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ブックマーク / monoist.itmedia.co.jp (252)

  • 「価格転嫁に応じない」企業として、ダイハツ工業、京セラなど10社の社名公開

    「価格転嫁に応じない」企業として、ダイハツ工業、京セラなど10社の社名公開:製造マネジメントニュース 公正取引委員会は、「独占禁止法上の『優越的地位の濫用』に係るコスト上昇分の価格転嫁円滑化の取組に関する特別調査」の結果公開の一環として、多くの取引先に対し協議なしに取引価格を据え置きする行為などが確認された事業者名を公開した。ダイハツ工業や京セラ、三菱ふそうトラック・バスなど10社が挙がっている。 公正取引委員会は2024年3月15日、「独占禁止法上の『優越的地位の濫用(らんよう)』に係るコスト上昇分の価格転嫁円滑化の取組に関する特別調査」の結果公開の一環として、多くの取引先に対し協議なしに取引価格を据え置きする行為などが確認された事業者名を公開した。ダイハツ工業や京セラ、三菱ふそうトラック・バスなど10社が挙がっている。 公正取引委員会では2023年5月から「独占禁止法上の『優越的地位の

    「価格転嫁に応じない」企業として、ダイハツ工業、京セラなど10社の社名公開
  • 6Gで採用される4つの新技術とは、サブTHz帯とNTNに加えAI活用が最大のテーマに

    6Gで採用される4つの新技術とは、サブTHz帯とNTNに加えAI活用が最大のテーマに:製造業IoT(1/2 ページ) キーサイト・テクノロジーが、次世代移動体通信規格である「6G」の特徴や今後のロードマップについて説明。6Gでは4つの新技術が採用されることになるという。 キーサイト・テクノロジー2023年1月13日、東京都内で会見を開き、次世代移動体通信規格である「6G」の特徴や、今後どのようなロードマップで開発が進められるかについて説明した。規格策定団体の3GPPは、既に調査研究やテストベッドを開発しており、2025年から規格の策定作業がスタートする計画だが、この6Gのショーケースとして2025年に大阪で開催される日国際博覧会(大阪万博)や2028年のロサンゼルスオリンピックが想定されているという。 会見に登壇したのは、同社で6Gプログラムマネージャーを務めるロジャー・ニコラス(Ro

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    yuiseki
    yuiseki 2023/07/09
  • Linuxでハードリアルタイムを実現するもう1つの選択肢「Xenomai」

    今回ご紹介するリアルタイムOS(RTOS)「Xenomai」は、実は連載第27回にちょこっと名前が出ている。第27回では、Linux上でハードリアルタイム環境を提供する「RTAI」を紹介したのだが、このRTAIと一時期は開発がマージされ、その後に再び分かれたのがXenomaiなのである。 ⇒連載記事「リアルタイムOS列伝」バックナンバー 「RTAI」と比べて内部構成がクリーンで移植性も高い XenomaiはGNU/Linuxのフレームワークを利用した、Linux向けのリアルタイム拡張である。それもあってプロジェクトのURLは「http://freesoftware.fsf.org/projects/xenomai/」(現在このURLにはアクセスできない)に置かれた。fsf.orgの下にあるということからもこれが確認される。Xenomaiの当初のターゲットは、いわばLinuxの上でRTOSの

    Linuxでハードリアルタイムを実現するもう1つの選択肢「Xenomai」
  • 「タイマーで故障を偽装し部品を売る」島津製作所子会社による悪質不正行為の全容

    島津製作所は、同社子会社の島津メディカルシステムズで行われていた保守点検業務に関する不正行為の内容について、外部調査委員会による調査結果を発表した。島津メディカルシステムズ熊営業所では、タイマーにより意図的に装置が故障したかのように見せかけ、保守部品を売るという不適切行為が行われていたことが2022年9月に発覚している。 島津製作所は2023年2月10日、同社子会社の島津メディカルシステムズ(以下、島津メディカル)で行われていた保守点検業務に関する不正行為の内容について、外部調査委員会による調査結果を発表した。 タイマーによりX線装置が壊れたように見せかける 島津製作所では内部通報を受け、2022年5月から社内調査を開始。2022年9月に外部調査委員会を設置し、調査を行ってきた。関係者へのヒアリングやデジタルフォレンジック調査の結果、7人の嫌疑濃厚者を特定し5件の医療機関に対する不正行為

