早稲田大学、先進理工学研究科 物理学及応用物理学専攻 森島研究室所属の古川翔一さんが今回発表したのは、「Audio-Visual Synchronizer」という技術の実験映像だ。 古川さんいわく、動画では字幕よりも音声による吹き替えの方が情報を多く伝えることができ、吹き替えの需要が多くなっている現状があるとのこと。 たしかに、外画を見る際、字幕は演者の生声による演技を楽しむことができるが、実際、字幕に注意がいってしまい、映像への注意力が散漫になってしまう実体験がある。なので、最近海外ドラマなどはもっぱら吹き替えしかボクは見ていない。 古川さんによると、外国語のセリフを吹き替え台本にする際、ブレスや尺合わせ、口合わせなどを意識し、非常に高度な翻訳技術、台本を書く技術が必要になるという。 たとえば、「アナと雪の女王」の主題歌「レット・イット・ゴー」では、本来の歌詞と元動画である「go~」の口
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