自慢じゃないけれど、日常的に「インターネット」に接している時間は長いほうだと思ってる。数々のニュースサイト&アプリをチェックし、はてなブックマークのホッテントリを巡回し、大量のブログを購読している。……いや、マジで自慢にならないっすね、これ。 そうやって大量の情報に触れていれば当然、過去にどこかで読んだような話題だったり、まったく参考にならない内容だったり、他人同士が罵り合っているだけのやり取りだったり――のどうしようもない情報も、当然のように目に入ってくる。 けれどそれ以上に、有益な情報だって少なくない。ネットで最新の飲食店を知り、話題の映画を知り、マイナーだけど魅力的な作品を知る。それらは心躍る情報であると同時に、どこかの誰かが自信を持って「おすすめ」してくれた、「当たり」である可能性も高いのです。 しかしその一方では、そういった誰かの「おすすめ」ばかりを摂取するようになってしまい、偶