    「タイマーで故障を偽装し部品を売る」島津製作所子会社による悪質不正行為の全容
  • LANケーブルから直接パケットを取得するワイヤタッピングプローブ

    LANケーブルから直接パケットを取得するワイヤタッピングプローブ:Black Hatでハードウェアハック!(1)(1/3 ページ) 筆者の今岡通博氏がハッカーの祭典「Black Hat」に投稿した、ハードウェアの改変を中心にしたハッキングの事例を紹介する連載。第1回は、LANケーブルからのスニッフィング(パケット取得)を可能とする「LANケーブルから直接パケットを取得するワイヤタッピングプローブ」だ。 はじめに こんにちは、連載「注目デバイスで組み込み開発をアップグレード」の筆者の今岡です。今回は、それとは別に「Black Hat」をネタにした連載記事を企画しました。 Black Hatは年に3回、北米、欧州、アジアで開催されている最大級のハッカーの祭典です。名だたるハッカーが世界中から集まり、今のサイバーセキュリティの問題点などを議論する場です。筆者はこのBlack Hatで、ハードウ

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  • 「LOVOT」のGROOVE Xを前澤ファンドが買収、社長の林氏は職務を継続

    この好調なLOVOTの事業をより強く推進し、日発の新産業として世界に向けて大きく飛躍させるべく、今回前澤ファンドの出資を受けることになったという。 ロボットに癒されるなんて想像もしなかったという前澤氏だが、「クゥンクゥンって言いながら上目遣いで近寄ってくるLOVOTに完全に心奪われた。掃除したり仕事したりするロボットではないが、こんな時代だからこそ、人をほっこり幸せな気持ちにさせてくれる存在に大きな可能性を感じている」とコメントしている。 林氏は「LOVOTのさらなる飛躍のために、ファッションやアートに造詣の深い前澤氏を株主に迎えられたことを大変うれしく思う。前澤氏の豊富な経験、人脈、資金力の下で、引き続き日発の新産業であるLOVOTを世界に発信し、テクノロジーの平和利用を促進していきたい」と述べている。 ⇒その他の「製造マネジメントニュース」の記事はこちら 関連記事 LOVEをはぐく

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    yuiseki
    yuiseki 2022/05/19
    おお
  • 欧州発の黒船か、新たなデータ流通基盤「GAIA-X」とNTTコムが相互接続実証を開始

    欧州発の黒船か、新たなデータ流通基盤「GAIA-X」とNTTコムが相互接続実証を開始:製造ITニュース(1/2 ページ) NTTコミュニケーションズは2021年4月8日、欧州が自国や地域のデータ主権の保護を目的に構想を進めているデータ流通基盤「GAIA-X」との連携を進め、相互接続を可能とするプラットフォームのプロトタイプを開発したと発表した。 NTTコミュニケーションズは2021年4月8日、欧州が自国や地域のデータ主権の保護を目的に構想を進めているデータ流通基盤「GAIA-X」との連携を進め、相互接続を可能とするプラットフォームのプロトタイプを開発したと発表した。 GAIA-Xとは 「GAIA-X」とは、2019年10月にドイツ政府とフランス政府が発表した、セキュリティとデータ主権を保護しつつ、データ流通を支援するためのインフラ構想である。欧州の企業や行政、機関、市民の権利を守るためのデ

    欧州発の黒船か、新たなデータ流通基盤「GAIA-X」とNTTコムが相互接続実証を開始
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    yuiseki 2022/04/21
  • ソニー、トヨタ、日立も重視、OSS管理の国際標準に対応せよ

    自動車業界をはじめ、製造業の製品に用いられる組み込みソフトウェアでも採用が拡大しているオープンソースソフトウェア(OSS)。このOSSを最適に管理する仕組みの構築などを支援する「オープンソース管理ソリューション」を提供する日立ソリューションズは、国際標準になったOSS管理仕様であるOpenChainの国内唯一の公式パートナーでもある。 Linuxに代表されるオープンソースソフトウェア(OSS)は、サーバやクラウドなどの大規模なITシステムで広く用いられているイメージが強い。しかし近年では、製造業が設計開発する製品に組み込むソフトウェアでもOSSの採用が拡大している。その背景には、製品の高機能化に加えて、IoT(モノのインターネット)の浸透によるネットワーク接続への対応などによって組み込みソフトウェアの規模が急激に増大していることが挙げられる。あらかじめ開発されているOSSは再利用性が高く、

