今は赤坂にオフィスを構える坂本圭介。バルセロナやレアル・マドリーの育成キャンプを誘致する(株)イープラスユーの代表取締役でもある。 「私たちはサバデルで、日本の子供たちを受け入れる体制を 作っているところです。将来、サバデルで5、6人の日本人選手が プレーする時代が来てもおかしくないですよ」 坂本圭介(スペイン2部・CEサバデルのオーナー) しばしばメディアでは、第一報が間違っていたがために、事実とは異なる情報が一人歩きし、それが定着してしまうことがある。スペイン2部、サバデルのオーナーに関するニュースが、まさにそうだった。 2012年6月、スペインの複数の新聞が次のニュースを報じた。 「日本人投資家グループがサバデルの買収に動いている」 日本の一部のスポーツ新聞も、それを翻訳する形で記事にしている。実際に7月に買収が完了したときも、「日本人投資家グループがクラブの株の51%を取得した」と
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