【山崎聡】米国・シアトル発祥のコーヒー店チェーン「タリーズコーヒー」が、鳥取県米子市の鳥取大学医学部付属病院の外来ホールに出店する。病院の公募に応じ、選定された。タリーズコーヒーは、鳥取を除く46都道府県に店舗があり、県内進出で全国制覇となる。契約などが順調に進めば、来年4月オープンの予定。 タリーズコーヒージャパン(東京都)によると、全国の店舗数は今年4月末現在で513店。4月に沖縄に出店したことで、47都道府県で店舗がないのは鳥取だけになっていた。 同病院の説明では、出店先は病院1階の外来ホールに面した一角で、店舗の広さは約20平方メートル。入り口の近くの場所で、患者や教職員、学生をターゲットにしている。7月4日に運営事業者の公募を始め、3件の応募からタリーズコーヒーを選定したという。