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    yuiseki 2022/04/06
  • 量子アニーリング提唱者の西森氏が語る量子コンピューティングの現在

    2020年11月16~27日にオンラインで開催された「第30回 日国際工作機械見市(JIMTOF 2020 Online)」において、主催者セミナーとして東京工業大学 科学技術創成研究院 特任教授の西森秀稔氏が登壇。「量子コンピュータ研究開発の現状と展望」をテーマに講演を行った。稿ではその内容を紹介する。 2020年11月16~27日にオンラインで開催された「第30回 日国際工作機械見市(JIMTOF 2020 Online)」において、主催者セミナーとして東京工業大学 科学技術創成研究院 特任教授の西森秀稔氏が登壇。「量子コンピュータ研究開発の現状と展望」をテーマに講演を行った。稿ではその内容を紹介する。 西森氏の研究をベースとした量子アニーリング コンピュータ業界では「ムーアの法則」の終焉(しゅうえん)など現在の枠組みにおける成長の限界についての関心が高まってきている。その

    量子アニーリング提唱者の西森氏が語る量子コンピューティングの現在
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    yuiseki 2021/11/07
  • 新規無針投与デバイスを用いた新型コロナウイルス感染症ワクチンの治験開始

    ダイセルは、同社の新規投与デバイスを使用した、新型コロナウイルス感染症ワクチンの投与治験開始について発表した。同デバイスが治療に有効であることが示され、実用化されれば、より多くの人に効果的にワクチンを提供できるようになる。 ダイセルは2020年12月24日、同社の新規投与デバイスを使用した、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンの投与治験開始について発表した。 同治験は、大阪大学医学部付属病院が実施する「COVID-19 DNAワクチン(AG0302-COVID19)皮内接種の第I/II相試験」(医師主導治験)で、治験薬の皮内投与にダイセルの新規ガス式無針投与デバイス「DC-MD3A」が用いられる。 なお、ラットによる実験で、同デバイスを用いた皮内投与では、従来の筋肉内投与と比べて、5分の1から10分の1という少量のDNAワクチンで高い効果を得られることが確認できている。 治

    新規無針投与デバイスを用いた新型コロナウイルス感染症ワクチンの治験開始
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    yuiseki 2021/11/06
  • 戦略と戦術は似て非なるもの。その違いと連続性を整理しよう

    こうした状況を起こさないためには、戦略の見直しと同時に、次のような事業戦略の実行=戦術が重要となってきています。 戦略の迅速な展開と業務活動への反映 業務活動を通じた市場動向等の情報の把握と経営判断につながる兆しの的確な察知 ただし、事業戦略の実行には、戦略を策定する「経営」側と、事業戦略を実行する「業務」側との事業活動上の連携が成功のカギとなるように思われます。 そこで、今回は「経営と業務との連携」をテーマに次の点を見ていきます。 (1)企業において「経営と業務との連携」は上手く図れているのか? 連携できていないとすると、なぜ両者のギャップが発生しているのか? (2)経営と業務とのギャップを埋めるためには、どのような取り組みが必要か? 2.経営「戦略」と業務「戦術」のギャップはなぜ発生するか 2.1 マネジメントシステムの重要性 日の製造業が今後グローバルな競争に勝ち抜くためには、海外

    戦略と戦術は似て非なるもの。その違いと連続性を整理しよう
  • ガンプラは樹脂流動解析をやらない

    ガンダムのプラモデル(ガンプラ)の設計・製造の世界は、家電や産業機械とは随分と違う設計思想やカルチャーを持つ。ユニークなテーマでいつもと視点を変えることにより、モノづくりのヒラメキが得られるかも!?(編集部) 第1回で紹介したような、手の指の関節のような細やかな駆動部位をどのように成形しているのか。 「ここは私どものノウハウですから、詳しくは説明できません。ヒントは、射出タイミングと固まる温度、時間の制御。つまり材料特性と金型の作り方がポイントなんです」とバンダイ ホビー事業部 製品設計チーム マネージャー 大榎(おおえのき)直哉氏は話す。 それから、4色成形では、どうして色がまざらないのか。これもまた、上記と同様の事情だ。「4色で打てる成形機は、ここにしかありません。成形技術やノウハウもここだけのものです。混ざらないようにするのは特許で、金型の構造に工夫があります」(大榎氏)。

