我が技術で開発した初の静止軌道衛星「天理眼(チョルリアン)が27日に、打ち上げに成功した。教育科学技術部(教科部)は、「天理眼は午前6時41分(韓国時間)、南米フランス領、ギアナのクールー宇宙センターで打ち上げられた」と明らかにした。フランスの発射体「アリアンー5ECA」に搭載されて打ち上げられた天理眼は午前7時19分ごろ、オーストラリアのドンガラ地上局との交信に成功した。 天理眼は、韓国電子通信研究院(ETRI)が開発した通信用アンテナと海洋及び気象観測用カメラをそれぞれ1台ずつ搭載している。今回の打ち上げの成功により、韓国は世界で10番目に通信衛星を開発した国となった。また、世界で7番目に独自の気象衛星を保有することになっただけでなく、静止軌道衛星としては世界初の海洋観測衛星を運営することになった。 同日、クールー宇宙センターで打ち上げを見守った天理眼衛星打ち上げ管理団は、衛星の交信事