近年頻繁に行われるテレビシリーズの打ち切りが、米国内で視聴習慣に大きな影響を与えているようだ。米Varietyが伝えている。 データ分析会社YouGovの調査によると、次に観るドラマを探す米視聴者にとって重要な決め手となるのは、シリーズが完結済みであること。米国成人の4分の1が「配信オリジナル番組のフィナーレを待ってから観始める」らしく、その主な理由として「物語が未解決のまま打ち切りになる可能性への懸念」(27%)や、「クリフハンガー後に次のシーズンを待ちたくない」(24%)との意見が挙がっている。また、シリーズ完結を待つ派の半数近くは、ビンジウォッチ(一気見)を好む傾向にあるという。 さらに、米国人の46%が観始める前にシリーズの完結を待つことがある、との調査結果も出た。これに同意する回答は18歳~34歳の年齢層に最も多く、25%が「常にある」、34%が「時々ある」と回答している。また、