    ガンプラは樹脂流動解析をやらない
  • 日立がシリコン量子ビットの開発に向け前進、超伝導量子ビットを超えるか

    日立がシリコン量子ビットの開発に向け前進、超伝導量子ビットを超えるか:量子コンピュータ(1/3 ページ) 日立製作所(以下、日立)が同社の量子コンピューティング技術について説明。古典コンピュータを用いてアニーリング型の量子コンピューティングを行う「CMOSアニーリング」は事業化の段階に入っている。米中で研究開発が進むゲート型についても、シリコン半導体技術をベースとする「シリコン量子ビット」の開発で一定の成果を得ているという。 日立製作所(以下、日立)は2021年9月14日、オンラインで会見を開き、同社が開発を進めている量子コンピューティング技術について説明した。2013年から研究開発をスタートした古典コンピュータを用いてアニーリング型の量子コンピューティングを行う「CMOSアニーリング」は2020年から事業化の段階に入っており、米国や中国で研究開発が進むゲート型についても、従来のシリコン半

    日立がシリコン量子ビットの開発に向け前進、超伝導量子ビットを超えるか
  • パナソニックはSCMソリューションの協業先になぜブルーヨンダーを選んだのか

    パナソニック コネクティッドソリューションズ(CNS)社は2020年6月24日、オンラインで記者会見を開き、同社が出資を発表したBlue Yonder(ブルーヨンダー)との協業によるサプライチェーンマネジメント(SCM)ソリューション事業の方向性について説明した。 パナソニック コネクティッドソリューションズ(CNS)社は2020年6月24日、オンラインで記者会見を開き、同社が出資を発表したBlue Yonder(ブルーヨンダー)との協業によるサプライチェーンマネジメント(SCM)ソリューション事業の方向性について説明した。 パナソニックは同年5月20日、8億米ドルを投資してブルーヨンダーの株式を20%取得する資提携を発表している。2019年1月に両社技術の統合を進める協業を開始してから、同年4月に日市場向けに工場、倉庫、流通業向けSCMソリューションを提供する合弁会社の設立を決めるな

    パナソニックはSCMソリューションの協業先になぜブルーヨンダーを選んだのか
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    yuiseki 2021/03/09
  • ラズパイでRFIDを活用したトレーサビリティーシステムを構築する(その1)

    ラズパイでRFIDを活用したトレーサビリティーシステムを構築する(その1):ラズパイで製造業のお手軽IoT活用(6)(1/2 ページ) 小型ボードコンピュータ「Raspberry Pi(ラズパイ)」を使って、低コストかつ現場レベルでIoT(モノのインターネット)を活用する手法について解説する連載。第6回は、ラズパイとRFIDを活用したトレーサビリティーシステム構築のコンセプトについて解説します。 今回からは、小型ボードコンピュータの「Raspberry Pi(ラズベリーパイ、略してラズパイ)」と、電波を用いてRFタグのデータを非接触で読み書きする「RFID」を組み合わせた事例となる「トレーサビリティーのシステム化」について解説します。 ⇒連載「ラズパイで製造業のお手軽IoT活用」バックナンバー トレーサビリティーシステム構築上の課題 製造業では品質保証体制強化のため、トレーサビリティーの

    ラズパイでRFIDを活用したトレーサビリティーシステムを構築する(その1)
  • 15cm角のキューブサイズ、シンプルな見た目の小型エッジAIコンピュータ

    AI insideは2020年11月4日、エッジAIコンピュータ「AI inside Cube」シリーズから体サイズを小型化した「AI inside Cube mini」を発売した。従来機と比べて8分の1程度の体積まで小さくして、オフィスなど設置スペースが限られる場所にも導入しやすいサイズ感を実現した。アルミ製のスタイリッシュな見た目も特徴だ。 AI insideは2020年11月4日、エッジAI人工知能)コンピュータ「AI inside Cube」シリーズから体サイズを小型化した「AI inside Cube mini」を発売したと発表した。従来機と比べて8分の1程度の体積まで小型化し、オフィスなど設置スペースが限られる場所にも導入しやすいサイズ感を実現している。価格は、体代金の3万円に加えて、導入するAIソフトウェアの利用料をサブスクリプションで支払う形式になる。 AI ins

