求めよ國債興亞の力 「防衛費を増やせ」と言いつつも「増税はするな」と言っている人間がいるが、その者達が財源として主張しているのが国債である。 謂わば「自国建て国債は破綻しない」ということを言っているのだが、実は同じロジックを過去にも言っていたのが大日本帝国だ。 「求めよ國債興亞の力」 このキャッチフレーズの脇に書いてある文言に「金も国内で調達できるから多額の国債を発行しても経済の基礎が揺らぐ心配なんか全然ない」と言いきっているのだ。 「政府の赤字は国民の黒字」と言っている面々の理屈も大日本帝国と殆ど変わらない。 その結果どうなったか。臣民の多くは1946年に地獄を見ることになるのである。 そもそも平時に国防費を国債で調達しようなどと言う話自体がナンセンスだ。 財政法自体が戦時下に日銀へ国債を引き受けさせた末、1946年からの4年間で300倍もの物価高を起こした反省から生まれたものである。日
写真:白山市のフリー写真素材(松任海浜公園)より 荒れる福祉業界 介護や保育などの福祉業界が荒れ放題だ。サービス提供の事業者に従事する者が利用者に対する暴力を振るってしまう事件が起きており、障がい者福祉の世界では相模原やまゆり園事件が大きな遺恨を遺す事件となった。 一方、保育の世界もまた荒れており、裾野市では園児を虐待する事件も起きている。 こうした事件を前にして、犯人を叩くのは容易である。犯人を叩き、厳罰を望み、正義に酔いしれる。大多数の「正義の味方」達は、己が正義に酔いしれはするのだが、それで終わりだ。世の中の歪は何も解消されていない。 最も、相模原やまゆり園事件の歪が全く解消されていない延長にこそ、裾野保育園児虐待事件が続いているのではなかろうか。 裾野市の保育園児虐待事件に関し、ネットでは厳罰を望む声が高まっている。では加害者に厳罰を与えれば良いのかと言えば、ことはそう単純ではない
「また税金上がってる・・・」 住民税の決定通知が出されるこの時期、決定した税額を見て溜息をこぼす会社員は多いことだろう。 住民税というのは前年の所得に応じて引かれる金額が変化するから、今年の金額が増えたと思う人は、もしかしたら残業が多かった人なのかもしれない。 ところで徴収方法についていうと、給与所得者は特別徴収と言って、毎月の給与から天引きされるのが原則となっている。一方、個人事業主などは普通徴収によって、納付書で支払うのが基本だ。 このことから、日本の税制は個人事業主をベースに作られていることが伺える。実際には給与所得者の方が人数としても多いであろうから、現実としては特別徴収で徴収されることが普通になり、普通徴収で納付することが特別な状態になりつつある。 税の支払い率アップのため、住民税も特別徴収が原則となったことで、毎月の給与から源泉徴収されるわけであるが、時にこの源泉徴収、実は戦争
「子どもの声がうるさいからって公園を廃止してしまって良いのでしょうか?」。本紙「声のチカラ」(コエチカ)取材班に長野市民から疑問の声が寄せられた。都会では子どもの声を嫌って保育園などの用地が確保できない事例があると聞く。いったい何があったのか。現地を訪ね、関係者に話を聞いた。(牧野容光) ■「長い間ご利用いただき、ありがとうございました」と張り紙 公園は長野市青木島町大塚にある青木島遊園地。小学校の体育館一つ半ぐらいの広さで閑静な住宅街にある。記者が初めて訪れた11月中旬はツツジやケヤキが見事に紅葉していたが、遊び回る子の姿はなかった。 ふとフェンスの張り紙を見ると「青木島遊園地は、令和5年3月31日をもって廃止いたします」とあった。市役所が作った張り紙だ。原状復旧工事のため今月ごろから閉鎖するとし「長い間ご利用いただき、ありがとうございました」と結んでいた。 ■多くの子どもたちにが遊ぶ公
今さら開通しても遅い 写真:新幹線のフリー写真素材より しかしながら、2022年の今、リニア新幹線が必要な時代なのかということ。それ自体が既に怪しいと言って良いだろう。 結論から言えばリニア新幹線が必要な時代というのは、既に終わっている。リニア新幹線は遅くとも2009年には完成していなければ、ほぼ無意味な存在であった。 2010年以降、そして2020年以降では交通の在り方、そして働き方に大きな変化が生まれている。 特に2020年以降いの働き方の変化はリニア新幹線は愚か、普通の新幹線すら需要減になる。特にビジネス利用の減少がJR東海にとっては痛いものになるだろう。 そして、その流れは今後も大きくは変わらず、需要の上限値が下に下がった状態になっている。 また、最近開通した西九州新幹線にも言えることだが、そもそも新幹線は日常乗る乗り物では無い。人口減少かつ格差拡大時代に於いて、日常乗らない乗り物
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><div class=\"naka6-banner\" style=\"margin:0 0 15px;\">\n<p style=\"display:block;margin:0 auto;\"><a href=\"https://www.asahi.com/special/bucha/?iref=kiji_bottom_banner\" style=\"display:block;\"><img src=\"https://www.asahicom.jp/special/bucha/images/banner/bucha-tokusyubanner_660x100.jpg\" alt=\"ウクライナ侵攻
賃金アップと企業誘致しかない 佐賀県が新幹線を必要としない限り、長崎新幹線は永久リレー方式となるだろう。 新幹線が経済効果を期待することを期待しての前倒し開業も、開業から一定期間経過後、それは逆効果となるであろう。 JR九州は長崎本線の肥前鹿島~長崎間の非電化を決定してしまった。 まだ電化設備を残したまま、新幹線と特急を残してどちらの方が客を乗せるかの実証実験でもすれば良かったものを、電化設備も排してしまったのであるから、長崎が旅行先の候補から外れるか、或いは高速バスに客を取られるかの未来しかない。もしかしたら新大村駅で空港から来た客が乗るという可能性はあるが、それはいかほど期待できるであろうか。 長崎市は深刻な人口流出が続いているが、新幹線によって長崎市の課題が解決されることはない。 長崎市の問題を解決する手段は新幹線ではなく、賃金アップと企業誘致である。 画像:長崎市企業立地ガイドブッ
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