消費増税、秋の臨時国会前判断=橋本政権の教訓参考−菅長官 消費増税、秋の臨時国会前判断=橋本政権の教訓参考−菅長官 菅義偉官房長官は28日午前、フジテレビの番組で、2014年4月に予定される消費税率の8%への引き上げについて、「(9月)9日に(4〜6月の国内総生産=GDP)改定値が発表される。それ以降、秋の臨時国会前に判断する」と述べ、10月に想定される臨時国会前に安倍晋三首相が最終決断するとの見通しを示した。 〔写真特集〕「消費税」 怒りの軌跡〜導入そして増税〜 菅長官は税率引き上げの判断に関し、「デフレ脱却は安倍政権にとって一大事業だ。安易に決めるのではなく、ありとあらゆる(経済)指標、可能性を国民に示した方がいい」と指摘。「官僚は既成事実をつくり(引き上げを)判断せざるを得ない仕組みをつくる。それを今、私はぶち壊している」と述べた。1997年の橋本政権時の消費税率引き上げ後、税収が