないという知人の付き添いで。 作品の基本情報は今さら語らないとして、本作は予告編を、いやポスターだけ見てもわかるように互いに惹かれあう男女の関係がシナリオの下敷きにある。主人公の瀧と三葉の関係のみならず、瀧と奥寺先輩、奥寺先輩に憧れる男達、テッシーとさやちゃん、三葉の両親など男女恋愛のオンパレードだ。そうなると私のような百合厨や腐男子が介入する隙間がないのかというとそうでもなく、3秒にも満たない場面ではあるが三葉が後輩(?)の女の子からラブレターをもらうシーンがあれば、瀧の友人の司が瀧(in三葉)に対して頬を染めながら「かわいかった」と言うシーンもある。いずれも本作屈指の名シーンである。 本作公開直後のSNSを覗いていると、私の観測範囲が非常に偏っているためか、「
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