    15cm角のキューブサイズ、シンプルな見た目の小型エッジAIコンピュータ
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    yuiseki 2020/11/15
  • ラズパイとAI-OCRで生産日報を電子化する(後編)

    今回は、前回に引き続き、小型ボードコンピュータの「Raspberry Pi(ラズベリーパイ、略してラズパイ)」と、機械学習などのAI人工知能技術を活用したOCR(光学的文字認識)である「AI-OCR」を組み合わせた事例として「生産日報の電子化」をどのように実現するかについて具体的に解説します。 ⇒連載「ラズパイで製造業のお手軽IoT活用」バックナンバー 生産日報の電子化は、以下の手順で進めます。 手書きで日報を記入する 手書き日報をラズパイで読み取り、テキストデータに変換する テキストデータに変換した日報データを現場画面に表示して内容の確認をする。誤認識している部分は手で修正する 修正した箇所を機械学習して認識率を向上させる 前回は1.と2.について説明しました。今回は3.と4.について解説します。 3.テキストデータに変換した日報データを現場画面に表示して内容の確認をする OCRは1

    ラズパイとAI-OCRで生産日報を電子化する(後編)
  • 組み込みLinuxで際立つ「BusyBox」の魅力

    いかがですか? 「へぇ~、結構使われてるじゃん!」と少しは興味を持っていただけましたか? 実際に、BusyBoxが組み込みLinuxをベースとしたさまざまな機器に搭載されていることを理解していただいたところで次にいきましょう。 なぜ組み込みにBusyBoxが使われるのか? 前述の内容で、BusyBoxが組み込みLinuxをベースとしたさまざまな機器に採用されていることが分かったと思います。 次に、「じゃあ、なぜ“組み込みLinuxの世界”でBusyBoxが広く使われているの?」という疑問がわいてくるのではないでしょうか? その理由は以下の2つにあります。 ファイルサイズを削減できる コンパイル作業が簡単 これだけではイメージしづらいと思いますので、以下でもう少し詳しくこの2つについて解説します。 ファイルサイズを削減できる 組み込み機器の場合、システムファイルを格納する補助記憶装置として、

    組み込みLinuxで際立つ「BusyBox」の魅力
  • 量子コンピュータでなぜAIは進化するのか、全ての鍵は「最適化問題」

    量子コンピュータでなぜAIは進化するのか、全ての鍵は「最適化問題」:CEATEC 2017(2/2 ページ) 全ての鍵は「最適化問題」であり、この最適化問題を素早く、精度よく解くためには、量子コンピュータの活用が最適となる。D-Wave Systemsは、D-Waveマシンの新機種として世界初の商用量子コンピュータ「D-Wave2000Q」を開発した。価格は十数億円という。ロッキード・マーティン(Lockheed Marti)は航空機のバグ取りの最適化問題を解くためD-Waveの初号機を購入した。また、NASAとグーグルGoogle)が、機械学習への活用のため同コンピュータを共同購入したという。さらに、米国のロスアラモス国立研究所は、エネルギー環境分野のセクションが同コンピュータを活用している。 D-Waveの特徴は、2000qubitの量子力学的動作をするマシンであり、希釈冷凍機により

    量子コンピュータでなぜAIは進化するのか、全ての鍵は「最適化問題」
    yuiseki
    yuiseki 2020/04/26
  • リアルタイムOSとは何か、ここ最近10年の動向を概説する

    リアルタイムOSとは何か、ここ最近10年の動向を概説する:リアルタイムOS列伝(1)(1/3 ページ) IoT(モノのインターネット)市場が拡大する中で、エッジ側の機器制御で重要な役割を果たすことが期待されているリアルタイムOS(RTOS)について解説する連載。第1回は、リアルタイムOSのここ最近10年の動向について概説する。 リアルタイムOS(RTOS)は、組み込み向けシステムにおいて、既に欠くことができない重要なコンポーネントになっている、と言うと「えー」という声も聞こえそうだが、事実そういうポジションにある。 RTOSとは何か、という話は3年ほど前にもTechFactoryで一度書かせていただいているが、要するに組み込み向けに最適化した(特にリアルタイム応答性能を重視した)軽量なOSである。 先述の記事では、以下の7つの特徴をご紹介した。 複数スレッド(タスク)の並行動作が可能 最

    リアルタイムOSとは何か、ここ最近10年の動向を概説する